ヴァンガード 今日のカード「運命の配り手 ジャクリーン」「ジェンティール・オープナー」評価
Amazon/駿河屋
今日のカードはBT09「蝶魔月影」収録「運命の配り手 ジャクリーン」「ジェンティール・オープナー」です。
このバニラ、せめて「銀の茨」か「奇術人形」にできなかったの?
評価:4/5
■「奇術人形」「伝承鳩 ポップ」サーチ
[自]【《V》/《R》】:登場時、【コスト】[CB①]
あなたの山札を上から7枚見て、「奇術人形」を含むカードか「伝承鳩 ポップ」を合計2枚まで公開して手札に加える。
2枚公開したら、手札を1枚ソウルに置く。
「ハリー」軸のキーとなる「伝承鳩 ポップ」にアクセスする手段があるのは良い事だと思います。
確認できる枚数も7枚と多めですし、サーチ対象に「奇術人形」も含んでいるので1枚を手札に加えるだけならほぼ成功しそうですね。
2枚狙いも「奇術人形」2枚、「奇術人形」と「伝承鳩 ポップ」、「伝承鳩 ポップ」2枚とパターンが多いので贅沢を言わなければ十分に狙えそうですし、優秀ですね。
2枚を加えると手札を1枚切らなくてはいけませんが、処理する先がソウルなのでペイルにとっては損はありませんし、登場領域の指定がなく、何処から出て来ても効果を使用できる点も偉いです。CB①以上の価値がありますね。
ただ、これだけ効果が様変わりしたのに、何故かこのカード自体はキャラそのままのリメイクで、「奇術人形」になっていません。
効果の方は以前の面影が全くないのに、ただ使い勝手を悪くするためだけに名称を与えられない専用サポートとは、随分と酷い扱いですね。
■総括
「ハリー」軸の専用サポートです。
非名称の「伝承鳩 ポップ」にアクセスする手段は貴重なので、このカードの存在は重要そうですね。
確認した中に「伝承鳩 ポップ」がなくとも、「奇術人形」を回収できるので不発になり難いですし、「ハリー」軸であれば必須だと思います。
評価:1/5
■★2バニラ(2種目)
94種もカード考えるのが難しいなら、最初からもっと低い数値を設定すれば良かったのに、何故わざわざ収録枚数を多めに設定して2種目のバニラを詰め込むなんて真似をしているのでしょう?
せめて「奇術人形」や「銀の茨」にして、ひょっとしたら採用できるかも知れないデザインにする程度の気遣いが欲しかったです。
収録内容の端々からやる気の無さが伝わってきますが、やはりもう紙を売るのが嫌になりましたか。
今後はソシャゲ一本で生きていくのかな。
■総括
特に言うべき事も無いゴミです。
例えただで貰ったとしてもそのままゴミ箱にインするレベルです。
まぁ、相手が純然たる善意で別けてくれたのであれば、そのまま捨てるのは憚られるので持っては帰りますが、貰っても困るレベルの紙ゴミです。
ヴァンガード 今日のカード「無尽の忍鬼 トキツネ」「忍竜 シュラトグロ」評価
Amazon/駿河屋
今日のカードはBT09「蝶魔月影」収録「無尽の忍鬼 トキツネ」「忍竜 シュラトグロ」です。
12000バニラは「強硬の忍鬼 ホウカク」と言うのが既に居るのですが、忘れちゃったのかな?
評価:1/5
■他の同名1枚毎にパンプ
[永]【《R》】:あなたの他のサークルの「無尽の忍鬼 トキツネ」1枚につき、このユニットのパワー+5000。
同名ユニット1枚毎にパワー+5000される永続効果ですね。
名称変更を使わなければ、最大でパワー+15000。
パワー20000が4枚並ぶ形になります。
達成できればそこそこ強いのですが、あまり現実味はありませんね。
パンプに必要なカード名称を「無尽の忍鬼 トキツネ」と明言されているので、「侍大将 HYU-GA」の効果で、HYU-GAと同名のカードを増やしても意味がありませんし、あまり使い易いとは言えませんね。
素のパワーも低いですし、類似効果の「万余の忍鬼 サンジー」の方が幾分かマシに見えます。
■総括
パンプ値が変動する永続強化を持った珍しいユニットです。
永続効果である点はある程度評価できますが、素のパワーが低く、パンプ効果に必要なユニットを固有名称指定されており、露骨に「侍大将 HYU-GA」との相性が悪い点が残念です。
G1ユニットをサーチして展開できるようなカードが増えない限りは、わざわざこれを使うことはないでしょう。
評価:2/5
■1200バニラ(2種目)
まさか同じバニラの2種目を配るとは思いませんでした。
やはり90枚以上もカード考えるのが面倒臭くなったんですね。
この分だと他のバニラも2種目を配るのかな。
アクセルクランなので数値の大きいカードはある程度歓迎できますが、1種目の12000バニラ「強硬の忍鬼 ホウカク」の採用率を鑑みれば、このカードも殆ど使われる事は無さそうです。
■総括
まさか、まさかのバニラ2周名です。
完全に無駄とは言えませんが、何の為に収録したのか、その意図を説明して欲しいものですね。
ついでに、数ある選択肢の中から、このカードを公開しようと思った経緯、理由も知りたい。
週刊ヴァンガ情報局「シャルハロート・ヴァンピーア」「忌まわしき者 ジル・ド・レイ」「エッジ・イン・ザ・ダークネス」評価
Amazon/駿河屋
今回の情報局はBT09「蝶魔月影」収録「シャルハロート・ヴァンピーア」「忌まわしき者 ジル・ド・レイ」「エッジ・イン・ザ・ダークネス」です。
相変わらず、顔が良い。
評価:4/5
■バトルフェイズ開始時前列パンプ
[自]【《V》】:バトルフェイズ開始時、あなたのソウル1枚につき、そのターン中、あなたの前列のユニットすべてのパワー+1000。
ソウル枚数依存の広域パンプ効果ですね。
特にコストも無く発動するので使い易くて良いと思います。
ダクイレであれば順当ライド時でも+5000程度は狙えそうですね。
効果②の条件がソウル13枚以上である都合上、最速で13枚溜める構築もあり得るでしょうし、中盤以降のパンプ値は+13000以上を期待できる点も良いですね。
前列全てをパンプできるので、効果②の《R》スタンドとも相性が良く優秀です。
ただ発動タイミングがバトルフェイズの開始時なので、「ノーライフキング デスアンカー」の疑似《V》スタンド時にはパンプ効果が出ず、この効果との相性は悪いですね。
■《R》スタンド
[自]【《V》】:アタックした時、【コスト】[CB①]
あなたの前列のリアガード1枚をスタンドする。
あなたのソウルが13枚以上なら、1枚のかわりに2枚スタンドする。
アタック時に《R》をスタンドする効果なので、一応、★2になれる「インフリクト・スタンパー」や★2バニラの「ブレミッシュ・スパイア」と相性が良い効果ですね。
効果①で要求値も上げられるので、無くはないかも知れません。
まぁそれらを無理やり使うよりは公式も触れていましたが、「ナンバー・オブ・テラー」等、ターン制限のないアタック時効果持ちをスタンドするのが良さそうです。
或いは「ホープ・オン・ダンプ」と組み合わせて見ても面白そうですね。
こちらの効果はアタック時に発動するので「ノーライフキング デスアンカー」の疑似《V》スタンド時にもきちんと発動し、《R》スタンドと併用可能なので悪くはなさそうです。
問題は条件のソウル13枚ですが、構築次第では最速で狙えなくも無いと言う感じですね。幸い、この効果のコストはCB①のみなので余所にコストを回す余裕はありますし、見た目の印象程重くはなさそうです。
ただ、このユニット自体には一切ソウルを増やす手段が無いので、他の軸よりは苦労しそうですね。
■総括
今回のダクイレの顔です。
大幅な上昇値を見込める前列パンプ効果と、それを活用する前列スタンド効果を持った優秀なユニットですね。
自身でソウルを溜める力がない点だけが気掛かりですが、「幽幻の撃退者 モルドレッド・ファントム」や「轟剣竜 アンガーブレーダー」に近い効果なので、起き上がる《R》さえ優秀ならば強いデッキになりそうです。
評価:3/5
■ソウルからコール
[自]【《V》/《R》】:登場時、【コスト】[CB①]
あなたのソウルからG2以下を1枚《R》にコールする。
「エグザクト・フローズン」の完全上位互換効果ですね。
ペイルのようにソウルからコールし、盤面を埋める効果です。
事実上、CB①・SB①支払い、1枚分のアドバンテージなので、ぱっとしませんが弱くはありませんね。
制限も登場時、G2以下と、然程厳しくは無いので、このコストであれば使っても良いかなと思えます。
きちんと《R》でも使用可能なので、サブ《V》用G3が持つ効果としては、まずまずでしょう。
ソウルが減る点は若干気に掛かりますが、気になるようなタイミングで呼ばなければ良いだけの話なので、然程問題ではありませんね。
後半は気兼ねなくソウルから呼べるでしょう。
欲を言えばG3を呼べて数珠繋ぎにできるのが理想でしたが、本業ではないのでこんなものですか。
■アタック時除去効果
[自]【《V》/《R》】:ヴァンガードにアタックした時、あなたのソウルが10枚以上なら、相手のリアガードを1枚選び、退却させる。
ソウル条件こそ付いていますが、アタックするだけで発動するノーコスト除去効果は便利ですね。
《R》でも使用でき、ターン制限も無いので、「シャルハロート・ヴァンピーア」でスタンドすれば1ターンに2アド以上を奪っていけます。
ただ、ソウル条件付きの効果を持っているのに、このユニットにはソウルを溜める手段がないのは困りものですね。
自己パンプも失っていますし、弱くは無いのですが、アタッカーとしてはいまいち。
G3は糞ニートばかりのようです。
貴種は下民が耕した畑を優雅に収穫するのが仕事と、そう言う事ですね。
■総括
ソウルが10枚以上ならと言うソウル条件以外の一切に面影が見られない、元G4ユニットです。
場に出て殴るだけでアドバンテージを稼いでいける性能をしているので、《R》に出して「シャルハロート・ヴァンピーア」でスタンドする札としては悪くありません。
ただこのユニット自体はパワーも★も増えず、ガード制限の類も無いので、「ナンバー・オブ・テラー」「リガー・ツイスター」「ホープ・オン・ダンプ」らに優先するかどうかは微妙な所ですね。
評価:4/5
■登場時手札交換
[自]【《V》】:登場時、1枚引き、あなたの手札を1枚ソウルに置く。
あ、滅茶滅茶強い。
《V》登場時なのでチャンスは限られますが、その分リターンも大きく優秀ですね。
引いてから手札を減らすタイプなので損をしませんし、手札の行き先がソウルである点も非常に良いです。
このサイクルの中でも特に良いですね。
■登場時SC&条件付きCC
[自]【《R》】:登場時、SC①。貴方のカードの能力で登場したら、CC①。
こちらも優秀ですね。
ソウルに置く枚数こそ1枚と最小ですが、手札交換を使い損ねても最低限の仕事を果たせるのは良い事です。
いつ引いてもソウル供給に活用できる点が偉い。
追加効果の方は、条件が厳しいですね。
ほぼほぼ「忌まわしき者 ジル・ド・レイ」です。
「エグザクト・フローズン」もCCを加味すればCB①=1アドバンテージのごく普通の効率になるので、候補として考えられなくもありませんが、微妙です。
「忌まわしき者 ジル・ド・レイ」と併せれば、カウンターコストは消費せず盤面を増やせるのでちょっと良いですね。
とは言え、現状では手段に乏しいので、あまり当てにできないお負けですね。
■総括
よくある【《V》】登場時限定手札交換サイクルです。
消える手札の行き先がソウルなので、得しかない所が良いですね。
《R》限定効果のSCも、かなり厳しいですが条件付きでCCも発揮できますし、優秀だと思います。
ヴァンガード 今日のカード「ラッキング・フランキーニ」「夜を奏でるゾンビ」評価
Amazon/駿河屋
今日のカードはBT09「蝶魔月影」収録「ラッキング・フランキーニ」「夜を奏でるゾンビ」です。
theサブクランと言った趣ですね。
評価:1/5
■蘇生時自己パンプ
[自]【《R》】:ドロップゾーンから登場時、【コスト】[CB②]
そのターン中、このユニットのパワー+25000。
CB②支払うだけあって、パンプ値は大きいですね。
条件のドロップからの登場も、グランブルーであれば、然程難しくはありません。
パンプを狙う機会はそこそこにあるでしょう。
パンプ値が大きく、単騎34000になれるのでフィニッシャーとしてそこそこの打点ですが、これなら「不死竜 スカルドラゴン」や「海底魔獣 スケアディック」の方が良いと思います。
■総括
前日の「エグザクト・フローズン」を彷彿とさせるG2、CB②で微妙な効果を持ったユニットです。
パンプ値自体は大きいのですが、それでもわざわざG2帯にこれを入れるかと言われると、多分入れないと思います。
評価:1/5
■G1、9000バニラ
このバニラも配られていなかったんですね。
グランブルーはプロテクトクランなので基礎値が1000足りず、ブースト要員が9000出せればとか、パンプ値がもう1000あればと思う事も無くは無いので、まぁ一応使えなくはありませんね。
ただグランブルーは上記の「ラッキング・フランキーニ」のように、大幅パンプを備えた札も多く、シールド値を10000削ってまでパワー1000を取る事は無いかなと思います。そもそもVシリーズ初期のアクセルに配られていたバニラを今更配られても…。
■総括
今更配られた9000バニラです。
全94種は多すぎたので、収録枠を配っていないバニラで埋めようと言う試みですね。
これを入れる前に入れるべきカードは幾つかあるので、まぁ採用することは無いでしょう。「お化けのとみー兄弟」のせいで型落ちですが、さすがに「伊達男 ロマリオ」の方がマシです。
ヴァンガード 今日のカード「オースティア・ヒーター」「エグザクト・フローズン」「ブレミッシュ・スパイア」評価
Amazon/駿河屋
今日のカードはBT09「蝶魔月影」収録「オースティア・ヒーター」「エグザクト・フローズン」「ブレミッシュ・スパイア」です。
★2バニラって、まだ配り終わってなかったんですか?
こう言う互換は収録枠を無駄に食うだけなので、各クランに配るなんて馬鹿な真似はせず、クレイエレメンタルにして下さい。
或いは、全クランを年に複数回拡張するような状態にしてから配って下さい。
評価:2/5
■ソウルから手札へ戻る
[起]【ソウル】:【コスト】[CB①、手札を1枚捨てる]
このカードを手札に戻し、あなたのドロップゾーンから2枚までソウルに置く。
CB①でこのカードをソウルから手札に戻す効果ですが、手札に戻って来ても嬉しい事がほぼほぼ何もないので、どちらかと言うとCB①でSC①する効果か、或いはCB①でドロップから任意のカードをソウルに置く効果ですね。
これでG3でも山札、ダメージゾーン、ドロップゾーンと、大凡触れそうな範囲から任意のカードをソウルに入れる機能を得たので、なかなか便利だとは思います。
ただグランブルーでもなければ、《R》を除去される以外で自分の意思に反してドロップゾーンにカードが落ちる事があるとは殆どないので、無駄ではないが然程ありがたみがあるわけでもない微妙な効果ですね。
その《R》もソウルに置きたいのであれば、《R》から吸い込んでしまえば良いだけですし、G1に「ヴァリアンツ・キラーテイル」もいるので、う~ん。
また自身がソウルにある必要があるのも、使用条件が限られていてややネックです。
■総括
山札から任意のカードをソウルに置く「深魔幻皇 ブルブファス」、ダメージゾーンから任意のカードをソウルに置く「ヴァリアンツ・ドラグフォーム」に続く、第三のファクター、ドロップゾーンから任意のカードをソウルに置く機能を持ったG3ユニットです。
これまでG3でできなかった事ができるようになっているので無駄ではありませんが、ドロップゾーンに意図せずカードが落ちる事は稀有なので、使い勝手はいまいち出ですね。自身がソウルにある必要がある点も印象を悪くしています。
そもドロップからソウルに置くだけであれば「ヴァリアンツ・キラーテイル」事足りるんですよね。
評価:1/5
■ソウルからコール
[自]【《R》】:登場時、【コスト】[CB②]
あなたのソウルからG2以下を1枚まで《R》にコールする。
また、いつぞやのキューティクルシリーズのようにペイルの劣化効果を持つカードが出ましたね。
連パンするフォースの時にも思いましたが、こう言う無駄にクラン特性を侵す効果は歓迎できません。
G2以下と範囲はそこそこに広い点と、領域指定のない登場時なので何処から出て来ても効果を使用できる点は良いですが、事実上、CB②・SB①で1枚を得る効果なので随分効率が悪いですね。
CBを消費するのであれば、もっとCB効率の良い効果に回したいところです。
■総括
劣化ペイルムーン的効果を持った微妙なユニットです。
CB②使って《R》1枚得るのでは流石に効率が悪いので、わざわざ使う事は無いと思います。クラン内でのシナジーも薄く、これに枠を割きたいと思うようなデッキがあるとは考え難い。
こう言う動きがしたいのであれば、素直にペイルを使えば良いと思います。
でなければ何の為にクランで別れているのか解りません。
こう言うカードを見ていると、昔ネオネクのクラン特性は互換とか言われていた時期を思い出します。
評価:1/5
■★2バニラ
いつの間にか全クランに配る事になった、★2バニラですね。
昔はこの手の特殊なバニラは、クランタイプ毎に配る札と配らない札を別けてくるのかと思っていた時期がありました。
御覧の有様です。
そうだよね、ブシロードだもんね!
■総括
ヴァンガードのバニラ互換の中でも、異彩を放つ★2バニラ互換ですね。
他のバニラは稀に採用されている頃もありましたが、これを使っている人は見た事がありません。
どのクランタイプに配るのが正解だったのかもわかりませんが、ダクイレには要らないでしょう。
もっと《R》パンプが豊富なクランに投げて下さい。
魔進戦隊キラメイジャー 第12話「ワンダードリルの快男児」感想
ストーリー
・クリスタリア宝路
小夜さんを「ちゃん」付けするキャラは珍しいのですね。
そのままスルーして立ち去ろうとするのも、頭おかしくて第一印象は悪いですが、インパクトはありました。
何にでもワンダー付ければ良いと思っているいい加減な感じも嫌いではありません。
もしかして、「ここれ掘れワンワンだ」と「ワンダー」もかかってます?
正義、狭義、義務、いずれかは解りませんが、自らが掘り起こしてしまったモンストーンはきちんと追いかけて対処しようとしていますし、その際に一人残す小夜さんにきちんと迎えに来ると告げてから行くのが良いですね。
役者さんのお陰か、やたらと爽やかで見ていて嫌味が無いのが良いですね。
キスをねだっていても嫌な感じがしないのは凄いです。
しかし、マブシーナの兄とは、そのままの意味なのでしょうか?
クリスタリアに普通の人間型の人もいる?
親族はみんなマブシーナ型だったのに、唐突に人間型の親族が出て来て意外でした。
・著しい知力の低下
「キラメイサーチング」と言っているのに装置は気にしても「キラメイ」には一切反応を示さない、あの距離まで接近していてタッチの差で擦れ違いヘリコ・ジェッタに気付かない小夜さん。
あの頭部の形状、ロケーションで、飛来物を隕石ではなく狙撃と考える為朝。
他は兎も角、この二人はちょっとお話の都合に合わせて知性削り過ぎでは?
・博多南
最後凄い顔してたけれど、何なの?
毎回顔の怖さを更新していかなければならないゲッシュでもあるの?
0話も含めて13話見ても未だに好きにはなれませんが、画面の中でこちらに向かって歩くキラメイシルバーと、すれ違うように奥へと去って行く博多南の対比は不穏でカッコよかったです。
・マブシーナ
境遇を考えれば、自分や父親の窮地に何処かで遊び歩いていた兄に責任を問いたくなる気持ちは理解できます。
しかし、悪いのはガルザなので、そんな空気にしてダンスに入らせないで!
CMの後はみんなでキラメイダンスとか言える空気じゃない!
アクション
・キラメイシルバー
シルバーにオレンジの挿し色の配色は珍しいですが、悪くありませんね。
頭部もゴーグルが良いアクセントになっていてなかなかカッコイイです。
設定的にはパールとゴールドの配色でも良かったと思うのですが、何故オレンジなんだろう。
ただ肘から手首までがオレンジなのは、まるでアームカバーを付けているように見えてダサいです。
動きは非常に良いですね。
登場の仕方からしてカッコイイですし、ソロ名乗りからのシャイニーブレイカーを使った緩急のある動きとカメラワークが相まって、迫力のある初戦闘だったと思います。
重機に挟まれて開脚しているのは…シュールでダサかったと思いますが、あの状況で「どんんあもんだい」と言われては、まぁダサカッコイイですとしか。
必殺技でゴーグルに爆散する邪面師が映る演出も良い。
これは惚れてまうやろ。シャイニーブレイカーは子供に人気でそうですね。
専用曲も好きです。歌が聞きたいし、カメラワークが良く見応えがあったので、戦闘シーンだけ何度も見てしまいました。はやくCD出ないかな。
暫くはシルバーの販促期間でしょうし、ロボも期待しています。
仮面ライダーゼロワン 第36話「ワタシがアークで仮面ライダー」感想
ストーリー
戦隊に遅れ、ライダーも漸く新しい話が放送されました。
これでとりあえず平常通りです。良かった、本当に良かった。
・今週の不破さん
偽の記憶を植え付けられ、他界したと思っていた家族が生きていたと知り、対応に悩んでいると。
過去も家族も奪われ、いいように操られていたとか、改めて見ても悲惨ですね。
どうやら不破さんとしては家族に会いたいが決心がつかず、何でも良いから後押ししてくれる、肯定的意見を言ってくれる存在が欲しくて占いに頼ろうとしたようですね。
そして相変わらず1話で悩んでそのまま即時解決するんですね。
メンタルが強すぎる。
以降はあの風景が不破さんの戦う理由になるのかな。
主人公っぽくて非常に良いですね。カッコイイなぁ。
アイちゃんとほのぼの会話している不破さんも救われた感があって良いですね。
初期のヒューマギアへの憎しみを植え付けられていた不破さんから、漸く完全脱却できたように思います。
・ZAIA
「ZAIAスペックが暴走する原因は判明しているが、解決できません。
そこで我が社のレイドライザーをご購入いただき、自己防衛しましょう!」
いや、そうはならんやろ。
素直にZAIAスペック捨てますよ。
なんなの? ZAIAスペックは一度装備すると外せない呪いの装備なの?
廃棄できない呪いでもかかってるの?
或いは使用に際して脳にチップを埋め込まれ、外す・捨てる・使用しないと言う選択肢を奪われるのでしょうか。
そもそもZAIAスペックが暴走する危険物なのに、レイドライザーが暴走しないとは考えにくいのですが、あの世界の人は人工知能以上にロジカルなのだろうか?
例え理論的には暴走しない装備だから装備だから大丈夫と言われていたとしても、危険な商品を販売してそれに対処もせず放置している会社の別の商品が安全だと割り切るのは無理があります。
その為の飛電名義での発売なのかな?
名義ロンダリングですね。
と言うか、一般人が武装して暴徒から物理的に身を護るのは、どうなんです?
現代日本では、例え相手が殺すつもりで襲って来ても、相手に怪我を負わせることなく鎮圧しないと罰せられる可能性が高い犯罪者の権利に優しい国なのに、銃よりヤバイ兵器で一般人が武装して自衛するなんて許されるわけがない。
それに武器を持つのは善人より悪人の方が先ですからね。
悪人が武装して銃も効かないような状態になって暴れたら、警察による治安維持もままならなくなります。
どう考えても、そんなマッチポンプで一般販売とかありえない。
・アイちゃん
声優型ヒューマギアの末路がそんな感じでしたが、あれと何が違うんです?
博士が自画自賛しながら取り出していましたが、似たような物は既に序盤に出ていましたし、そもそも人工知能搭載人型ロボットの前提技術として、非人型人工知能があるものでは?
ゼロワンの世界では人工知能と人型ロボットは同時に産まれて、セットで運用するのが当然なんだろうか?
何気に占いヒューマギアより有能に描写されている点も気に掛かります。
占いヒューマギアが家族に会う事を勧めて、二の足を踏む不破さんをアイちゃんが後押しする形にすれば、占いヒューマギアをバグったような言動をする奇人としてわざわざ株を下げて描写せずとも済んだはずです。
・唯阿さん
アークを破壊する為、迅と手を組んでいたと言うのは解りますが、それを今まで誰にも告げていなかったのは何故なのでしょう。
具体的なプランは何もないのに、復活させて地上で戦えば二人だけで勝てる算段だったのが謎です。
わざわざ地上に上げる理由も全く解りません。
水没したアークを破壊できない理由でもあったのでしょうか?
アクション
・アークゼロ
ベルト及びスーツデザインは良いですね。
アークをモチーフにしたフェイスパーツやベルト、胸・肩から背中に伸びるパイプ等、けして多くは無い装甲パーツにハッタリの利いた装飾が施されていると思います。
声も豪華で良いです。声だけで強い。
ただ、滅の素体を乗っ取らないと登場できないと言うのは残念です。
ボディも純飛電メタルにして滅亡迅雷+アークで勢揃いして欲しかったです。
中の人が高岩さんだから滅と同時に存在できないとか、そう言った事情でしょうか?
武器の出し方はなかなかカッコイイですね。
元の形状がカバンなのが難点ですが、武器をその場で生成して使い捨てる一連の動きは好きです。
身体の動きは特徴のない地味なものでしたが、見た目に解り易い特徴が一つあるとキャラは立ちますね。
ヴァンガード 今日のカード「お化けのとみー兄弟」評価
Amazon/駿河屋
今日のカードはBT09「蝶魔月影」収録「お化けのとみー兄弟」です。
ナイトローゼの下僕が、皆の下僕になった。
この互換の紹介は別にクラン毎にやる必要は無いと思うんですよー。
評価:4/5
■ドロップ5枚以上で自己パンプ
[永]【《V》/《R》】:あなたのターン中、あなたのドロップゾーンが5枚以上なら、このユニットのパワー+5000。
このシリーズの中でも使い易い条件ですね。
グランブルーのドロップ条件としても緩く優秀ですね。
おまけでこれであれば、十分でしょう。
一部クランの同サイクルとは違い、一度満たしてしまえば以降は持続するタイプの条件である事が良いですね。
序盤から狙って行ける範囲の緩い条件かつ、維持に気を使う必要が無いのは使い勝手が良くありがたいです。
■汎用G3サーチ
[自]【《V》/《R》】:手札から登場時、あなたの山札を上から5枚見て、G3を1枚まで公開して手札に加える。
手札に加えたら、手札を1枚捨てる。
こちらはいつもの奴ですね。
面白みはありませんが、ここに格差が出る方が嫌なので判子で良いです。
手札を捨てる関係上、効果①と相性が良いですし、蘇生先を確保できるのでグランのクラン特性とも合っていますね。
■総括
いつものサイクル、グラン版ですね。
ペイルのバニー同様、リメイク前も似たような効果だったので違和感は少ないですね。
いつものサイクルですし、パンプ条件も緩いので優秀なのですが、「七海」名称を持たないのは残念ですね。
サブテーマを名称縛りになんてするから…。
イラストにご主人様が映っているのは良いと思います。
こういうカード同士の関連が解る描写をイラストやフレーバーできちんとやって欲しいのですが、何故普段からできないのか。
銀華竜炎 デッキレシピ 「スサノオ」軸 オラクルシンクタンク
Amazon/駿河屋
■G3(13枚)
覇天戦神 スサノオ ×4
日輪の女神 アマテラス ×4
邪眼の美姫 エウリュアレー ×3
ヴィクトリアス・ディアー ×2
■G2(10枚)
神凪 クロイカヅチ ×4
セイピアント・エンジェル ×4
神凪 ヤチマタヒコ ×2
■G1(10枚)
神剣 アメノムラクモ ×4
テトラ・メイガス ×3
バトルシスター かっさーた ×3
■G0(17枚)
太陽の巫女 ウズメ ×1
神剣 クサナギ ×4
オラクルガーディアン ニケ ×4
バトルシスター じんじゃー ×4
バトルシスター ぶりおっしゅ ×4
■各種解説
〇概要
持ち前の山札操作能力を活かし、山札を公開する事で疑似的にドライブチェックを増やす効果を持った「覇天戦神 スサノオ」「神凪 クロイカヅチ」で★トリガーを捲りつつ手札に加え、手札に加えた★トリガーを「テトラ・メイガス」で山札に戻しドライブチェックでも引いてしまおうと言うコンセプトのデッキです。
〇採用カード
・G3
登場時に山札を公開してデッキトップを操作する効果と、山札を公開し、その中のトリガー効果を全て適応する効果を持つこのデッキの主役です。
山札を公開する効果を二つ持ち、一つは起動効果で恒常的に使用できるので、公開される事で発動する各種効果を誘発する役目を熟しつつ、疑似クインテッドドライブによるトリガー大量獲得で大鉈を振るうことも出来ます。
安定性と爆発力を兼ね備えたオラクルらしいユニットですね。
公開される事で疑似的に★トリガー相当の動きをするユニークなカードです。
「覇天戦神 スサノオ」と相性が良く、デッキトップバインドによりこのカードがバインドゾーンへ置くのを防ぎつつ、パンプ効果を発動できます。
公開されたカード次第ではダブルクリティカル、トリプルクリティカル相当のパンプを得つつドライブチェックを残した状態になるので、トリガーと共に公開されると凄まじいパンプ値と★値になる事もしばしばあります。
また、手札に引き込んでも効果②によって山札操作及びカードの公開を行えるので無駄がなく、 確認した3枚の中に「日輪の女神 アマテラス」が含まれていれば更なる《V》パンプも狙えます。
SC要員です。
「覇天戦神 スサノオ」等の効果で消費するソウルコストを賄いつつソウルにG3を仕込め、運次第では順当ライド時にフルスペックの「覇天戦神 スサノオ」を狙えます。
「セイピアント・エンジェル」と組み合わせる事で、ある程度自由にソウルに置くカードを決定できます。
・G2
G2版「覇天戦神 スサノオ」です。
公開できる枚数は1枚と少ないですが、起動効果なので恒常的に使用でき、コストもSB①と「邪眼の美姫 エウリュアレー」で賄える為、扱い易いです。
パンプ値がきちんと6000あるのも偉い。
ノーコストで3枚の山札操作を行える優良コモン。
「日輪の女神 アマテラス」をデッキトップに仕込んだりする分には大差ないので、お好みで「バトルシスター しゅーけっと」と差し替えても良いと思います。
このデッキのフィニッシャーです。
「覇天戦神 スサノオ」 「神凪 クロイカヅチ」「ヴィクトリアス・ディアー」でパワーと★を盛り、ガード制限を付けてぶち抜いて下さい。
・G1
「テトラ・メイガス」
一度この快楽を味わったら、これ無しではいられない。
★を戻すの楽しい。
まさに愉悦!
どこヴァン「仮面の奇術師ハリー」他評価
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今回の公開カードはBT09「蝶魔月影」収録「奇術人形 ダークサイド・ミラーマスター」「奇術人形 フライング・ペリュトン」「奇術人形 プラーナ」「奇術人形 ルナテック・ドラゴン」「伝承鳩 ポップ」「スターリーポップ・ドラゴン」「仮面の奇術師ハリー」です。
ハリー関連が一挙公開されました。
絵師に逃げられて旧版とは似ても似つかぬ姿になってしまったカードもありますが、公開カードが多いのは良い事です。
評価:4/5
■《G》退却時自己ソウルイン
[自]:《G》から退却した時、このカードをソウルに置いてよい。
シンプルに優秀な効果ですね。
こう言う効果が欲しかった。
G1ユニットなので10000シールドとして活用した後、ソウルへ引っ込む事ができますね。防御札として切り易くなるのは非常にありがたいです。
なんなら以降のペイルに標準搭載しても良いくらいです。
■「ハリー」の効果で登場時CC
[自]【《R》】:「ハリー」を含むあなたのユニットの能力で登場した時、CC①。
こちらも優秀ですね。
「仮面の奇術師ハリー」の効果で展開する札にこのカードを含むと、CC①によってキックバックされます。
条件も「ハリー」を含むユニットと将来拡張されても問題ない作りになっていますし、効果で場に出るだけなので「ハリー」を採用したデッキであれば難しい事は何もありません。
ただ、条件が条件だけに「銀の茨」で使用できない点がネックですね。
名称縛りのせいで新規カードが強化に繋がらない状態は本当に萎えるので、辞めて頂きたいものです。
ブシロードでカード作ってるスタッフさんはTCGした事ないのかな?
■総括
「ハリー」専用CCです。
自己ソウルインによってソウルに仕込みやすく、効果で場に出るだけでCCを行えるのが良いですね。
元ネタ同様CCもできますし、効果も噛み合っていて扱い易いデザインだと思います。
ただ名称縛りのせいで「銀の茨」等、「ハリー」を採用しないデッキには採用し難い点と、元ネタのイラストレーターを捕まえられず、カワイイサキュバスから随分とイラストの方向性が変わってしまった点が非常に残念です。
惑星クレイがどうとかと言う、なんだかわけの分からない世界観を推していた割に、サブクランの設定がお座成りなところは相変わらずですね。
評価:4/5
■《G》退却時自己ソウルイン
[自]:《G》から退却した時、このカードをソウルに置いてよい。
こちらもG1ユニットのシールド値でガードを行い、その後ソウルに仕込む事で効果②へと繋げる効果ですね。
便利だと思いますが、こうなると場のG1ユニットをソウルへしまう効果が欲しくなりますね。
■「ハリー」の効果で登場時1ドロー
[自]【《R》】:「ハリー」を含むあなたのユニットの能力で登場した時、1枚引く。
こちらの効果もシンプルながら優秀ですね。
ブースト要員を確保しながら1ドローできるので、「仮面の奇術師ハリー」の手札コストを帳消しにしてくれます。
ドローを行うのに条件こそ付いていますが、コストが掛からない点も魅力です。
「奇術人形 ダークサイド・ミラーマスター」と同時に場に出せば、カウンターコスト、手札コストの双方を補填できる為、事実上ノーコストで効果を使用できますね。
ただ『1枚引く』と強制効果なので、このユニットを酷使し過ぎるとデッキの残り枚数を心配する必要が出てくるかも知れません。
■総括
「ハリー」専用ドローソースです。
事実上、「仮面の奇術師ハリー」の効果使用時の手札コストを補填する為のユニットですね。
「ハリー」軸における「銀の茨の獣使い ドリアーヌ」…とまではいかないでしょうが、重宝しそうです。
評価:4/5
■《G》退却時自己ソウルイン
[自]:《G》から退却した時、このカードをソウルに置いてよい。
「奇術人形」の共通効果ですね。
G2ユニットなのでインターセプトで守りつつソウルへ帰り、自ターンに再びソウルから飛び出す動きを行えます。
ペイルのカードにはソウルに置くカード、ソウルから出すカード、ソウルから出た時に機能するカードが存在し、これまでは概ねその内のどれか一つしか持ちえなかったのですが、「奇術人形」達はソウルから出た時の効果を持ちながら、自力でソウルに置く事ができる点が便利ですね。
旧シリーズの最初からこうして欲しかったです。
■「ハリー」の効果で登場時《V》&自己パンプ
[自]【《R》】:「ハリー」を含むあなたのユニットの能力で登場した時、そのターン中、このユニットとあなたのヴァンガード1枚のパワー+10000。
アクセルのパンプ効果にしてはパワー+10000もされ、パンプ値が高いですね。
単騎19000にまで膨れるので十分な火力を出せそうです。
その割には条件も緩く、コストも掛からないので、便利だと思います。
G1ユニットはパンプ効果を持っていないので、高い数値のパンプ効果持ちが居るのは良いですね。
しかも、自身と同時に《V》をパンプできる点が偉いです。
「仮面の奇術師ハリー」には自己パンプが無いので、《R》の効果で容易にパワーを上げられるのはありがたいですね。
■総括
「ハリー」軸のアタッカー兼《V》パンプ要員です。
緩い条件でパンプ効果を発揮でき、《V》及び自身のパワーラインを引き上げ、相手への負荷を増大できるのが良いですね。
縛りが厳しいので余所で活躍できる見込みは殆どありませんが、「ハリー」軸であれば出番はありそうです。
評価:3/5
■《G》退却時自己ソウルイン
[自]:《G》から退却した時、このカードをソウルに置いてよい。
こちらも「奇術人形 プラーナ」同様にG2なので、インターセプトから能動的に退却し、半ば能動的にソウルへ戻る事ができますね。
効果②も便利なので、こうして使い回しがし易い形にデザインされている点は評価できます。
■「ハリー」の効果で登場時除去
[自]【《R》】:「ハリー」を含むあなたのユニットの能力で登場した時、相手のリアガードを1枚選び、相手はそのユニットを自分のソウルに置く。
効果②は相手《R》をソウルへ送るタイプの除去効果です。
同クラン対決でもない限りは、ソウルへ送ったカードを再利用される事はまずないので除去としては悪くありませんね。
ただ相手のソウルを増やしてしまう点はやはりネックになってきます。
なかにはSBを全く使用しないデッキもあるにはあるでしょうが、コストを与えてしまうと思うと、ちょっと残念です。
■総括
「ハリー」軸の除去要員です。
「奇術人形」は退却と効果による登場を繰り返す事で、容易にアドバンテージを稼げる点が良いですね。
特にこのユニットはG2なのでインターセプトにより半ば能動的に有意退場を行える点が便利です。
ただ、「ハリー」軸のG2帯は既に見えている範囲でも中々窮屈なので、最終的にこのカードの居場所があるかどうかは微妙かも知れません。
評価:4/5
■登場時ドロップから「奇術人形」をソウルに置く
[自]【《R》】:登場時、あなたのドロップゾーンから「奇術人形」を含むカードを1枚までソウルに置く。
ソウルの「奇術人形」を能動的に増やす効果ですね。
「仮面の奇術師ハリー」「スターリーポップ・ドラゴン」の補助としてなかなか優秀だと思います。
ドロップからソウルに置く事ができるので、ある程度必要なカードを任意に置ける点が良いですね。
欲を言えば《R》に出た後のG1ユニットを有意退場させつつ、ソウルに仕込めればもっと良かったのですが、そこは押出コールか何かで無理矢理ドロップに送るしかなさそうです。
■アタック終了時「スターリーポップ・ドラゴン」と入れ替え
[自]【《R》】:アタックしたバトル終了時、このユニットがステージにいるなら、【コスト】[CB①、このユニットを手札に戻す]
あなたの、山札かソウルかドロップゾーンから「スターリーポップ・ドラゴン」を1枚まで探し、ステージにコールする。
これは凄い。
固有名称指定なので将来性は皆無ですが、手札以外の通常触れる事のできるあらゆる領域から「スターリーポップ・ドラゴン」を引っ張って来られるので、弾切れを心配する必要がない点が良いですね。
呼び出すユニットも特殊な形ではありますが、G4ファッティ相応に優秀ですし、悪くないと思います。
また自身が手札に戻る事で効果①を再利用可能な点も良いですね。
■総括
「ハリー」軸の連パン要員です。
その性質上、余所で活かす事はできませんが、フィニッシャに確実にアクセスするカードと言うだけでも価値があります。
それだけに留まらず、登場時にはソウルに任意の「奇術人形」置き、足回りをよくすることも出来ますし優秀ですね。
評価:4/5
■「奇術人形」依存自己パンプ
[永]【《R》】:「奇術人形」を含むあなたのリアガード1種類につき、このユニットのパワー+5000。
G4、パワー0となかなかインパクトのあるスペックをしていますが、この効果によってパワーを補填できるので、自ターン中のパワーは相応にありそうですね。
《R》5枠を全て別種の「奇術人形」で埋めると最大でパワー+25000。
「創世機神 ヴォルコゲーデ」のパワー30000には一歩及びませんが、アクセルの叩き出せるパワーとしては破格ですね。
問題は《R》の「奇術人形」依存と言う点です。
永続なので相手ターンもそこそこに硬そうに見えますが、《R》を削られる度に萎んでいくので見た目の印象ほど殴り返しに強いわけではありませんね。
■登場時アクセル取得
[自]【《R》】:ステージに登場した時、イマジナリーギフト・アクセルを1つ得る。
疑似的にギフトを持っている状態ですね。
アクセルを重ねられるのはそれだけで優秀ですし、アクセルⅡを選択すればドローも行えるので便利ですね。
特にこのユニットは「伝承鳩 ポップ」の効果によって手札を消費せず登場しているので、通常のライド時にギフトを得るのとは違い、アクセルⅡでドローすれば単純に手札が1枚増えます。
■条件付き守護者制限&★+1
[自]【《R》】:アタックした時、このユニットがパワー40000以上なら、そのバトル中、このユニットの★+1し、相手は手札から守護者をコールできない。そのバトル終了時、このユニットを退却させる。
条件は少々厳しいですが、★増加と守護者制限が付くのは良いですね。
発動条件がパワー40000以上なので、高い要求値と、通し難い★+1、ガードし難い守護者制限を兼ね備えた状態になります。
フィニッシャーとして非常に優秀ですね。
問題のパワー条件も要求数値の割にはハードルが低く、こんなユニットが「伝承鳩 ポップ」からの連パンで出てくるのがいやらしい限りです。
自己退却効果も「伝承鳩 ポップ」で使い回す事によってアクセルサークルを重ねられると考えれば悪い事はありません。
■総括
「ハリー」軸のフィニッシャーです。
そこそこの効率の自己パンプによりパワー条件を満たし、高パワー、ダブルクリティカル、守護者制限を叩き付ける気持ちの良いユニットですね。
これが「伝承鳩 ポップ」の効果で容易にアクセス可能なのは偉い。
特殊な性質のユニットで、「伝承鳩 ポップ」の効果によるスペリオルコール以外ではほぼ《R》に出す術もないので、ガン積みすると邪魔になるかも知れませんね。
2枚ぐらい積めば機能しそうです。
評価:4/5
■ステージ展開
[自]【《V》】:登場時、あなたの追加された《R》を1つ選び、そのファイト中、ステージにする。(このファイト中、あなたの追加《R》はステージのみとなり、アクセル・マーカーはすべてステージに移動する)
盤面を増やす事を目的としたアクセルサークルを、フォースのようにあえて一つに集約すると言うのはなかなか面白い効果ですね。
昔々はソウルを舞台裏とか楽屋扱いし、場に出る事=ステージに出る事みたいに言っていましたが、今では《V》も《R》も楽屋裏扱いになってしまったようです。
ステージになる事でアクセルサークルのパワー+10000ないし、パワー+5000が重複するので、アタック回数が減った代わりに質の高いアタックができそうです。
■「奇術人形」をソウルからコール
[起]【《V》】ターン1回:【コスト】[CB①、手札を1枚捨てる]
あなたのソウルから「奇術人形」を含む、それぞれ別名のカードを2枚まで《R》にコールし、そのターン中、それらのパワー+5000。相手のヴァンガードがG3以上なら、2枚のかわりに4枚までコールしてよい。
最大でCB①で3枚分のアドバンテージを得られる大量コール効果ですね。
同クランの「銀の茨の竜使い ルキエ」の効果に類似した性能をしています。
名称指定の他にそれぞれ別名のカードをコールする必要があり、柔軟性にやや欠ける反面、パンプ値が+5000とアクセルにしては高く、コストも安い点が良いですね。
自身の効果①でアクセルサークルの数を制限しており、《R》の数もそこまで大量には必要としないため、最大4枚コールであれば呼び出す数も十分だと思います。
ただ現状の早い環境で相手G制限が付き、先行3ターン目には失速する、フルスペックを発揮できないデザインは少々気に掛かりますね。
また、自己パンプを持たない為、そのままではパワーラインが低く、このユニット自体は連パンギミックも無いところが残念です。
VRなのだから、もう少し持っても良いのに。
■総括
デッキの核となるステージ展開ギミックを持つVTです。
なんだか「星域」軸に近いものを感じますね。
効果的にもこのユニットがガンガン責めると言う感じではなく、「スターリーポップ・ドラゴン」と「奇術人形」を上手く使いこなす為のカードと言う印象が強いです。
銀華竜炎 デッキレシピ 「メサイア」軸 リンクジョーカー
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■G4(4枚)
創世機神 ヴォルコゲーデ ×4
■G3(8枚)
オルターエゴ・メサイア ×4
水神護符 “呪浄渦洗” ×4
■G2(9枚)
質量転移のレディフェンサー ×4
弑逆の猛撃 ガストーラ ×4
轟脚のブラストモンク ×1
■G1(12枚)
白色矮星のレディバトラー ×4
屈曲の豪打 ヴァンマーネン ×4
空虚を操る者 ×4
■G0(17枚)
ネオンメサイア ×1
アクシーノ・ドラゴン ×4
震脚のパルスモンク ×4
真空に咲く花 コスモリース ×4
仮想粒子の幼子 ×4
■各種解説
〇概要
「ドラゴニック・オーバーロード “The X”」に並ぶ、銀華竜炎のもう一人の主役、「オルターエゴ・メサイア」を採用した新しい形の「メサイア」です。
立ち上がりの遅かった「ハーモニクス・メサイア」とは違い、順当ライド時からフルスペックを発揮できる「オルターエゴ・メサイア」をメインに据えた事で、序盤から積極的に攻める事ができ、現環境のゲームスピードにも適応できています。
序盤の攻防で消費した札を蘇生して使い回す事で中盤以降の息切れを防ぎ、ゲームを通して安定した動きを行えるのが魅力です。
〇採用カード
・G4
ライド及びコールできないので、呪縛状態で場に出し、解呪する事で漸く動けるようになる少々手間のかかるユニットですが、そのスペックは破格です。
パワーが30000もあるので単騎で十分にアタッカーとして機能し、その高パワー故に殴り返しにも強く頼もしいです。
素のパワーだけでもそこそこに便利ですが、唯一のメリット効果である効果③の性能も優秀で、アタック終了時に自己呪縛しつつ、任意のユニット1枚にパワー+10000を振れます。
別途解呪手段こそ必要ですが、容易に連パンと複数回の他者パンプを行えます。
・G3
このデッキの主役です。
「ハーモニクス・メサイア」とは違い、ドローこそできませんが、呪縛コールによる展開・解呪による連パン・解呪されたユニットへのパンプと、このユニット1つで幅広い仕事を一手に熟せます。
面倒な条件もなしに呪縛コールと解呪を行えるのが非常に便利ですね。
解呪によるパンプも数値こそ「ハーモニクス・メサイア」に劣りますが、解呪を望む数行い、それらすべてをパンプできるので総合的なパンプ値、爆発力に勝ります。
呪縛コールが起動効果なので単体での連パンこそできませんが、必要なものは大凡取り揃えています。
ほぼ「オルターエゴ・メサイア」専用のノーマルオーダーです。
「オルターエゴ・メサイア」の解呪効果はアタックが必要になる為、メインフェイズに呪縛コールで呼び出したユニットをメインフェイズ中に解呪する術がありません。
その欠点を補ってくれるオーダーです。
主に蘇生した「創世機神 ヴォルコゲーデ」を解呪し、バトルフェイズ中の自己呪縛⇒解呪による連パンを狙います。
G3なので「白色矮星のレディバトラー」のサーチに対応している点も偉いですね。
・G2
お手軽連パン要員です。
パンプ条件を満たせば自動的に自己呪縛も発動し、バトルフェイズ中の解呪効果持ちがいる状態も満たせる新設設計。
パンプ値が+5000とそこそこにありますし、何故かコストも掛からないので盤面に表の「創世機神 ヴォルコゲーデ」を用意できない時に重宝します。
序盤から使っていける手札交換要員です。
「オルターエゴ・メサイア」は「ハーモニクス・メサイア」とは違い、山札からの呪縛コールができないので必要な札を手札に引いてくる必要がありますが、「創世機神 ヴォルコゲーデ」は手札に握っていても仕方がないので、この効果で手札に引き込み、この効果でドロップへと処理します。
このデッキほぼ唯一の自由枠です。
SCと裏バインドを行える為、「オルターエゴ・メサイア」の蘇生効果で消費するソウルを供給し継続旋老能力を向上させる他、邪魔なユニットを裏バインドで除去しつつ「白色矮星のレディバトラー」のパンプ条件を満たす事ができ便利な1枚です。
可能であれば枚数を増やしたいのですが、枠の都合がつきません。
また 「怪腕のバーストモンク」とどちらが良いかは難しい所です。
個人的には安定重視で、こちらの方が優秀かなと思います。
ヴァンガード 今日のカード「魔爪の忍鬼 ヨイトギ」評価
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今日のカードはBT09「蝶魔月影」収録「魔爪の忍鬼 ヨイトギ」です。
むらくもにRRRがまだあったとは…。
評価:3/5
■【《V》】限定同名パンプ
[永]【《V》】:あなたのターン中、あなたの《V》と《R》の「魔爪の忍鬼 ヨイトギ」すべてのパワー+3000。
同名パンプはむらくもでは然程珍しい効果ではありませんが、G2ユニットの【《V》】限定効果でパンプ効果が振られるのはなんだか珍しいですね。
パンプ値はパワー+3000とアクセルの広域パンプとしては普通です。
やや割高ですが、自力でパンプ対象を展開する効果を有しているので、きちんとパンプ効果を活かせますし序盤から積極的に展開して殴って行くのであれば、悪くはない効果ですね。
ただ、さすがに【《V》】限定効果と言うのは厳しいですね。
G3ライド以降は限定条件下で増殖するだけの貧弱な坊やですからね、扱い難いです。
最初に見た時には見間違いかと思いましたよ。
■同名ユニットを山札からコール
[自]【《V》/《R》】:手札から登場した時、【コスト】[CB①、SB①]
あなたの、山札かドロップゾーンから「魔爪の忍鬼 ヨイトギ」を1枚まで探し、《R》にコールする。
手札からの登場時限定ですが、登場時に同名カードを山札かドロップゾーンから《R》にコールできる効果ですね。
1枚しか呼べない割にコストが割高ですが、代わりに対象が山札かドロップゾーンと非常に広く、ほぼ確実に《R》を1枠埋められる点が良いですね。
手札からの登場時に限定されているのも数珠繋ぎになる事を防ぐ為ですし、妥当な所だなと思います。
■総括
字面だけは強い、同名パンプと自己増殖を兼ね備えたG2ユニットです。
実にむらくものG2って感じのユニットですね。
いい加減、まともなG2ユニットを配って欲しいです。RRRでコレですからねぇ…。
とりあえず、このカード自体は、むらくものG2帯の中ではそこそこです。
「忍獣 スペルハウンド」の劣化版みたいなカードですね。
採用できなくは無いです。