イドゥンの林檎

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主にヴァンガード等、TCGの最新情報に関する雑記を綴るブログです

【ヴァンガード】 「宇宙最高のロックバンド 背徳ピストルズ」「極上なる正義の大神火 プロメテウス」「滅びの地獄を管理する者 ゲヘナ」評価

宇宙最高のロックバンド 背徳ピストルズ

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評価:1/5

【自】:このユニットが《V》に登場した時、このターンにあなたがペルソナライドしていて、あなたのソウルに「宇宙最高のロックバンド 背徳ピストルズ」が3枚あるなら、【コスト】[CB③]することで、相手のリアガードを3枚まで選び、退却させ、そのターン中、このユニットのパワー+300000/★+30。

ロマン砲

ペルソナライド時、ソウルに「宇宙最高のロックバンド 背徳ピストルズ」が3枚、CB③と言う厳しい制限をクリアし、重いコストを支払うことで、3体退却、パワー+300000/★+30と言う破格のパンプを得る能力ですね。

 

ほぼほぼ数値で防ぐ事ができなくなり、★もとんでもないことになるので、アタックが通ればゲームが終わる点はロマン砲として良く出来ていますね。

あとは守護者を何とかして吐き出させる事ができれば、効果を仕えた時点で勝利戦出来ます。

デッキの中の【治】トリガーが全部出ても死にますからね。

通ったらどうしようもありません。

ここまでバカバカしいと組んでみたくなりますね、面白い。

 

途轍もない威力を持つだけに、相応に条件が厳しいですね。

ペルソナライドは然程問題ないとして、同名カードをソウルに3枚溜めるのは至難の業です。

ペルソナライドすればソウルに1枚入りますが、残り2枚をソウルに入れなくてはなりません。

「冥界を照らす農耕の女神 ペルセポネ」のSCや「壮烈なる楽園の守護者 ガブリエル」のトップ操作を最大限活用し、手札に来た分は「滅びの地獄を管理する者 ゲヘナ」でソウルに入れても安定して起動するのは難しそうです。

最大の敵はダメージに落ちる事なので、ダメージ操作が可能なカードが欲しくなりますね。

 

総括

フレーバー通り、ビックバンを引き起こせるかも知れないロマン砲です。

 

狙えなくもない条件で通ればゲームエンドへ持っていける能力を持っている点は良いですね。

手札からガード札を切るとか、インターセプトするとか、そういう次元ではない30万パンプと★+30は一度はやってみたくなります。

ソウル条件がネックなので、そこを解決できる構成にした専用デッキを作る事ができれば、ネタではなくなるかも知れません。

 

ただ普通に使うには難しすぎるます。

ライドラインとは別にデッキに投入し、撃てる機会があれば乗り直して撃つ構成にすれば安定して動くでしょうか?

 

極上なる正義の大神火 プロメテウス

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評価:2/5

【自】【《R》】:このユニットがブーストされた時、ヴァンガードにアタックしているなら、【コスト】[CB②]することで、パワー8000以下の相手のリアガードすべてを退却させる。

8000以下すべて退却

なんだかMTGやDMっぽいテキストですね。

ブーストされ《V》にアタックした時、コストを支払いパワー8000以下の相手の《R》すべてを退却させる能力です。

 

対象を選択しないので「トリクスタ」等の耐性持ちも除去でき、配置を問わないのでパンプによって要求値を出すG1アタッカーも排除できます。

パワー制限があるので「バスティオン」軸のようにG1がほぼ採用されていない軸には効果がありませんが、軸によっては覿面に刺さり、ともすれば相手の場を更地にすることもありえます。

 

コストがCB②と重めなので、最低限、除去対象が2枚以上存在する状況で使用しなくては効率が悪いですが、普通に使っても相手の後列を全滅させる事ができ優秀です。

 

総括

人間委炎を与えた神ですね。

何気にフレーバーが神話に沿っているの好きです。

 

効果は所謂焼き能力。広域除去です。

パワー8000以下条件で対象を選択しない効果なので対象耐性に関わらず凡そすべてのG1以下を退却させる事ができますね。

相手の軸や盤面形成によって刺さる場合と、刺さらない場合のブレが大きく、若干安定性に欠けますが、緩い条件でコスト効率にも優れた除去能力だと思います。

 

滅びの地獄を管理する者 ゲヘナ

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評価:3/5

【自】【《V》】:あなたのユニットが退却した時、そのカードをソウルに置く。(《G》からも含む)

 

【起】【《V》】:このユニットと同じ縦列にあなたの他のユニットがいるなら、【コスト】[SB⑤]することで、そのターン中、このユニットがアタックする際、相手の前列のユニットすべてとバトルする。

ソウル供給

退却するユニットをドロップゾーンではなく、ソウルに置く能力ですね。

 

これは便利ですね。

《V》限定なのが残念ですが、ソウル供給が安定しますし、恣意的にソウルの内容を操作できます。

「宇宙最高のロックバンド 背徳ピストルズ」をソウルに仕込めるので、ここから乗り直して決めるデッキは有りかも知れません。

 

またソウル消費の激しい《R》が居ても、《V》がこのカードであれば問題なく運用できそうです。

自身のSB⑤も賄えそうですね。

 

前列全てとバトル

同じ縦列に他のユニットが居る時、SB⑤を支払い、相手の前列全てとバトルする能力です。

条件こそ違いますが、「闇を超えし黒炎の真闘士 リン・ツー」と同じ能力ですね。

 

SB⑤と膨大なコストが必要ですが、ペルソナライドの必要もなく、順当ライド時から前列アタックを使用していけるのは悪くありません。

ちょっとコスト効率が悪いですが、《V》を殴るついでに相手のインターセプト要員も一緒に殴れるのであれば、まずまずかな。

 

問題のソウルコストも自身の能力①である程度自己解決していますし、パンプが付いていない点以外は概ね良好だと思います。

 

総括

退却するユニットをSCに変換できるカードです。

 

能力②の前列攻撃もそれなりですが、能力①のSCが良いですね。

ある程度恣意的にソウルの内容を決められるのでモンスターBOXと組み合わせれば「宇宙最高のロックバンド 背徳ピストルズ」をソウルに3枚溜める事ができそうです。

 

「宇宙最高のロックバンド 背徳ピストルズ」を撃つための土台としては良さそうですが、パンプもなく、直接的にアドバンテージを得る能力もないので《V》としては貧弱ですね。