【ヴァンガード】 「モグモグ娘 シーヤ」評価
モグモグ娘 シーヤ
評価:4/5
【自】:このユニットが《R》に登場した時、【コスト】[SB①]することで、あなたの山札を上から1枚見て、ユニットのいない《R》にコールするか、手札に加える。手札に加えたらあなたの手札から1枚選び、捨てる。
トップコールorハンドウォッシュ
cip能力でデッキトップを確認し、空いている《R》にコールするか、手札に加え、その後手札を捨てるハンドウォッシュを選択できる能力ですね。
「Astesice カイリ」の能力でコールする事でスタンド状態の《R》を1面増やし、5パンを行えるようになります。
オーダーやトリガーであれば手札に残しておくこともできますし、ハズレを引いても問題ない点が良いです。
またG1ユニットなので「Astesice ナナミ」で蘇生できますし優秀ですね。
欠点はパワー3000と非常にパワーが低い点。
能力の使用にSBを必要とし、「Astesice カイリ」とコストが競合している点です。
パワー3000なので、G2ユニットをブーストすれば一応、最低限の要求値にはなりますね。基本的には能力使用後は手札に戻すでしょうし、そこまで問題ではないかな?
ソウルコストの方は恐らくcip能力でのSC要員等が居るでしょうし、どの程度ソウル供給能力があるか次第ですね。
総括
アドバンテージの稼げるバウンス対象が見えれば~等と言っていたら早速見えました。
能力もイラストも良いですね。
人魚縛りが解けたことで犬耳少女も自然と出せるようになりましたし、実に良い。
効果の方はcipでのトップコールorハンドウォッシュです。
有用なユニットであればコールできますし、オーダーやトリガーのような場に出せないカードであれば手札に引き込めます。
バウンスして使い回したくなる性能ですが、使い切りでも採用できそうな性能ですね。
【ヴァンガード】 「還魂転生の刀神 三日月宗近」「命と魂の料理人 ナチョス」「堅氷に封じる冷地の看守 コキュートス」評価
還魂転生の刀神 三日月宗近
評価:3/5
【起】【《R》】:このユニットと同じ縦列にあなたの他のユニットがいるなら、【コスト】[手札から1枚捨てる]事で、そのターン中、このユニットがアタックする際、相手の前列のユニットすべてとバトルする。
【自】【《R》】:あなたのターンに相手のリアガードが退却した時、あなたのヴァンガードを1枚選び、そのターン中、パワー+5000。
前列全てとバトル
モンストも幾つか存在する前列全てとバトルを行える能力ですね。
他のユニットn枚以上やペルソナ条件ではありませんし、CB、SBを消費しない点は良いですね。
能力使用の条件そのものは緩い感じです。
能力は強いのですが、 ハンドコストが少々ネックですね。
モンストは手札交換は出来ても手札消費を抑えたり、手札を増やす手段に乏しいので、コストで手札を持っていかれるのは重く感じます。
また素のパワーが9000しかない点も気になりますね。
どのようにライン形成をしても奇形ラインになってしまうので、折角の前列攻撃の魅力が落ちます。
まぁ、《V》パンプする置物がおまけで持っている能力と考えれば、使い易い部類かな。
退却反応《V》パンプ
能力②は退却反応の《V》パンプ。
自ターン中であれば、メインフェイズ・バトルフェイズを問わないので、自身の能力を絡めアタックによって相手のユニットを退却させるだけで発動しますし、バトル前に除去効果を使用しても発動します。
ターン制限が無いので、自身の能力等で相手のユニットを複数枚退却させる事ができれば、その都度発動する点も優秀ですね。
一度に複数のユニットを除去できる「因果律の悪魔 ラプラス」と相性が良いです。
総括
相手ユニットの退却時に《V》をパンプする能力と、それを誘発するための前列攻撃を備えたユニットです。
天下五剣被り再び。
能力はどちらも優秀ですね。
手札を消費してしまう点と、低パワーなこのユニットのアタックに依存している点がネックですが、《V》を殴りながら最大で2枚のユニットを退却させる事ができます。
能力②は相手ユニットを退却させることで発動する《V》パンプ。
自身の能力①と噛合っており、「因果律の悪魔 ラプラス」のような除去能力を持った《V》用ユニットとも相性が良いです。
モンストは除去が得意なので、どの軸にも採用を検討できますね。
命と魂の料理人 ナチョス
評価:2/5
【自】【《R》】:このユニットがブーストした時、相手のリアガードが3枚以上なら、そのバトル中、このユニットのパワー+5000。
相手《R》数依存自己パンプ
ブースト時に相手のユニットが3枚以上なら、パワー13000でブーストできる能力ですね。
能力自体は悪くないと思います。
条件が少々変わった「智の八犬士 犬坂毛野」ですね。
ただその条件が宜しくありません。
相手の《R》数を参照するのである程度相手にコントロール可能ですし、除去の得意なモンストで相手《R》3枚以上を条件とするのはアンシナジーな気がします。
総括
第二の「智の八犬士 犬坂毛野」です。
13000でブーストを行えるので悪くはないのですが、 条件が相手依存なので少々扱い難い印象です。
モンストは除去が豊富なので3枚以上ではなく、3枚以下であれば使い易かったのですが、残念です。
堅氷に封じる冷地の看守 コキュートス
評価:3/5
【自】【《R》】:このユニットがアタックした時、【コスト】[SB②]することで、相手のリアガードを1枚選び、そのターン中、インターセプトできない。選ばれたユニットは次の相手のスタンドフェイズに【スタンド】できない。
インターセプト封じ
SB②を支払い相手《R》1枚のインターセプトを封じる能力ですね。
「天真爛漫の天空神 オニャンコポン」メタ。
インターセプトが行えなくなるので、単純に5000ガード分削れます。
「天真爛漫の天空神 オニャンコポン」のようにインターセプト時に何かをするユニットを無力化する事ができる点も良いですね。
インターセプト時にシールドが増えるタイプのユニットも居ますし、見た目の印象以上に活躍の場がありそうです。
コストのSB②は高い気がしますが、モンストはSCがそこそこ得意ですし、パラライズとセットなのでお得ですね。
パラライズ
インターセプト封じに加え、パラライズも付いています。
イメージ的には麻痺と言うよりは凍結でしょうか。
インターセプトできず、スタンドもできないとなると、事実上《R》1枚を無力化しているようなものですね。
スタンドできないのでアタックできませんし、当然アタック・ガードを伴う能力の使用やレストコストの能力も使用できません。
これでSB②ならばお安いですね。
総括
単体を凍結させ動きを封じる能力を持ったユニットです。
SB②と若干コストが重いですが、《R》1枚をスタンドできず、インターセプトもできない、ほぼほぼ張り替え必須の状況にする事ができます。
スタンドを封じる事でアタックやアタック時に発揮する能力、レストコストの能力を封じ、インターセプトを封じる事でガード時に発動する能力も封じる事ができ、見た目の印象以上に拘束力が強いです。
ソウル供給手段さえ確保できれば、どんな軸にでも差し挿む余地がありそうです。
【ヴァンガード】 「Astesice カイリ」「Astesice キヨラ」「Astesice ナナミ」評価
Astesice カイリ
評価:3/5
【自】【《V》】:このユニットがアタックした時、【コスト】[SB①]することで、あなたのリアガードを2枚まで選び、手札に戻す。
【自】【《V》】:このユニットがアタックしたバトル終了時、このターンにあなたがペルソナライドしているなら、あなたの手札から2枚まで選び、前列と後列の《R》にそれぞれ1枚ずつコールする。
《R》バウンス
アタック時にコストを支払い、自分の《R》を2枚まで手札に戻す自己バウンス能力ですね。
旧バミューダを彷彿とさせる効果で懐かしさを感じます。
コストが軽く、手軽に戻せるので、とりあえずで配置したトリガーや守護者等を用が済んだら手札に回収できる点は便利ですね。
「Astesice ナナミ」のようにcip能力持ちがあれば、それを戻して再利用する事もできます。
アタックが済んだユニットを手札に戻す事で除去や監獄送りを避ける事もできるので、悪くはないと思います。
ただライドラインのみしか見えていない状態では真価が見えませんね。
手札に戻す事が効果を発揮するカードや、使い勝手の良いcip能力持ちなど、戻すためのカードが見えてからが本番です。
これだけではアドバンテージを得られず非ペルソナターンに貧弱さを晒す事になるので、周りのカードに期待です。
せめてバウンスして自己パンプぐらいはあっても良かったのではなかろうか。
前後列に1枚ずつコール
アタック後に手札から2枚まで選び、前後列に1枚までコール。
この能力自体にはコストがありませんし、タイミングがドライブチェックの後なので、例え手札が0枚でもドライブチェックで引いたカードをコールする事で4パンを確定させる能力ですね。
一応、手札0から2枚捲って2枚ともがオーダーの場合、手札からコールする事もできませんが、概ね自身の能力①で戻したユニットが手札にあるので、対象に困る事はまずありませんね。
タイミングがアタック後なので、ドライブチェックを経て増えた手札の中から任意のユニットを選択できる点が利点ですね。
反面、ドライブチェック後にコールする為、トリガーパンプを振るタイミングが無く、【前】トリガーとは相性が良くありません。
総括
リリステTDのメインです。
事前情報通り、旧バミューダを彷彿とさせるバウンス戦術を搭載したユニットですね。
イラストも可愛いですし、良いと思います。
やはり脚はある方が良い。
ヴァンガードの人魚は概ね不自然な下肢の曲がり方をしており、見ていて違和感があったので脚付きがデフォになってくれて本当に良かった。
能力の方はSB①で《R》2枚をバウンス、ノーコストで前後列に1枚ずつコール。
バウンス時に効果を発揮するカードやcip能力元が見えない状態では非ペルソナターンのパワー不足が気に掛かります。
現状のままでは通常時はバウンスのみペルソナライド時に4パンとやや大人しい感じなので、バウンス&再配置を行う為の《R》に期待しています。
欲を言えばユニットなのだからAstesiceを並べて戦いたかったのですが、そういう動きはEarnescorrectの方になるのかな。
Astesice キヨラ
評価:4/5
【自】【《V》】:このユニットがアタックした時、あなたのリアガードを1枚選び、手札に戻してよい。
【永】【《R》】:このユニットがブーストされたバトル中、このユニットのパワー+5000。
《V》アタック時自陣バウンス
アタック時に《R》を1枚手札に戻す効果ですね。
「Astesice ナナミ」の能力で《R》にコールしたユニットを回収したり、とりあえずで配置したユニットを戻せる点は便利ですね。
監獄送りや除去対策に手札に逃げられるだけでも偉いですが、やはりcip能力に期待したい所です。
《R》ブーストされた時自己パンプ
ブーストされたバトル中、パワー15000になる能力ですね。
緩い条件で高いパワーを出せる点が偉いです。
バウンスと高パワーを併せ持っていて実にバミューダっぽい。
単騎15000+ブースト分となるので、容易に23000ラインを形成できますね。
「Astesice カイリ」の能力でラインを組んでコールする対象に最適です。
総括
TDのライドラインです。
《V》でのバウンスと《R》での自己パンプがバミューダっぽくて良いですね。
自陣バウンスは今のところ明確なバウンス対象、バウンスして美味しいユニットが公開されていないので何とも言い難いですが、「Astesice ナナミ」で《R》に出したライドコストを手札に戻せるだけでも悪くはありません。
これだけではアドバンテージを得られないので、バウンスするユニットでアドバンテージを稼いでいきたい所。
自己パンプの方は雑に優秀です。
ブーストされた時と言う緩い条件でノーコスト5000パンプを行えます。
「Astesice カイリ」のスペコがほぼ1ラインを再配置する能力なので、その際の前衛として丁度良いですね。
他の軸のメインデッキにも入る可能性がありそうです。
Astesice ナナミ
評価:4/5
【自】:このユニットが《V》に登場した時、あなたのドロップからグレード1以下を1枚選び、《R》に【レスト】でコールしてよい。
【自】:このユニットが《R》に登場した時、そのターン中、このユニットのパワー+2000。
《V》登場時G1以下を蘇生コール
《V》登場時にドロップからG1以下を蘇生コールする能力です。
タイミング的に、ライドコストで捨てたカードをそのまま釣り上げる事になりますね。
この能力のお陰で事実上ライドコストがタダになるのは良いですね。
蘇生対象がcip能力を持っていれば二度美味しいです。
G制限こそありますが、扱い易く優秀な能力だと思います。
《R》登場時自己パンプ
《R》登場時には自己パンプ。
パワー+2000され、合計パワー10000となるので、《V》裏等G3の後ろに置くのに丁度良い数値になりますね。
パンプのないG1とラインを組んで10000要求を突き付ける事もできます。
キリの良い数値になるので悪くはありません。
ただcip能力なので子のパンプを当てにして要求値を出している場合、逐一手札に戻す必要があります。
恐らくもっと使い勝手の良いcip能力持ちがいると思うので、ここに回すバウンスがあるかどうかが問題ですね。
総括
ライドコストを回収する《V》能力と、ライドラインお決まりのパンプを持つTDのライドラインです。
《V》能力が良いですね。
これだけで採用する価値があります。
《R》パンプもお手軽にパワー10000となり便利ですし、優秀だと思います。
《V》能力の使い勝手が良いので、ともすれば他の軸にライドラインとして出張する事もあるかも知れません。
【ヴァンガード】 「神の光を賜り天国を開く者 ウリエル」「天真爛漫の天空神 オニャンコポン」評価
神の光を賜り天国を開く者 ウリエル
評価:3/5
【自】【《V》】:このユニットがアタックした時、このターンにあなたがペルソナライドしているなら、あなたのソウルから望む枚数選び、ユニットのいない《R》にコールし、残りのソウルすべてをドロップに置く。
【自】【《V》】:このユニットがブーストされた時、【コスト】[CB①、手札から1枚捨てる]ことで、相手の後列のリアガードすべてを退却させる。
ソウルからスペリオルコール
アタックした時、ペルソナライドしている場合、ソウルから望む枚数をユニットのいない《R》にコールする豪快なスペコ能力ですね。
《R》両面を入れ替えてアタックする事で、最大5回のアタックを行えます。
アタックした時にコールするので、ドライブチェックの前にユニットが登場し「壮烈なる楽園の守護者 ガブリエル」のトップ操作等を行う事ができます。
捲ったトリガーをソウルからコールしたユニットにも振る事ができるので、使い勝手は良いですね。
ソウルから出てきて連パンする動きは「重力の支配者 バロウマグネス」に近いものがあります。
後列も入れ替える事ができればブーストをつける事ができパワーラインも安定しますが、ユニットのいない《R》にしかコールできないため、アタック・ブースト後に消えるユニットでなければ連パンに寄与できません。
今の所、G2以上では「壮烈なる楽園の守護者 ガブリエル」のみ、G1以下は「天上天下の大泥棒 石川五右衛門」のみでしょうか?
もう1種ぐらいG2以上のユニットが居なくては難しい能力ですね。
手札を称せず展開する事ができるので、連パン能力ではなく普通にアドバンテージを稼ぐ能力として見るべきかも知れません。
後列除去
能力②は非ペルソナ時にも使用可能な能力ですね。
ブーストされた時、相手後列の《R》すべてを退却させる事ができます。
対象を選択しない除去なので、「トリクスタ」等の選択耐性に左右されず後列を除去できる点は優秀ですね。
ただコストがCB①、手札1枚と相応に重く、相手が後列に《R》を展開していない場合には使い難い点がネックですね。
最低2枚除去できなくては元が取れません。
後列を置かない軸や、後列が残らない軸も存在するので、そう言った軸相手には非ペルソナ時にほぼバニラになってしまうのが残念です。
総括
「壮烈なる楽園の守護者 ガブリエル」とのコンボ前提の連パン能力を持ったユニットです。
元ネタでは楽園へ導いたり地獄門の閂を折ったりする天国にも地獄にも関わりのある天使ですね。
その能力はソウルからの大量展開。
ソウルから望む枚数をコールできるので、空いている《R》があれば、ソウルが足りる限りコールできます。
普通にアドバンテージを稼ぐもよし、「壮烈なる楽園の守護者 ガブリエル」の自己ソウルインを利用して連パンしても良しと使い勝手が良いです。
ノーコストで行える展開能力としては破格ですね。
ペルソナ条件こそありますが、それを加味しても強力です。
能力②は後列全除去。
コストは相応に重たいですが、後列を全て除去でき、選択していないので耐性もする―できるとこちらも破格です。
特殊な条件もなく最大3枚を除去できる点が偉いですね。
ただし後列しか除去できないので、後列の薄い「バスティオン」「ブルース」「ファントムブラスター」軸辺りを相手にする場合、この能力の出番は無さそうです。
天真爛漫の天空神 オニャンコポン
評価:2/5
【永】【《R》】:このユニットは後列からでもインターセプトできる。
【自】:このユニットがインターセプトした時、そのバトル中、あなたのリアガードすべてはヒットされない。
後列からインターセプト
書いてある通り、後列からインターセ嘔吐を行えるようになる能力ですが、『ブースト』があるわけでもないG2ユニットが後列からインターセプトできてもあまり有難味はありません。
ブーストもなく後列からアタックできるわけでは無いので然程意味はありませんが、相手のアタックを避けたい時や、前列除去を避けたい時に下がっても良い点が一応の利点でしょうか?
アクアフォースのようにアタック後に配置を弄る事ができれば価値が出ますね。
そう言った手段が無ければ、おまけ程度の価値しかありません。
《R》はヒットされない
インターセプトした時、《R》がヒットされなくなる能力です。
《R》へのアタック時に手札からガードを切れない「ドラゴニック・オーバーロード」対策や、縦列すべてにアタックする「ディアブロス・ジェットバッカーレナード」「倭男具那命 ヤマトタケル」、前列全てとバトルする「闇を超えし黒炎の真闘士 リン・ツー」等から《R》を守る事ができます。
ただ発動がインターセプトに限定されているので、このユニット自身をアタック対象にされると能力を使う事ができません。
そういう意味では、後列からインターセプトを行える自身の能力①とは噛み合っていますね。
インターセプトに拘らずとも、手札からじゃいけなかったのかと思わずにはいられません。
各種除去から身を守りつつ、機を見てインターセプトを撃てる場面があれば活躍できますね。
総括
インターセプトに限定された少々使い難い防御能力を持ったユニットですね。
自身の能力①で比較的安全にインターセプトを狙える後列に引き籠り、1度だけ《R》へのヒットをシャットダウンすることができます。
そもそも自身が除去されるとか、モンストには除去が豊富なので、アタックを介さずに守るべき《R》も除去されそうとか色々ありますが、刺さる時は刺さりそうな性能ですね。
《G》効果にして手札からのガードでも行ける形にして欲しかったのですが、まぁこのままでも完全に使い道のないインクの染みとまでは言えません。
【ヴァンガード】 「異世界の魔法皇帝 ナポレオン」「純美なる水精の女王 テキーラ」「無へ傾ける死の国の観測者 ヘルヘイム」評価
異世界の魔法皇帝 ナポレオン
評価:2/5
【自】【《V》/《R》】:このユニットがブーストされた時、あなたの他のユニットが3枚以上なら、【コスト】[CB②]することで、そのバトル中、このユニットの★+1。
★+1
ブーストされた時、他のユニット3枚以上ならCB②でバトル中★+1。
なかなか良いですね。
条件の他のユニット3枚は、ブースト要員と《V》以外にもう1枚と言う程度なので若干状況を選ぶ程度ですし、CBコストもこの条件で★+1を得られるのであれば許容範囲でしょう。
★2になるのでスルーし難くなりますが、このユニット自体はパンプを持たず自力では要求値を増やす事ができないので、「祝福を受けし少女 アベル」「智の八犬士 犬坂毛野」のようなパワーの高いブースト要員でブーストしてあげるか、「因果律の悪魔 ラプラス」「歌を紡ぎし者 小野小町」「狂愛を伝えしもの セレナーデ」「純美なる水精の女王 テキーラ」「好奇転換の希望少女 パンドラ」等でパワーを削ってあげる事でガードし難い状況を作り出したいですね。
総括
進軍するだけで進路上の永久中立国がビビッて軍事的協力を申し出る偉人です。
永久中立とかおハーブ生え散らかしますね。
閑話休題。
比較的緩い条件で★+1を得られる能力が便利ですね。
無凸でも効果が使用できる点が偉いです。
モンスト勢にはパワーの高いG1ユニットや、相手《V》のパワーを減算できるユニットがいくつか存在するので、★2と高い要求値の両立もできますし、サポートは必要ですがそこそこ扱い易いカードだと思います。
純美なる水精の女王 テキーラ
評価:1/5
【自】【《R》】:このユニットのアタックがヴァンガードにヒットした時、このターンにあなたがペルソナライドしているなら、相手のヴァンガードを1枚選び、そのターン中、パワー-10000。
パワー減算
相手《V》のパワーを減算する能力ですね。
ノーコストでパワーを-10000できる点は良いですね。
相手《V》のパワーが下がるので単純に前列パンプとほぼ同義ですし、上記の「異世界の魔法皇帝 ナポレオン」のような自力でパワーを上げられないユニットの補助にもなります。
反面、条件は同系統能力を持つカードの中でも特に厳しいです。
せめてアタックが《V》にヒットした時、このターンにペルソナライドしているならのどちらかにして欲しかった。
ヒット時能力ですが、アタックをヒットさせるために必要な要求値を出すための自己パンプやガード制限を持たないので如何にアタックを通すかが課題になりそうです。
パワー減算を掛けるこのユニットのアタックを通す為に、他のユニットでパワー減算を掛けておく必要があるみたいな状況いなってしまいますね。
総括
ノーコストでパワー減算効果を使用できるカードです。
能力は優秀ですが、それを発揮するための条件が聊か厳しく使い勝手はあまりよくありませんね。
「狂愛を伝えしもの セレナーデ」等、コストがかかってももう少し条件の緩やかな類似能力持ちを使う方が簡単だと思います。
《V》へのヒットを確約できる何かがあれば、残す問題はペルソナライドのみなのでこのユニットの使い勝手が格段に上がるのですが、さすがにそんな札は来ませんよね。
無へ傾ける死の国の観測者 ヘルヘイム
評価:2/5
【起】【《R》】:【コスト】[CB①]することで、あなたのユニットが相手より少ないなら、相手のリアガードを1枚選び、退却させる。
相手よりユニットが少なければ除去
モンストでは珍しい起動能力での除去効果です。
CB①支払って1枚を選択し退却させる能力なので、コスト効率としては普通です。
条件も比較的軽い部類ですね。
モンストは除去が豊富なのでどの軸が相手でも《R》を除去される可能性がありますし、五大国家には「マグノリア」軸のように盤面を埋める必要のある軸がそこそこあります。
一応、ターン制限のない起動能力なので、条件を満たす限り複数回起動できる点も応用が利いて良いと思います。
総括
起動型除去能力を持ったモンストでは珍しいユニットです。
条件が緩く、コストも妥当で扱い易い除去能力ですね。
複数枚除去する場合には「因果律の悪魔 ラプラス」等の方が効率的ですが、バトルを介さずメインから除去を行えるので仕事はありそうです。
【ヴァンガード】 「宇宙最高のロックバンド 背徳ピストルズ」「極上なる正義の大神火 プロメテウス」「滅びの地獄を管理する者 ゲヘナ」評価
宇宙最高のロックバンド 背徳ピストルズ
評価:1/5
【自】:このユニットが《V》に登場した時、このターンにあなたがペルソナライドしていて、あなたのソウルに「宇宙最高のロックバンド 背徳ピストルズ」が3枚あるなら、【コスト】[CB③]することで、相手のリアガードを3枚まで選び、退却させ、そのターン中、このユニットのパワー+300000/★+30。
ロマン砲
ペルソナライド時、ソウルに「宇宙最高のロックバンド 背徳ピストルズ」が3枚、CB③と言う厳しい制限をクリアし、重いコストを支払うことで、3体退却、パワー+300000/★+30と言う破格のパンプを得る能力ですね。
ほぼほぼ数値で防ぐ事ができなくなり、★もとんでもないことになるので、アタックが通ればゲームが終わる点はロマン砲として良く出来ていますね。
あとは守護者を何とかして吐き出させる事ができれば、効果を仕えた時点で勝利戦出来ます。
デッキの中の【治】トリガーが全部出ても死にますからね。
通ったらどうしようもありません。
ここまでバカバカしいと組んでみたくなりますね、面白い。
途轍もない威力を持つだけに、相応に条件が厳しいですね。
ペルソナライドは然程問題ないとして、同名カードをソウルに3枚溜めるのは至難の業です。
ペルソナライドすればソウルに1枚入りますが、残り2枚をソウルに入れなくてはなりません。
「冥界を照らす農耕の女神 ペルセポネ」のSCや「壮烈なる楽園の守護者 ガブリエル」のトップ操作を最大限活用し、手札に来た分は「滅びの地獄を管理する者 ゲヘナ」でソウルに入れても安定して起動するのは難しそうです。
最大の敵はダメージに落ちる事なので、ダメージ操作が可能なカードが欲しくなりますね。
総括
フレーバー通り、ビックバンを引き起こせるかも知れないロマン砲です。
狙えなくもない条件で通ればゲームエンドへ持っていける能力を持っている点は良いですね。
手札からガード札を切るとか、インターセプトするとか、そういう次元ではない30万パンプと★+30は一度はやってみたくなります。
ソウル条件がネックなので、そこを解決できる構成にした専用デッキを作る事ができれば、ネタではなくなるかも知れません。
ただ普通に使うには難しすぎるます。
ライドラインとは別にデッキに投入し、撃てる機会があれば乗り直して撃つ構成にすれば安定して動くでしょうか?
極上なる正義の大神火 プロメテウス
評価:2/5
【自】【《R》】:このユニットがブーストされた時、ヴァンガードにアタックしているなら、【コスト】[CB②]することで、パワー8000以下の相手のリアガードすべてを退却させる。
8000以下すべて退却
なんだかMTGやDMっぽいテキストですね。
ブーストされ《V》にアタックした時、コストを支払いパワー8000以下の相手の《R》すべてを退却させる能力です。
対象を選択しないので「トリクスタ」等の耐性持ちも除去でき、配置を問わないのでパンプによって要求値を出すG1アタッカーも排除できます。
パワー制限があるので「バスティオン」軸のようにG1がほぼ採用されていない軸には効果がありませんが、軸によっては覿面に刺さり、ともすれば相手の場を更地にすることもありえます。
コストがCB②と重めなので、最低限、除去対象が2枚以上存在する状況で使用しなくては効率が悪いですが、普通に使っても相手の後列を全滅させる事ができ優秀です。
総括
人間委炎を与えた神ですね。
何気にフレーバーが神話に沿っているの好きです。
効果は所謂焼き能力。広域除去です。
パワー8000以下条件で対象を選択しない効果なので対象耐性に関わらず凡そすべてのG1以下を退却させる事ができますね。
相手の軸や盤面形成によって刺さる場合と、刺さらない場合のブレが大きく、若干安定性に欠けますが、緩い条件でコスト効率にも優れた除去能力だと思います。
滅びの地獄を管理する者 ゲヘナ
評価:3/5
【自】【《V》】:あなたのユニットが退却した時、そのカードをソウルに置く。(《G》からも含む)
【起】【《V》】:このユニットと同じ縦列にあなたの他のユニットがいるなら、【コスト】[SB⑤]することで、そのターン中、このユニットがアタックする際、相手の前列のユニットすべてとバトルする。
ソウル供給
退却するユニットをドロップゾーンではなく、ソウルに置く能力ですね。
これは便利ですね。
《V》限定なのが残念ですが、ソウル供給が安定しますし、恣意的にソウルの内容を操作できます。
「宇宙最高のロックバンド 背徳ピストルズ」をソウルに仕込めるので、ここから乗り直して決めるデッキは有りかも知れません。
またソウル消費の激しい《R》が居ても、《V》がこのカードであれば問題なく運用できそうです。
自身のSB⑤も賄えそうですね。
前列全てとバトル
同じ縦列に他のユニットが居る時、SB⑤を支払い、相手の前列全てとバトルする能力です。
条件こそ違いますが、「闇を超えし黒炎の真闘士 リン・ツー」と同じ能力ですね。
SB⑤と膨大なコストが必要ですが、ペルソナライドの必要もなく、順当ライド時から前列アタックを使用していけるのは悪くありません。
ちょっとコスト効率が悪いですが、《V》を殴るついでに相手のインターセプト要員も一緒に殴れるのであれば、まずまずかな。
問題のソウルコストも自身の能力①である程度自己解決していますし、パンプが付いていない点以外は概ね良好だと思います。
総括
退却するユニットをSCに変換できるカードです。
能力②の前列攻撃もそれなりですが、能力①のSCが良いですね。
ある程度恣意的にソウルの内容を決められるのでモンスターBOXと組み合わせれば「宇宙最高のロックバンド 背徳ピストルズ」をソウルに3枚溜める事ができそうです。
「宇宙最高のロックバンド 背徳ピストルズ」を撃つための土台としては良さそうですが、パンプもなく、直接的にアドバンテージを得る能力もないので《V》としては貧弱ですね。
【機界戦隊ゼンカイジャー】 第19カイ「ゼンカイ改め、超ゼンカイ!」感想
介人の両親
単純に捕まっている、監禁されていると言う感じではなさそうですね?
記憶転写したAIとかでしょうか?
セッちゃんにアクセスできるようですし、一体何なんでしょう。
てっきりイジルデに捕まっているものと思っていましたが、これで両親の行方も見当が付かなくなりました。
カブトムシワルド
直前までの行動もすべて忘れて幻覚の虫取りに熱中する能力!
相変わらず、世界が簡単に滅びそうな凶悪な性能をしていますね。
ボッコワウスも言っていましたが、物理的に拘束する事無く、任意の対象を無力化できますし、好きな場所で好きな時に騒乱を起こせます。超強いな。
なんとなく言動が偉そうなのは昆虫の王様だからかな?
クダックの呼び方が優雅で良いです。
そして矢鱈とデザインがカッコイイ。
ともすれば味方で出てきそうな外見。
勇動かなにかで立体化しないものだろうか。
ゾックス&一家
完全な味方ではないからか、或いはもう影響下にあって意味がないからか、容赦なくゼンカイジャーの面々を盾にしてカブトムシワルドのビームを防ぐところがらしくて良いですね。
相変わらず家族以外に厳しい。
クダックの群れやワルドとの一対一であれば苦戦する描写が殆ど無いツーカイザーが、バラシタラ&カブトムシワルドと言うネームド二人を相手に苦戦しているのも新鮮でした。
フォームチェンジ妨害を受けたのは何気に初かな?
妨害しようとするワルドはいても、毎回攻撃を捌きながら踊っているので、きちんと妨害されたのは珍しいですね。
クロコダイオーで食事中、フォークを額に付けてカブトムシの真似をしているゾックスが可愛くて好きです。
男の子はこういう事しがち。
リッキー、カッタナーが作戦立案の役に立っている所もポイント高いです。
非戦闘員がきちんと役に立たっている協力している描写がエモい。
フリントがゼンカイジュウギアを勝手にコピーしているのもしたたかで良いですね。
共通の強化アイテムをどう使い分けるのかと思っていたら、まさか二台用意するとは。
ゼンカイジュウギア
ファングメモリみたいな自立稼働する設定の恐竜型、強化パーツですね。
デザインがカッコイイ!
とてもギアには見えませんが、巧く変形していますし、良いですね。
ギアトリンガーに装填した状態は流石に違和感が大きいですが、ゼンカイジュウギアそのものはとても良いデザインだと思います。
スーパーゼンカイザー
こちらも良いデザインですね。
ドラゴンシーザーをモチーフとしたスーツのデザインは好みです。
唯一の人間であるゼンカイジャーがキカイノイドに近いフォルムになるのもなんだか意味深ですね。
見た目はカッコイイのですが、アクションは厳しそうですね。
太腿から足首にかけて殆ど隙間なく覆い足の稼働がだいぶ制限されていますし、胸の飾りと肩アーマーのせいで腕も動かし難そうです。
ただ今回は良く動いていたと思います。
ドリルを槍のように突き、薙ぐ、振るとダイナミックに扱っており迫力がありました。
ワイヤーを巻き付けて拘束し、周囲を旋回しながらギアトリンガーを乱射し、引き寄せ足蹴にして跳び上がって頭上から突き刺す一連の動きもカッコ良かったです。
【仮面ライダーセイバー】 第43章「激突、存在する価値。」感想
初めて役に立つ未来予知
条件を整えれば予知した内容と類似した状況を作れる事と、予め何処で何をしているのか知る事で先回りできる事が未来予知の強みですからね。
漸く役に立ちましたね。
と言うか、今までの使い方がおかしかった。
蓮君&デザスト
デザストに残された時間が僅かしかないと知り、望み通り、対峙し、倒す事で存在証明をしようとする蓮君。良いですね。
変身が静かに淡々と行われるのも、重く苦々しい雰囲気で良い。
素面でのアクションもスーツでのアクションも素晴らしかったです。
玩具的な音声が全然入らないので、よりアクションと掛け合いが際立っていました。
蓮君の全存在を賭す宣言を受け、顔を覆い泣き笑うデザストの声よ。
息遣いとか、笑いとか、こういった言葉ではない声の芝居で感情を表す場面だと役者さんの演技の凄さを痛感しますね。
このシーンは挿入歌の歌詞も相まって見入ってしまいました。
蓮君のトドメ台詞をあんなに悲しいニュアンスで口にすることがあるなんて!
エモイです。
ハンミョウの別名は「道標」
この展開の為にデザストはハンミョウをモチーフにしたメギドだったんですね。
賢人、強さと言う標を失い迷っていた蓮君が、デザストとぶつかり合い決別し、漸く一歩前に進めたので、これでやっと剣士としての剣斬が自分の道を歩き出せます。
マントとアルターライドブックを回収していたので、チェイサーマッハみたいなのが本当に来るかも知れません。
楽しみです。
Cパートの「マジ、ないわ」と最後まで否定していた紅生姜入りラーメンを一人食べるシーンも、やるだろうなと思っていましたが欲しい物をきちんと見せられているので来るものがありますね。
翠風と虚無が交叉して並んでいる所もエモイ。
ただ紅生姜のくだりはもっと前から積み重ねが欲しかったですね。
退場直前に差し込まれたので、取って付けた感じが拭えません。
また無銘剣虚無も退場の直前に盗み出して少し使っただけなので、さすがにデザストの剣と言う感じではありませんね。
二刀流にするなら虚無ではなく、グラッジデントを使って欲しいです。
シリアスとギャグのサンド
不承不承ながらもきちんと感謝を伝えるお兄様と、芽衣さんの態度にキレる面倒くさい妹とか。
怪しいホモサピエンスの倫太郎が少女に声をかけ、ダイレクトに怪しいと言われてしまう事案発生とか、コミカルで面白いのですが…。
蓮君とデザストが決意を固めて対峙していたり、ストリウスがカッコつけて時は満ちた!みたいになっているシーンに挟むのは如何なものかと。
これも緩急なんだろうか?
個人的にはテンポが崩れて美しくないと思います。
折角の蓮君お当番回なので、余計なノイズは省いてもっと没入させて欲しかったです。
今週の飛羽真くん
コピーソフィアをコピーだと見抜けなかったのが恥ずかしかったのかな?
お兄様に馬鹿呼ばわりされてキレてますね。
しかし、反論が酷い。
同じじゃありません。
同型のヒューマギアを同一人物として扱う或人くんよりも更に酷い!
クローン人間なのですから、同じ遺伝子を持った別の人間です。
本人にソフィアとしての記憶と自覚がない限り、彼女はソフィアではありません。
本にされた人達を見た時の反応もちょっと。
飛羽真くんが剣士五番勝負や孤独な男の子、ポンコツ預言者賢人君、マスターロゴス事変、セイバー坂と、メギドそっちのけでごたごたしている間にも、ストリウスがきちんと活動しており犠牲者が出続けている事は想像に難くないのに今更その反応?
本にされた人間が書架にずらりと並ぶ見た目は確かに、血も涙もない悪鬼の所業と言う感じでSAN値の削れそうな描写でしたが、こうなる事は解り切っていましたよね?
まさか自分達が活動していない間、メギドは何もしていないと思っていたんですか?
【ヴァンガード】 「巡り逢う想いのチカラ Two for all」「幽暗なる天下五剣 数珠丸恒次」「愉悦を掲げしもの マーチ」評価
巡り逢う想いのチカラ Two for all
評価:3/5
【自】:このユニットがライドされた時、【コスト】[手札から1枚ソウルに置く]ことで、このカードを《R》にコールしてよい。
【永】【《R》】:あなたのターン中、あなたのユニットが3枚以上なら、このユニットは『ブースト』を得る。
被ライド時自己コール
ライドされた時に自身を《R》にコールですか。
手札をソウルに入れる事でソウル枚数が減らない点は気が利いていますが、そうじゃないんですよね…。
このユニットが《R》でそこそこの性能なので悪くはありませんが、所詮1:1交換なので事実上手札1枚がこのユニットに変換される能力でしかありません。
不要なカードをこのカードに変換できるので弱くはありませんが、ライドラインのカードとしては若干魅力に欠けますね。
『ブースト』取得
モンスト勢に散見されるユニット3枚以上の条件で、自身に『ブースト』を付与する能力です。
パワー10000でブーストを行えるので、割と便利ですね。
前後を問わず配置でき、必要に応じてブースト要員となり、モンストに多いブーストされた時~の条件を満たせる点が偉いです。
ブースト要員としては流石に 「智の八犬士 犬坂毛野」と比べると見劣りしますが、《R》としての性能は高めなのでなかなか優秀だと思います。
総括
カウンター、ソウルを消費せずに自己展開を行え、《R》要員としては前衛も後衛もこなせる小器用なユニットですね。
あとイラストが可愛い。
能力①で確実に《R》に出せ、パワー10000のアタッカーorブースターとして扱えるので便利ですね。
アドバンテージを得る能力が無い点は残念ですが、これぐらいであればライドラインの候補にはなれそうです。
幽暗なる天下五剣 数珠丸恒次
評価:3/5
【自】【《R》】:あなたのターンに相手のリアガードが退却した時、そのターン中、このユニットのパワー+5000。
退却反応自己パンプ
自ターン中に相手の《R》が退却する事でパンプする能力です。
ターン制限が無いので退却する毎にパンプ効果が発動する点が優秀ですね。
1度に3枚の《R》を退却させる事の出来る「因果律の悪魔 ラプラス」と相性が良いです。
「ラプラス」軸はアタック回数が少なく、パンプもペルソナ前提で難しそうでしたが、こうして要求値を出せる相性のいいカードが来てくれるとまた変わってきますね。
緩い条件で起動するパンプ能力を持ったG1ユニットなのでブースト要員として優秀ですが、パンプを複数回発動できるのであれば単騎で《V》を殴っても十分な要求値を出せます。
状況に応じて前衛を任せる事も出来そうなので使い勝手が良さそうです。
総括
退却反応の自己パンプ能力を持ったユニットです。
モンストの数珠丸はこのカードだけですが、ヴァンガードとしては数珠丸被りですね。
話題に出す時に混乱しそうです。
能力はシンプルに優秀です。
コンスタントに除去効果を発揮できれば、高いパワーを持ったブースト要員として活用できそうです。
+5000だけでは「智の八犬士 犬坂毛野」と変わらないので、複数枚を除去できる軸で採用したいですね。
愉悦を掲げしもの マーチ
評価:2/5
【自】【《R》】:このユニットがブーストされた時、ヴァンガードにアタックしているなら、【コスト】[CB①、SB①]することで、このユニットと同じ縦列のグレーdp2以下の相手のリアガードを2枚まで選び、退却させる。
ブーストされた時2枚まで除去
ブーストされ《V》にアタックした時、《R》を2枚まで除去する能力です。
《R》がCB①、SB①の消費で2枚除去できる点は良いですね。
3枚除去できてしまっては《V》限の「因果律の悪魔 ラプラス」の立つ瀬がありませんし、《R》に与えられる除去能力としては最大限の効率を持っているものと思われます。
しかし、条件が厳しいですね。
同じ縦列限定、G2以下制限あり、ブーストされた《V》へのアタック時のみ、ここまでやって素のパワーも欠けています。
そのうえ、きちんと対象を取っているので耐性持ちには無力です。
手札は減ってしまいますが、「絆を繋ぎし大魔法少女 赤ずきんノンノ」ならば、同じく2枚除去できるのでそちらがライバルとなるでしょうか。
或いは1枚しか除去できませんが、「傾国の妖狐姫 妲己」の方が使い易そうです。
総括
最近の3枚目恒例、この手のシリーズ。
ムカデの下半身に、背中?肩?から髑髏の蛇が生えた何とも独特のイラストです。
根絶者のような魅力があって良いですね。
能力の方は、コスト効率自体は悪くありませんが、制約が多く使い難い印象の除去能力ですね。
どうしても「因果律の悪魔 ラプラス」は使いたくないが、除去を撃ちたいと言う場合や、何が何でも盤面を空にしなければならない場合にはお呼びがかかるかも知れません。
【ヴァンガード】 「祝福を受けし少女 アベル」「光と影の大魔法少女 レンブラント」「心情を述べしもの アリア」評価
祝福を受けし少女 アベル
評価:3/5
【起】【《V》/《R》】【ターン1回】:【コスト】[手札から1枚山札の上に置く]ことで、そのターン中、このユニットのパワー+10000。山札をシャッフルする。
自己パンプ
手札を1枚減らす事で自己パンプを行う能力です。
起動能力での自己パンプ効果なのでアタック、ブースト問わず使用でき、上昇値もパワー+10000と高く良いですね。
手札こそ減ってしまいますが、カウンター、ソウルを使わずにパンプできる点も偉いです。
単騎18000になるので単体でも10000要求を出せますし、5000ブーストを付ければダメージトリガーをケアした数値になります。
G2、パワー10000のユニットをブーストすれば合計パワー28000となり20000要求を取れますね。
手札を山札に戻す
コストが少々特殊ですね。
手札枚数が減ってしまう点がネックですが、素引きしてしまった【超】トリガーや、手札に来てしまった「天魔調伏の魔法童女 風神雷神」等を山札に戻せるので悪くはありません。
モンストはデッキの圧縮効率が良いので、故意にトリガーを戻せるのは面白いですね。
10連ガチャのお陰で山札の減りが早めですし、LOを防ぐ意味でもなかなか優秀かなと思います。
総括
手札を1枚デッキに戻す事で自己パンプを行う少々変わったユニットです。
手札を1枚を消費していますが、カウンター、ソウルを消費せずに大幅パンプを行える点が良いですね。
数値が大きいので、ブースト要員としてもアタッカーとしても重宝します。
コストもトリガーや、「天魔調伏の魔法童女 風神雷神」等デッキにある方が都合の良いカードを戻す事ができますし、使い易そうです。
光と影の大魔法少女 レンブラント
評価:2/5
【自】【《V》/《R》】:このユニットがアタックかブーストした時、【コスト】[手札から1枚捨てる]ことで、そのバトル中、このユニットのパワー+5000。
手札を捨てて自己パンプ
アタック、ブースト時に、手札を捨てる事で行う自己パンプ能力です。
単騎13000になりアタッカーとして最低限の要求値が出せる点は良いですね。
ただブースト要員としてみれば、ノーコストで同じ数値になる「智の八犬士 犬坂毛野」で良い気がします。
コストとして手札を消費してしまう点も痛いですね。
ヴァンガードの手札1枚は、数あるTCGの中でも殊更に重い部類なので、せめて「忍竜 トガチラシ」のように手札コストとなった際に何某かメリットのあるカードがないと使い難そうです。
総括
廉価版 「祝福を受けし少女 アベル」です。
「祝福を受けし少女 アベル」に類似した能力、コストですが、手札をただ捨てるだけ、パンプ値も半分と大きく劣化しています。
今の所は5枚目以降の「祝福を受けし少女 アベル」、持たざる者のアベルと言った印象ですね。
手札を捨てる事が何某か利点になるカードが来るならば、このカードの価値も上がりそうです。
心情を述べしもの アリア
評価:2/5
【自】:このユニットが《R》に登場した時、あなたのユニットが3枚以上なら、【コスト】[CB①]することで、そのターン中、このユニットと同じ横列のあなたのリアガードすべてのパワー+50000。(このユニットも含む)
横列パンプ
登場時に、自身と同じ横列の《R》をパンプします。
面白い能力ですね。
自由に振れる方が使い勝手は良いですが、最大で自身を含めて3体をパンプできる点は悪くありません。
配置を維持する必要はないので、必要とあれば前列に配置して自身を含めた前衛2枚をパンプし、その後後列に移動しても良いですし、なかなか優秀ですね。
欠点は素のパワーが5000と低い点です。
cip能力が切れたら邪魔になるので、素早く退却させて《R》を空けたいところですが、有意退場の術がありません。
せめて足を引っ張らぬよう《V》裏に引き籠るぐらいが精々でしょうか。
事後処理に困ります。
総括
少々珍しい横列パンプ能力を持ったユニットです。
同じ横列の《R》なので後列であれば最大3体に5000パンプを振れるのは便利ですね。
《V》のパワーは増えませんが、前列へパンプを振っても大きく損をしたと言う感じはありませんし、使い勝手は良いと思います。
ただ素のパワーが低いので、パンプが切れた後は扱いに少々困りますね。
【ヴァンガード】 「救国革新の英傑 坂本龍馬」「歌を紡ぎし者 小野小町」「三千世界を慈しむ紗音の女神 弁財天」評価
救国革新の英傑 坂本龍馬
評価:3/5
【起】【《V》/《R》】【ターン1回】:【コスト】[CB①]することで、そのターン中、このユニットのパワー+10000。このターンにあなたがペルソナライドしているなら、さらに【コスト】[SB①]することで、あなたの他のユニットを2枚選び、そのターン中、パワー+10000。
自己パンプ
起動効果でターン中、自身のパワーを+10000する能力です。
単騎23000となり、ダメージトリガーをケアした数値になれるのは便利ですね。
本体の数値がG3基準の13000あり、それに加えてこの上昇値であれば、CB①支払うのも吝かではありません。
単騎できちんと要求値を出せるので「真なる絆の聖剣 エクスカリバー」のスタンド対象や、「絶対無敵の恐怖の大王 ノストラダムス」のパンプ対象に良さそうです。
ペルソナ参照他者パンプ
ペルソナライド時には追加コストを支払う事で、他のユニット2枚にパワー+10000を振れます。
前列の2枚をパンプし左右のパワーラインを引き上げるもよし、前後のユニットをパンプし1ラインを大きく引き上げるもよし。
《V》《R》の指定なく、任意のユニットにパンプを振れる点は便利ですね。
アタック時に自動能力を無効化する「三千世界を慈しむ紗音の女神 弁財天」のように強力な効果を持つ半面、要求値を出せないユニットに使うと良さそうです。
総括
自他をパンプする起動能力を持ったユニットです。
非ペルソナ時はCB①を消費して単騎23000となるだけなので、コスト効率は兎も角、少々地味ですね。
本領はペルソナ時の他者パンプの方でしょう。
《V》《R》問わず、他のユニット2枚にパワー+10000を振れるので使い勝手が良いです。
パンプの苦手な《V》を軸としたデッキに採用すると活躍しそうですね。
歌を紡ぎし者 小野小町
評価:3/5
【自】:このユニットが《R》に登場した時、このターンにあなたがペルソナライドしているなら、相手のユニットを1枚選び、そのターン中、パワー-5000。
【自】【《R》】:このユニットがアタックした時、アタックされているユニットのパワーが元々のパワーより少ないなら、【コスト】[CB①]することで、そのバトル中、相手は手札から《G》にコールする際、2枚以上同時にコールしない限りコールできない。
パワー減算
ペルソナライドターンに《R》に登場した時、ユニット1枚のパワーを-5000できるcip能力です。
ペルソナターン限定なのがネックですが、ノーコストでのパワー減算は便利ですね。
ユニット1枚なので相手《V》を指定すれば、事実上前列5000パンプとして扱えますし、ペルソナパンプとの併用でさらに要求値を出せて良いですね。
「八岐ノ贄姫 クシナダ」を決めやすくなります。
ガード制限
アタック時、対象がパワー減算効果を受けていれば、コール時2枚以上限定のガード制限を課す能力ですね。
自身のcip能力でパワー減算を行えるので、一応、自己完結していますね。
パワー減算のお陰で要求値も上がっていますし、守護者を切らせることもできそうです。
条件を満たす手段は自身のcip能力以外だと「因果律の悪魔 ラプラス」「狂愛を伝えしもの セレナーデ」が存在しているので、ペルソナやコスト等の問題はありますが、登場時以降もガード制限を掛ける事ができます。
総括
パワー減算能力と、それを前提としたガード制限を持ったユニットです。
ペルソナ条件が厳しいですが、ノーコストでパワー-5000を与えられるcip能力が便利ですね。
ただのパンプとは違い、すべてのラインの要求値を引き上げる事ができます。
ガード制限の方もパワー減算条件のお陰で要求値を出しやすく、手札への負荷を増大させる事ができるのでなかなか優秀です。
一応自己完結していますし、《R》でのサポートもあるので「ラプラス」軸だけに限らず採用できそうです。
三千世界を慈しむ紗音の女神 弁財天
評価:4/5
【自】【《V》】:このユニットがアタックした時、このターンにあなたがペルソナライドしているなら、【コスト】[手札から1枚捨てる]ことで、そのバトル中、相手は自分のカードの自動能力を発動できない。
【自】【《V》】:このユニットのアタックがヒットした時、そのターン中、あなたの前列のリアガードすべてのパワー+10000。
【自】能力封印
アタック時に守護者等の自動能力を封じる効果です。
守護者に限らず【自】能力は全て消せますが、シールド値が増える能力は殆どが【永】なので、対象はあまり多くありません。
「極光戦姫 デリィ・バイオレット」「江雪左文字」等、ごく一部です。
対象は少ないですが、優秀ですね。
ペルソナパンプ込みの《V》アタックを数値で防ぐとなると、トリガーも加味した数値を見なければなりません。
それを守護者なしで守るのはかなりの負担です。
手札コストが痛いので、コスト分を取り戻すべく、パンプを重ねて要求値を引き上げてから能力を使用したいですね。
ヒット時前列パンプ
能力②はアタックがヒットした時、前列をパンプする能力。
ガード強要力が強化されますし、悪くはありませんね。
パンプ値も高く【前】トリガーと同等の性能をしているので、迂闊にノーガードとは言い難い感じです。
モンスト勢力にしては珍しくブースト云々の縛りもありませんし、ペルソナ条件もありません。
コストもかからないので扱い易くて良いですね。
総括
モンストブースターのライドラインです。
アタック回数や《V》のパワーは増えませんが、ペルソナターンに合わせて守護者封じを使用できる能力が優秀ですね。
パワーの不足を《R》やオーダーで補えばかなりの決定力を持つ軸になりそうです。
能力②の前列パンプもノーガードでスルーされ易い中盤から《V》アタックを防ぐことを強要でき良いですね。
なかなか使い易そうです。
【ヴァンガード】 「天上天下の大泥棒 石川五右衛門」「大罪を統べし悪魔 ベルフェゴール」「狂愛を伝えしもの セレナーデ」評価
天上天下の大泥棒 石川五右衛門
評価:4/5
【自】【《R》】:このユニットがグレード3のヴァンガードをブーストしたバトル終了時、そのアタックがひっとしていたら、【コスト】[このユニットをソウルに置き、手札から1枚捨てる]ことで、あなたの山札から、ブーストされたユニットと同名のカードを1枚まで探し、公開して手札に加え、山札をシャッフルする。
ペルソナサポート
《V》をブーストしたアタックがヒットした時、デッキから《V》と同名のカードをサーチする能力。
モンスト版「忍竜 テンシャーステッド」ですね。
ペルソナ前提の能力が多いので、ペルソナライド用のカードを確定でサーチできるのは偉い。
「真なる絆の聖剣 エクスカリバー」「因果律の悪魔 ラプラス」等の能力がだいぶ使い易くなります。
ヒット時限定なので安定しませんが、モンスターBOX以外にもペルソナライド用の札を引き込む手段があるのは心強いですね。
欠点はコストが重く、能力を使用すると、2:1交換となってしまう点です。
少々損失が大きい能力ですが、自己ソウルインを含むのでソウルは増えますし、CBも消費しないのでアド損は受け入れるしかありません。
総括
モンスト版「忍竜 テンシャーステッド」です。
ブースト先がG3の《V》に限定されている点や、手札コストが必要になる等、若干の差異はありますが、アタックにペルソナサポートとなるヒット時効果を付与できる優秀なユニットです。
特にモンストはペルソナを条件とする能力が多いので、軸を問わず重宝しそうです。
大罪を統べし悪魔 ベルフェゴール
評価:3/5
【起】【《R》】【ターン1回】:このターンにあなたがペルソナライドしているなら、【コスト】[SB③]することで、CC①。
ペルソナターン限定CC
ソウルを支払いCCを行う能力です。
SB③とコストは重いですが、「天上天下の大泥棒 石川五右衛門」「冥界を照らす農耕の女神 ペルセポネ」等、ソウルの供給手段は豊富なので悪くはありませんね。
前提条件のペルソナライドでもソウルは増えているので、見た目の印象程コストに困窮する感じではなさそうです。
供給過多となったソウルをカウンターコストに変換できれば選択肢も広がるでしょう。
欠点はペルソナターン限定である点です。
モンスターBOX、「天上天下の大泥棒 石川五右衛門」と、ペルソナサポートとなるカードがあるとは言え条件はやや厳しい部類ですね。
総括
ソウルコストをカウンターコストへ変換するCC要員です。
ソウルコストがSB③と重く、ペルソナ前提なので別途サポートが必要になりますが、CC要員としては悪くありませんね。
ソウル、ペルソナ共にサポートが用意されているので、見た目の印象よりは扱い易そうです。
狂愛を伝えしもの セレナーデ
評価:2/5
【自】【《R》】:このユニットがブーストした時、あなたのユニットが3枚以上なら、【コスト】[CB①、SB①]することで、そのバトル中、相手の前列のユニットすべてのパワー-10000。
パワー減算
ブースト時にユニット3枚以上なら、相手前列のパワーを-10000する能力です。
パワー減算を条件とする効果が無ければ、事実上パンプと変わりませんね。
条件が緩く、上昇値も高いので悪くはないと思います。
コストが嵩みますが、「歌を紡ぎし者 小野小町」はパワー減算を条件にガード制限を掛けられるので相性が良いですね。
また前列全てとバトルできる「闇を超えし黒炎の真闘士 リン・ツー」とも相性が良いですね。
前列全てのパワーを削ってもバトル中しか持続しないのであまり意味がないのですが、「闇を超えし黒炎の真闘士 リン・ツー」であれば前列全てを対象とする意味が出ます。
素のパワーが低い点は若干気になりますが、事実上パワー16000と考えれば、然程問題はなさそうです。
総括
「因果律の悪魔 ラプラス」「歌を紡ぎし者 小野小町」のような相手のパワーを減らす能力を持つユニットです。
自身を含めてユニット3枚以上なので条件が緩く、減算値も大きいので、少々迂遠なパンプ要員としては、まぁまぁの性能です。
「歌を紡ぎし者 小野小町」や「闇を超えし黒炎の真闘士 リン・ツー」がいるので、パワー減算を活かす事ができれば、採用する事もあるかもしれません。