Twinkle Melodyデッキレシピ「旋律」軸 バミューダ△
Amazon/駿河屋
■G3(17枚)
スターonステージ プロン ×4
カラフル・パストラーレ ソナタ ×4
カラフル・パストラーレ フィナ ×4
カラフル・パストラーレ カノン ×3
カラフル・パストラーレ キャロ ×2
■G2(8枚)
From CP ソナタ ×4
From CP フィナ ×4
■G1(8枚)
トップスター チェル ×4
プルーデントブルー ミープ ×4
■G0(17枚)
バミューダ△候補生 シズク ×1
あなたに届け パーシュ ×4
ドッキンシューター ペレーア ×4
煌きのお姫様 レネ ×4
泡立つ激励 ピピレア ×4
■各種解説
〇概要
「旋律」用強化札としては考え得る限りの、最大値、理想値に等しい強化を与えられ新生した「旋律」軸です。
その代償としてカラパレは主役の座を追われてしまいましたが、カラパレの力の悉くを吸収してプロンが叩き付けてくれるので問題はありません。
〇採用カード
・G3
スターonステージ プロン
Salvatore
ソウルの「旋律」持ちのテキストをコピーする効果と、《R》の「旋律」持ちをソウルに吸い込み手札に変換しながら、任意のギフトを取得する破格の効果を持っています。
このカードのお陰で今まで実現できなかった組み合わせでのコンボを行え、夢と浪漫に溢れています。
まさかソナタのパンプ&展開力にフィナの防御力を持ったまま、カノンのガード制限を駆使して戦うカードが産まれようとは。
カラフル・パストラーレ ソナタ
攻めの要です。
デッキから「旋律」持ちを展開しつつ、「旋律」への全体パンプを行えます。
増えれば増えた分だけ要求値を引き上げる事ができるので重宝しますね。
このカードがソウルに入らないと要求を出せないのでフル投入しています。
カラフル・パストラーレ フィナ
ソナタが攻めの要なら、こちらは守りの要です。
G0以外のカードはすべて「旋律」持ちなので、このカードが1枚あるだけで前列に置いたカードすべてのシールド値が10000増えます。
以前まではこのカードを除去され、前列のG3から『インターセプト』が消えて守れなくなる事もありましたが、プロンの登場でソウルと言う安全地帯に引き籠りながら『インターセプト』付与&シールド値増加を行う事ができるようになりました。
そのお陰でたった1枚のカードを消すだけで防御が瓦解することもなくなり、格段に守り易くなっています。
G3が非常に多く、このカード無しには防御が立ち行かないのでフル投入しています。
カラフル・パストラーレ カノン
名は体を表すカノン砲です。
プロンのソウルイン効果と自身のSC付与でコストを確保し易く、コピー効果のお陰でこのカードが場に存在する必要すらなくなったので、ガード制限効果を容易に発動できるようになりました。
SCには得しか有りませんし優秀なのですが、重複する旨味が薄く3枚もあれば十分に機能するので1枚削っています。
・G2
From CP ソナタ
カラパレソナタ同様、攻めを支えるパンプ要員です。
《V》へのアタック時のみですが、「旋律」全体へ行き渡るパンプ効果が偉い。
プロンのお陰でソウルにいても仕事をするので、ライド札兼G2アタッカーとしてフル投入しています。
From CP フィナ
このデッキのメイン盾です。
カラパレフィナとは違い、ソウルに吸ってしまうと旨味がありませんが、手札から出してもインターセプトをしても最低限15000は保証されている点が非常にありがたい。
カラパレフィナが場かプロンのソウルにあれば、【治】トリガーを超えるシールド値になることもあり防御札としてとても頼りになります。
チェルの前に置いてアタックから守りながら大切に使いたいたい札です。
4枚でも足りないのですが、4枚しか入らないので4投しています。
ヴァンガード 「時空竜 タイムリーパー・ドラゴン」評価
Amazon/駿河屋
今回のカードはSS09「クランセレクションプラス Vol.1」収録「時空竜 タイムリーパー・ドラゴン」です。
評価:4/5
■入れ替えコール
【自】【《V》】:ヴァンガードにアタックした時、【コスト】[リアガードを1枚山札の下に置く] ことで、このコストで山札の下に置いたグレード+1のグレードをあなたの山札から1枚まで探し、《R》にコールし、山札をシャッフルし、そのターン中、そのユニットのパワー+10000。
《R》1枚をデッキに戻し、その《R》のG+1のユニットをデッキにから《R》にスペコする効果ですね。
以下と付いていないので、G+1ぴったりのユニットを出さなくてはいけませんが、デッキの中から任意のユニットを選択できるので、コール先に困ることは殆ど無さそうですね。
《R》を入れ替えることで疑似的にスタンドし、連パンを行えますし、パンプも付いているのできちんと要求値を出せる点が良いですね。
この効果をG制限などもなく、ノーコストで使用できるのですから、かなり優秀だと思います。
先行時にフルスペックを発揮できない「クロノドラゴン・ネクステージ」の相方として丁度良いですね。
コールするユニットはケースバイケースですが「歌舞優楽の時空巨兵」をコールするのが手軽で面白いかなと思います。
■総括
ギアクロの新たな疑似超越先です。
先行ライド時から使用可能で、ノーコストの、サーチ&コール効果による連パンを狙える優秀な超越先ですね。
自己パンプやガード制限がなく、メイン《V》としては若干力不足かなと思いますが先行順当ライド時にフルスペックを発揮できない「クロノドラゴン・ネクステージ」等の脇を固めるのに適した性能だと思います。
疑似超越を使う限り選択肢に入ってくるカードなので、ギアクロを使うのであれば1~2枚持っておきたいカードですね。
Twinkle Melodyデッキレシピ「アンジュ」軸 バミューダ△
Amazon/駿河屋
■G3(8枚)
パーフェクトパフォーマンス アンジュ ×4
Chouchou 初舞台 ティルア ×4
■G2(13枚)
トップアイドル アクア ×4
甘美なる愛 リーゼロッテ ×4
エレクトリックエッセンス システィコ ×4
パールシスターズ ぺルラ ×1
■G1(12枚)
マーメイドアイドル セドナ ×4
マーメイドアイドル エリー ×4
英明才女 スピアナ ×3
パールシスターズ ペルル ×1
■G0(17枚)
バミューダ△候補生 シズク ×1
あなたに届け パーシュ ×4
ドッキンシューター ペレーア ×4
煌きのお姫様 レネ ×4
泡立つ激励 ピピレア ×4
■各種解説
〇概要
アタック時にノーマルユニットを戻すことで、その枚数に応じてメリットを享受できる「パーフェクトパフォーマンス アンジュ」をメインに据えたデッキです。
リメイク前のバミューダのようにバウンスを行う動きがメインになるため、cip効果を多めに採用しています。
〇採用カード
・G3
パーフェクトパフォーマンス アンジュ
このデッキのメイン《V》です。
アタック時にバウンスを行う事で、自己パンプ、フォースの不正受給、山札からのサーチ&コールを行えます。
ノーマルユニットしかバウンスできないので、トリガーを出して無理やりラインを整えると少々困ったことになりますが、それ以外であればバウンス&サーチによって奇形ラインの修正も容易なので、ゲームを通して質の高いアタックを行う事ができます。
Chouchou 初舞台 ティルア
アンジュの相方です。
このカードが《V》に出ることは殆ど無いので、主に《R》で自己スタンド効果を使用します。
起動条件が3枚以上バウンスなので、アンジュの効果を使えば自然に条件を満たせますし、デメリットのドライブ-1も《R》で使用すれば事実上無視でき容易にアタック回数を水増しすることができます。
手札に引き込むことができなくとも、アンジュの効果で4枚バウンスしてやれば直接デッキから呼び出すことができ《R》に建てるのも容易です。
・G2
エレクトリックエッセンス システィコ
雑な条件でパワー20000に到達するアタッカーです。
いずれかのリアガードが手札に戻るだけで良いので、このデッキであれば常時パワー20000感覚で扱えます。
また効果②により、アンジュのサーチ&コール効果の弾を山札に供給する役目も負えます。
cip効果なのでアンジュでバウンスすることで繰り返し使用でき、貴重な連パン要員のティルアをサルベージし山札に戻すことができます。
おまけの《R》スタンド封じもなかなかにいやらしく、可能であれば優先的にG3のティルアを山札に戻し狙ってみても楽しいです。
存外優秀でデッキに噛み合っているので4枚投入しています。
パールシスターズ ペルラ&パールシスターズ ペルル
アンジュの効果で容易に揃えられるので真珠姉妹を採用しています。
サーチ&コール効果を使用しながら単騎で高火力を発揮できるので、なかなか便利ですが、枠としては自由枠だと思います。
Twinkle Melodyデッキレシピ「レインディア」軸 バミューダ△
Amazon/駿河屋
■G4(5枚)
学園の綺羅星 オリヴィア ×2
類稀なる才覚 ラウラ ×2
ハートを独り占め アネシュカ ×1
■G3(8枚)
ベルベットボイス レインディア ×4
みんなが大好き ルピナ ×1
パーフェクトパフォーマンス アンジュ ×1
Chouchou 初舞台 ティルア ×1
艶めく独創 ゲアリンデ ×1
■G2(10枚)
トップアイドル アクア ×1
甘美なる愛 リーゼロッテ ×1
マルチプルシャイン ミラーダ ×1
ジュエリィライト クラシーナ ×1
パールシスターズ ぺルラ ×1
タイドコンダクター イーコス ×1
蒼銀の歌姫 ブリュム ×1
超ヒットメドレー パテレ ×1
気さくな触れ合い ショルティア ×1
グラスセッションオスティナ ×1
■G1(10枚)
マーメイドアイドル セドナ ×1
一世一代の告白 アウロラ ×1
沸き立つ共感 ベッティ ×1
凜々しき瞬き ラトカ ×1
スカーレットビビッド クアーレ ×1
繋がる絆 ファネッサ ×1
パールシスターズ ペルル ×1
過保護な寵児 エノ ×1
あまあま幼君 ラヴール ×1
イノセントダンス プリット ×1
■G0(17枚)
バミューダ△候補生 シズク ×1
あなたに届け パーシュ ×4
ドッキンシューター ペレーア ×4
煌きのお姫様 レネ ×4
泡立つ激励 ピピレア ×4
■各種解説
〇概要
「学園の綺羅星 オリヴィア」「類稀なる才覚 ラウラ」「ハートを独り占め アネシュカ」を採用した「ベルベットボイス レインディア」デッキです。
レインディアの効果によって上記3種のG4へとスペリオルライドし、連パンを叩き込むことをメインの動きにしています。
レインディアからランダムで《V》を切り替えて戦う事ができるので、出来る事の幅が広めなのが魅力です。
残りの「輝きの新星 イヴ」「アトランティアの歌姫 イリーナ」については、レインディアとの相性があまり良くないので採用していません。
完全にバニラ化してしまうイリーナは採用できませんが、イヴぐらいは採用しても良いかも知れませんね。
〇採用カード
・G4
学園の綺羅星 オリヴィア
レインディアからのスペリオルライドで乗りたいカード筆頭です。
極々稀に効果を阻害するノイズになってしまいますが、レインディアの効果から可能な限りこのカードに乗りたいので2枚投入しています。
ライドできればフォースを得つつ3パン増えて、さらにこのカードの★まで増えるのですから、非常に優秀です。
類稀なる才覚 ラウラ
こちらもオリヴィア同様、レインディアの効果から優先的に乗りたい枠なので2枚投入しています。
上書きになってしまう点が欠点ですが、《R》を張り替えることで3パン増えて、さらにそれらのパワーラインまで引き上げてくれるcip効果が優秀です。
このデッキであれば、引き次第で使い回しが可能な点もGood.
《V》裏のカードも張り替えればこのカード自身にはパンプがない事も気になりません。
ハートを独り占め アネシュカ
G4枠のラストです。
一度に3種のギフトを取得できる大味な効果が魅力。
可能であれば1試合に1度は使っておきたい効果ですが、オリヴィア・ラウラよりも優先度は落ちるためピン刺しに留めています。
・G3
ベルベットボイス レインディア
自身をトリガー扱いにすることでハイランダー制限を掻い潜る効果を持つこのデッキのメイン《V》です。
その効果のお陰でハイランダー制限を阻害せずデッキに4枚投入できるので、得削る理由もなく4枚投入しています。
安定して狙ったカードにライドしつつ、スペリオルライドでG4のカードパワーを振るえのですから実にチート臭い効果をしているものですね。
みんなが大好き ルピナ
レインディア効果からのライド用カードです。
G4カードが捲った10枚に存在しなくても、このカードにさえライドできればレインディアからの再ライドで最低でも2枚のフォースマーカーがあるはずなので、スペリオルライドによる《V》スタンドと併せて3パン追加できます。
パーフェクトパフォーマンス アンジュ
こちらは事前に展開しておく必要がありますが、自身のパワー不足をパンプ効果で補え、フルパワーを発揮できれば確定サーチと疑似的な《R》スタンドで2パン増やせます。
フォースの不正受給も可能なのでルピナとの相性も良く、1度乗れればレインディアのパワー不足も補えます。
Chouchou 初舞台 ティルア
こちらも2パン増えて、合計5パンできるユニット。
cip効果のパンプ値が高く、効果②の自己スタンドと相性が良いです。
レインディアからライドすると累計でドライブ-2となり、ドライブチェックを行えなくなってしまいますが、単騎28000のアタックを追加できるのは大きいです。
そしてこのユニットの自己スタンドは《R》でも使用可能なので、ラウラの効果で登場するとさらにアタック回数を稼ぐ事ができます。
ティルアに関してはそちらの方が強いのですが、狙って出せるものでもないのが残念です。
艶めく独創 ゲアリンデ
上書きコールによる連パン要員です。
規模の小さくなったラウラと言う感じの効果なので、サブプランとしては十分な性能だと思います。
優先度は他のG3と比べても低めですが、CBを消費せず連パンを行える点が偉いです。
・G2
マルチプルシャイン ミラーダ
レインディアからのライド候補です。
レインディアの効果で見た10枚に適当な選択肢がなかった場合にも、このカードにライドすることでドライブ-1のデメリットを回避しつつ適当なG2ユニットでアドバンテージを稼ぐ動きができます。
「甘美なる愛 リーゼロッテ」「ジュエリィライト クラシーナ」辺りに乗れることを祈りましょう。
その他G2
基本的にはアドバンテージを確保するための札を優先していますが、「パールシスターズ ぺルラ」「超ヒットメドレー パテレ」「気さくな触れ合い ショルティア」「グラスセッションオスティナ」については《R》用のアタッカーとして使いやすいパンプ効果持ちとして採用しています。
・G1
ドロー効果、手札交換効果等を持つカードを優先し、レインディアへのアクセスと事故回避を重視しています。
ヴァンガード 「スチームガンナー ザイード」評価
Amazon/駿河屋
今回のカードはSS09「クランセレクションプラス Vol.1」収録「スチームガンナー ザイード」です。
有名な方のザイードさんのせいで、名前が素直に入ってこない。
評価:3/5
■手札交換&除去
【自】【《V》/《R》】:登場時、【コスト】[SB①、手札を1枚捨てる]ことで、1枚引き、このコストで手札から捨てられたカードのグレード以下の、相手のリアガードを1枚選び、退却させる。
「ストロボスコープドラゴン」の効果に類似した、除去と手札交換がセットになった効果です。
手札交換を行いつつ、相手の場に触る事ができるのは便利ですね。
コストにした手札のGを参照するので自由に除去できるわけではありませんが、ギアクロには「ベアリング・ローバー」のように自身をG3扱いにして捨てられるカードもありますし、然程コストで困ることはなさそうです。
G1ですが「スチームメイデン リッブル」を捨てれば、後列のG1を焼きながらリッブルの効果を使えるので相性が良いですね。
■アタック時SC
【自】【《R》】:アタックした時、このターンにあなたがグレード4にライドしているなら、SC①。
ギアクロであれば毎ターン満たせる緩い条件でのSC効果ですね。
自身の効果①や「スチームメイデン リッブル」の効果で消費するソウルコストを供給できるのであれば、悪くないと思います。
アタック時効果なので維持すれば毎ターン使える点も良いですね。
■総括
cip効果で1:2交換と、アタック時の恒常的SCを備えたG2ユニットです。
cip効果はコストとして破棄した手札のグレードを参照するのでやや制約がありますが、捨てた札は即座にドローによって補填され、除去効果も同時に使用でき便利ですね。
SC効果はアタック時に発動するので場に維持することができれば恒常的に使用でき、「スチームメイデン リッブル」や「スモークギア・ドラゴン」のコストを賄う事ができます。
《V》のソウル消費次第では、こちらの効果が重要になってくるかもしれません。
現状ギアクロのG2帯は激戦区なのですが、なかなか便利なcip効果を持っていますし、ソウル供給要員としての役割もこなせるのでソウル事情によっては採用圏内だと思います。
ヴァンガード 「ロストギアドッグ エイト」評価
Amazon/駿河屋
今回のカードはSS09「クランセレクションプラス Vol.1」収録「ロストギアドッグ エイト」です。
こっちが本物のスチームブレスリメイクなのでは?
評価:4/5
■1:1交換確定サーチ
【自】【《V》/《R》】:手札から登場した時、【コスト】[手札からグレード3以上を1枚公開する]ことで、あなたの山札からグレード3を1枚まで探し、公開して手札に加え、山札をシャッフルし、加えたらグレードの合計が3以上になるように1枚以上選び、捨てる。
手札からG3以上を見せて発動する確定サーチ効果です。
類似効果を持つ「スチームブレス・ドラゴン」と比較すると、あちらは手札からカードを公開する必要がなく、捨てるカードにも指定が付いていませんが、その代わりに不確定サーチ。
こちらは手札からG3以上を公開し、サーチ後にグレード合計が3以上になるように手札を捨てると言う面倒な制約が付いていますが、確定サーチ。
どちらも一長一短ですね。
まぁ手札を公開しこの効果を使えるのであれば、公開したカードをそのまま捨てることでコストを1枚で賄えるので然程重くはありませんね。
或いは、2枚目のこのカードを手札から捨てる事でもコストを賄えます。
複数枚捨てる場合には「スチームメイデン リッブル」をコストに含めば無駄がありませんし、捨てたカードは「テキパキ・ワーカー」で戻してドローの種にすることもできるので、手札コストそのものは然程気にならないと思います。
■手札から捨てる時G3扱い
【永】【手札】:このカードを捨てる際、グレード3として捨ててよい。
「ベアリング・ローバー」「ウェッジムーブ・ドラゴン」の持つ超越コストサポートですね。
自身の効果①のように手札から捨てるカードのGを指定する際、自身をG3扱いにすることで消費枚数を軽減してくれます。
リメイクギアクロの最初期から存在し、未だに同系統の能力を持ったカードが作られている事がこの効果の優秀さを物語っています。
欲を言えば手札から公開するときにもG3扱いになってくれるとさらに良かったのですが、そのままでも優秀なので仕方ありませんね。
■総括
旧スチームブレスのような効果を持つG1ユニットです。
手札からG3ユニットを公開する必要があり、破棄する手札のG合計も指定するため、手札のG3を交換する効果に近い感覚になっていますが確定サーチは良いですね。
その性質上、G3以上を持っていない場合には使用できず、ライドサポートにはほぼ使えませんが手札に来たG4や不要なG3を捨ててデッキ圧縮を行えるのであれば十分でしょう。
効果②のG3化は疑似超越コストや自身の効果など、手札を捨てる機会には事欠かず、Gを参照することも多いので腐ることはないと思います。
非常に便利ですね。
ヴァンガード 「スペクトラル・デューク・ドラゴン」評価
Amazon/駿河屋
今回のカードはSS09「クランセレクションプラス Vol.1」収録「スペクトラル・デューク・ドラゴン」です。
事実上の一回休みですね。
評価:4/5
■ソウル条件自己パンプ
【永】【《V》】:あなたのソウルに「黒竜の騎士 ヴォーティマー」があるなら、このユニットのパワー+1000し、相手のヴァンガードがグレード3以上なら、さらに★+1。
旧版再現の自己パンプ強化ですね。
ヴォーティマーとは違い、《R》で使えなくなった代わりに、相手のG条件での★増加がくっつきました。
メイン《V》として扱う分には★が増える方が美味しいので、良調整だと思います。
条件もサーチ可能で、自己ソウルインを備えた「黒竜の騎士 ヴォーティマー」がソウルにあるだけで良いので満たしやすく、フォースと同じ基礎スペックになれるのは偉いですね。
単騎でフォース《V》を殴れるのはかなり助かります。
また永続効果なので、相手ターン中も持続する点も良いですね。
この1000のお陰で格段に守りやすくなります。
要求値を伸ばす大幅パンプこそ持ちませんが、この僅かなパンプで基礎値の差を埋められるので非常に重要ですね。
■LB再現《V》スタンド
【自】【《V》】【ターン1回】:アタックしたバトル終了時、【コスト】[CB①、リアガードを3枚退却させる] ことで、このユニットを【スタンド】し、そのターン中、ドライブ-1。あなたのダメージゾーンが4枚以上なら、ドライブ-1のかわりにドライブ+1。
旧版を踏襲した《R》3体を生贄にした自己スタンド効果です。
にユニットを切り替えずこのカード自身がスタンドするので、ターン持続するパンプ効果やトリガー効果の恩恵をスタンド後も受け続けることができるのが利点ですね。
ただし、通常時にはドライブ-1が入るので、コストパフォーマンスはかなり悪いです。
退却させた《R》をドライブチェックで補填し切れず、都合《R》2枚分の損失になります。
大量に要求される《R》コストの確保は「黒竜の騎士 ヴォーティマー」のライドされた時の効果や、「フルキャバリアー・ドラゴン」の起動効果で補充していきたいですね。
ダメージ3点まではコスト効率の悪い効果ですが、リミットブレイク4条件では一転してドライブ+1され、3ドライブユニットになるので《R》コストを完全に補填することができます。
自己スタンドを絡めて損失なしに合計5ドライブを行える点が強力ですね。
これだけ捲れば【★】トリガーが見えても不思議はありません。
その分、相手の3点止めが怖くなりますが、そこは相手ターンに前列の《R》を残さない運用で誤魔化しましょう。
自爆互換はいませんしね。プレイングで何とかするしかありません。
昨今の環境の暴威を考えると、点止めに弱いLB効果は若干扱い難そうですね。
真価を発揮できぬまま轢き殺されそうなので、運用が大切になりそうです。
■総括
連携ライド、リミットブレイク、ついでにヴォーティマーから繋がるフレーバーと旧版を踏襲した丁寧なリメイクユニットですね。
永続パンプ効果によって基礎スペックをフォース並みに引き上げ、条件付きで★を増やせる所が良いですね。
最悪単騎で最低限の要求値を出せるので自己スタンドと噛合っていますし、★増加も自己スタンドと相性が良いです。
その分、きちんと要求値を伸ばせるパンプ効果を持たず、「漆黒の先駆け ヴォーティマー」や「フルキャバリアー・ドラゴン」「黒鎖の堅陣 ホエル」等の効果に頼る必要がありそうです。
メインの自己スタンドも優秀ですね。
コストは膨大ですが、LB条件を満たせばドライブチェックで賄える範囲ですし、CBコストも「黒竜の騎士 ヴォーティマー」「真実の聴き手 ディンドラン」のCCで賄えます。
ただスペリオルコールを行う術を持たないので、ディンドランは使い難いかも知れません。
懐かしいカードが現環境でも使用できる水準に改修させ登場したので、使ってみたくなりますね。
ヴァンガード 「黒竜の騎士 ヴォーティマー」評価
Amazon/駿河屋
今回のカードはSS09「クランセレクションプラス Vol.1」収録「黒竜の騎士 ヴォーティマー」です。
評価:4/5
■ソウル条件自己パンプ
【永】【《V》/《R》】:あなたのソウルに「漆黒の先駆け ヴォーティマー」があるなら、このユニットのパワー+1000。
旧版の連携ライドを彷彿とさせる効果ですね。
《R》でも使用可能になった点以外はそのままなのでかなり懐かしさを感じます。
パンプ効果としては正直、弱いですね。
固有名称指定でのソウル条件で上昇値が1000しかありません。
しかし、永続効果なので相手ターンにもフォースと同じ基礎スペックのパワー10000になりますし、非フォースクランの基礎値が足りず要求値が出せない問題を解決してくれます。
件の「漆黒の先駆け ヴォーティマー」にはコストになる必要こそありますが、自己ソウルインを行える効果があるので条件を整える事も然程難しくありません。
たかだか1000のパンプですが、それをアクセルのユニットが持っているという所が重要ですね。
■退却コスト時効果
【自】【《R》】:あなたのカードの能力で《R》から退却した時、【コスト】[このカードをソウルに置く]ことで、CC①。
「漆黒の先駆け ヴォーティマー」同様に退却コスト時にソウルに置く事で発揮される効果ですね。こちらはCCを行えるようです。
こんなに緩い条件でCCできるのは偉いですね。
シャドパラに欲しくなります。
本来消えるだけの退却コストをソウルに置くだけでCCできるのは便利ですし、スペクトラルデュークの効果でソウルにヴォーティマーを要求されることも容易に想像できます。
恐らくそれを補助する意味合いもあるのでしょうね。
■ライドされた時2アド
【自】:「スペクトラル・デューク・ドラゴン」にライドされた時、あなたの山札を上から5枚見て、2枚まで《R》にコールし、山札をシャッフルする。
固有名称指定がネックですが、ノーコストで2枚分のアドバンテージを稼ぎ出せるのは良いですね。
こちらも昔の連携ライドを彷彿とさせます。
ちゃんとしていますね、良いリメイクだと思います。
十中八九、《R》に出た2体は生贄用ですね。
ヴォーティマーをコールできれば退却コスト時に自己ソウルインして《V》パンプやCCを行えるので、優先して《R》に呼びたいですね。
■総括
連携ライドを持っていた旧版をかなり意識したリメイク版ヴォーティマーです。
ソウル指定で常時パワー10000になれるのが良いですね。
パンプ値としては最低値のたった1000ですが、そのお陰でフォース基準のパワーにまで引き上げられ、きちんと要求値を出せるラインを編成することができます。
雑な条件でのCCも偉いです。
ゴルパラには発動条件である退却コストにするユニットがいないので、スペクトラルデューク専用になってしまいますが、もともと消費されドロップに送られるだけだったこのカードがCC①&SC①に変換されるのですから無駄がなくて良いですね。
そしてスペクトラル・デュークを固有名称指定した疑似連携ライドでの2体コール。
固有名称を指定しているので拡張性が殆どありませんし、他所では使えませんが、アクセルクランにノーコスト2アド生成機能が付いている所が非常に良いです。
その後生贄にされるのが見え見えですが、手札もコストも使わず《R》を埋められるのはとてもありがたいですね。
【GBM】襲来!リジェクテッド ~ルイーザ~ HELL攻略
エマ編から切り替わってルイーザのお当番回になりましたが、今回もなかなか歯ごたえがありつつきちんとクリアできる難易度で良いですね。
今回の編成はこんな感じです。
バフを盛ったドラキュラで壁を排除し、弓2体と槍をボームで、後列のボマーをヘルシングで取り除けば、あとは然程の脅威はありません。
初手ボームではないので11番の弓が残ってしまいますが、そちらはトメタマで一発耐えればオズが消してくれるので問題ありません。
保険としてサムカワの回復範囲にも入っているのでクリティカルを貰っても穴が開く事は無いので安心です。
雑魚の配置はエマよりも悪辣になっているように感じますが、ルイーザ本体はエマほどの厄介さのない横一列攻撃なので、総合的には前回よりも楽に感じました。
前回のように麻痺で止められないように行動阻害防止が付いていて火力を正面から受け止める必要こそありますが、Sl1閻魔で受けきれる程度なので★5ウォリアーなら誰でも受けられるでしょう。
★4にロジカルウォリアーが存在しないのが若干厳しいですね。
この編成でルイーザが最後まで残り、脱落者なし、所要時間32ターンなので、サムカワ・トメタマを外してもう少しバフか火力を増やせばさらに縮める事もできそうです。
【仮面ライダーセイバー】第14章「この思い、剣に宿して。」感想
ストーリー
■二度と邪魔はさせん
前回、手も足も出ず逃走を選択し、その逃走すら失敗して空中でサンドバックになっていたのに、口だけは立派ですね。
あんなに無様な姿を曝した後でカッコつけられてもなぁ…。
代替わりしてくれないと、もう無様なイメージは払拭できませんよ。
今回の復活時の描写を見るに、やはり肉体はあまり重要ではなく、剣が本体に見えます。
こんなに簡単に復活するのであれば、前回、賢人賢人と叫ぶ前に真面目に剣を探すべきでしたね。
前回倒した時点で剣を叩き折ってしまえば、色々解決した気がします。
あんなに人がいて、みんなカリバーとの戦いに注視していたのに、誰一人として剣の行方を見ていないし、どの辺りに落ちたのかも把握していないのですから脳筋と言う表現は些かオブラートに包みすぎでした。
単純に無能です。
■形見分け
黄色のライドブックを尾上さんと蓮くんに渡していましたが、倫太郎の分は?
以前、三人で桃園の誓いみたいなのをやっていましたし、飛羽真と倫太郎が持つ方がスマートな気がします。
そもそも何も解決していないのに、ベースにわざわざ引き返して全員で喪に服した空気を作っている意味が解りません。
事あるごとにホームに戻ってきますね。ソシャゲかな?
軽い作戦会議ぐらい、前回の広場でそのままやれ。
■新しいライドブック
何故、倫太郎があの何処からともなく湧き出た新しいブランクライドブックの存在を知っているんです?
実は剣士にとっては周知の事実だったんでしょうか?
であれば、類似品のブランクライドブックを貰った時の飛羽真や、それに気づいた周りの人間に何某かのリアクションをさせて欲しかったのですが、本当にいつからあったんですか、それ。
しかも、ブランクラウドブックの調整の為に倫太郎のライドブックを全部使用不能にする必要があるとか、正気の沙汰ではありません。
この状況で倫太郎と大奉寺さんが戦線離脱してまでパワーアップアイテム作る方を優先するとは思いませんでした。
今、それやる必要ある?
あと倫太郎がキングオブアーサーを持っているのも謎です。
■三人で一緒に出撃して、三方から登場する不思議
手分けして探していたとかなのかも知れませんが、一緒にベースを出た飛羽真、尾上さん、蓮くんが、それぞれ違う方向から走り寄って来てセリフを言うそのシチュエーション、誰が考えたんです?
絶妙にダサくて滑稽ですし、目的地は同じで一緒に拠点を出たのになんでバラバラに行動しているんだろうと違和感があり、非常にノイジーです。
状況が違えばカッコイイ演出、登場シーンになると思うのですが、今ではなかったと思います。
■ドラゴン&アラジン二本差し
シチュエーションは非常に良いですね。
友の仇を討つ為に、形見の剣を使って立ち向かう!
一緒に世界を救おうと言うセリフも良いですね。
展開としては燃える展開で素晴らしいです。
しかしですね、前回、ドラゴニックナイトで圧倒できていた相手にわざわざドラゴンアランジーナで挑むのはちょっと。
心情としては理解できなくもありませんが、「世界を守る」とか言いつつ私情優先であえて弱いフォームで戦い、賢人の力のお陰で倒せたよとなるわけでもなく、普通に逃げられているので色々台無しです。
本気を出せば全く負ける要素がないのにと思うと尚更情けなく見えます。
友情パワーはただの気持ちの問題なので、純粋にスペックの高い相手には勝てないと明確に示されていて実に虚しい。
しかも、亡き親友の遺志を継いで世界を守ると御大層な命題を掲げているのにこの体たらくですからね。
素直にドラゴニックナイトで雷鳴剣を使って圧勝してくれたなら、こんなに虚しいシーン視聴せずに済んだのに、何を考えて作っているんだろう。
そもそも正規の持ち主でない飛羽真が雷鳴剣を扱えるのは何故?
ソードライバーから抜けないだけで、抜いた状態の剣を奪えば使えるんでしょうか?
或いは、剣士であればどの聖剣でも扱える?
最初に二刀流を見た際には、ただの棒として振るっているのかとも思ったのですが、音声が出て技が撃てているのでアクティベートは済んだ状態に見えます。
聖剣の設定もどうなっているのか良く解りません。謎です。
ついでに、割と離れた位置で戦っていたはずなのに、必殺技を一発撃ったら蓮くんと尾上さんがスイッチバックしたのも意味が解りません。
直前まで別シーンでレジエルと戦っていたのに、突然乱入して喋りながら攻撃しているので忙しない感じがします。
蓮くんなんかは「お前を倒すことが賢人君の強さを証明する」とか言っていましたし、カリバーを倒してもいないのにレジエルの相手をするのは流れとして違和感を感じます。
■ライドブック交換
大奉寺さんがライドブックを尾上さんに渡した時には、何某か意図があるものと思ったのですが、その直後にユニフォーム交換の如く、お互いのライドブックをシャッフルしだして唖然としました。
別にフォームチェンジをするなとは言いません。
フォームチェンジした方が画面に変化があって面白いので、それ自体には賛成なのですが、何の意味も意図もなくフォームチェンジするのはやめていただきたい。
手持ちの中から気分で切り替えるキャラと言うのであれば、それはそれで構いませんし納得できますが、幹部が総出でやって来て取り囲まれた状態で仲良くお気に入りのライドブックをシェアし合おうぜ!みたいな事をされてもバカバカしさしか感じません。
幸い、大奉寺さんの三匹の子豚だけは意味がありましたが、それにしたってただの偶然ですし、他の二人は全く役立てていません。
販促としても機能しているようには思えませんし、ただ無駄で冗長な描写だったと思います。
■芽衣さん
倫太郎の強化フォームでの初変身じゃないですか。
そこをコミカルに揶揄す邪魔なキャラとか、要りますか?
なんなのアレ。
倫太郎との温度差も酷いですし、直前までの状況を考えても最悪です。
一体何を考えてこんなに酷いキャラ付けをしてしまったのか。
何故、あえて、この場面に一緒に登場させたのか。
何の意図があって、あんな無駄で不快なシーンを変身シーンに挟んだのか。
このシーンの芽衣さんの存在のすべてが気に入らない。
■賢人はいつも明るくて
ごめん、飛羽真。
私には賢人が明るく笑っているイメージは全然ないんだ。
どちらかと言うと、いつも悩んでいて悲し気で苦し気で必死な様子の方が印象が強いんだ。
境遇を鑑みても、賢人が一人責任を感じて自分がどうにかしなければ、せめて自分の手でと思ってしまうのは仕方がないと思うし、ずっとそういうキャラとして描写されていたように感じているのですが、もしかして私以外の人には明るいキャラに見えていたのでしょうか?
ギャップを感じます。
アクション
ライオンに変身するギミックは面白くて好きですが、ライドブックから突起が飛び出しているのは何なんでしょう?
ギミック作動時の操作性は良さそうですが、本から飛び出した突起が非常にカッコ悪く見えます。
レバー式でなければならない理由はなかったはずなのに、何故ライドブックのシルエットを歪ませる不格好な突起を採用してしまったのか。
これが解らない。
また砲撃の戦士と言うのも、かなり引っ掛かりを覚えます。
ソードオブロゴスのメンバーの中でも、剣士である事に拘りや誇りを持っている描写の強かった倫太郎が、剣士ですらなくなってしまうのは如何なものかと。
砲撃の戦士だからなのか、剣も抜かずに拳のみで戦っていましたし、動きとしては以前の方が綺麗で見応えがありました。
ライオン形態も然程出来が良いわけではない、いつものクオリティのCGなので見ていて楽しくありませんし、剣で戦って欲しいです。
しかし、スーツはカッコイイですね。
サバイバーな雰囲気の漂うバイザー、砲身、背面装甲。
濃紺とメタリックブルーの配色も素敵です。
デフォルトは明度の高い青だったので差異が強調されていて良いですね。
メインカラーが暗い青になったおかげで差し色の銀も映えます。
ドラゴンナイトも暗い銀をメインに据えた渋めの配色でしたが、こちらも落ち着いた色合いでカッコイイです。
剣士の中でも殊更に文明とは縁遠そうな倫太郎が、サイバネティックなデザインのフォームへ変身するのはギャップがあって面白いですね。
魔進戦隊キラメイジャー 第35話「マブシーナ放浪記」感想
ストーリー
■有能な敵よりも恐ろしい無能な味方
現実でもフィクションでも、酔うと人が変わるみたいな話はよくありますね。
しかし、実際に豹変するケースは殆どありません。
なにせ酩酊状態になったせいでマトモな人がヤバイ人になることはありませんから。
酔ってヤバい人になるのではなく、元々ヤバイがそれを制御できていた人が、制御を失い外面を取り繕う事すらできなくなるからヤバくなるのです。
多くの人は程度の差こそあれ人間の群れで暮らすだけであれば問題ない程度の社会性を備えているので、酩酊状態となっても壊滅的な事態にはならなりませんが、稀に社会性が壊滅したまま自制だけで群れ社会に適応できる人も居ると言うだけの話です。
と言う事で、今回のあれは周囲への気遣いが抜け落ち、本心に従って正直に行動したマブシーナの姿です。
思いついたことに何でも手を付けるのは、まぁ良いとして、すぐに癇癪を起して頭突きをしたり飛び蹴りをしたりと、非常に粗野ですね。
まさかヨドンナがツッコミ役になるような暴走をするとは。
酔っぱらいは好きではありませんが、今回のお話は実にバカバカしくドタバタとした展開で楽しかったです。
でも、ネクタイ奪った人には、きちんと謝ってネクタイを返しましょうね?
■アイス
アイスを気に入って根こそぎ奪うヨドンナ様が可愛い。
しかし、何故この時期にアイス?
実は夏のお話だったのでしょうか?
■ゴルフ邪面
ゴルフ場がきちんとお顔になっているデザインが秀逸です。
攻撃方法もゴルフモチーフで個性的で面白いですし、デザインを活かした弱点の設定も良いですね。
カップにボールを入れられたら死ぬとか、下らな過ぎて好きです。
あんなに盛大に爆発するのであれば、弱点なのも仕方ありませんね。
マブシーナの被害にあってツッコミ役にもなっていますし、コミカルで可愛いですね。
ただの日本茶を出すための振りだと思っていたアバンのお詫びの贈り物のエピソードも邪面師討伐のキーになっていましたし、ここ暫く邪面師が出てこなかった事もあってか、邪面師の中でも扱いが良かったように感じます。
■融合宝路
絵面がヤバすぎる。
あれだけで面白いの、ズルい。
■またやっちゃいました
ホラーみたいなオチ。
何気に役者さんの気絶の仕方にも個性があって面白いです。
為朝の抱えているのは、もしかして鮭?
クリスマスだから鮭なのでしょうか?
ヴァンガード 「漆黒の先駆け ヴォーティマー」評価
Amazon/駿河屋
今回のカードはSS09「クランセレクションプラス Vol.1」収録「漆黒の先駆け ヴォーティマー」です。
懐かしい。裏切る前のゴルパラ所属状態ですね。
評価:4/5
■専用サーチ
【自】【《V》】:登場時、あなたの山札を上から7枚見て、「スペクトラル・デューク・ドラゴン」か「黒竜の騎士 ヴォーティマー」を1枚まで公開して手札に加え、山札をシャッフルする。
よくある《V》登場時専用サーチですね。
コストを消費せず、確認できる枚数が7枚と多く、固有名称指定ですが対象が2種あり、成功すれば単純に1アド稼げるのでこの手の効果の中では優秀です。
リメイクとして見ても旧「幼き黒竜 ヴォーティマー」の効果をそのまま持ってきたものなので、違和感も少なく久しぶりに良いリメイクだと思います。
G0が統一規格になったので、リメイクするとなると、まぁこうなるかなと言う納得の性能ですね。
■退却コスト時効果
【自】:あなたのカードの能力で《R》から退却した時、【コスト】[このカードをソウルに置く]ことで、そのターン中、あなたのヴァンガード1枚のパワー+5000。
見るからにデュークが《R》退却をコストに《V》スタンドしそうな効果ですね。
パンプ値が5000と大きく、コストも自己ソウルインのみなので使いやすそうです。
残りの2枚次第な部分はありますが、本来ならばコストで1枚分の損失となるだけだったユニットをパンプ値に変換できるのは悪くありませんね。
一応指定が無いのでどのカードの能力で退却しても発動するのですが、ゴルパラには《R》を食べて発動する効果が殆ど無く、他所で活かすのは難しいですね。
将来的には意味が出るかもしれないという所は偉いです。
■総括
リメイク版ヴォーティマーです。
旧版のG0が持っていたライドされた時に発動するサーチ効果をほぼそのまま移植され、旧版の所持していた生贄確保能力の代わりに生贄時のメリット効果を獲得しています。
どちらの能力も優秀なので、デュークを使う場合には必須になりそうです。
この効果を鑑みるに旧版同様の《V》スタンドを引っ提げてのリメイクになりそうなので期待しています。