ヴァンガード 今日のカード「難渋の根絶者 ガーヱ」「仮想粒子の幼子」評価
Amazon/駿河屋
今日のカードはBT08「銀華竜炎」収録「難渋の根絶者 ガーヱ」「仮想粒子の幼子」です。
お、おぅ…。どうしろと言うんだ。
評価:1/5
■ライド妨害
[自]【《V》/《R》】:アタックがヴァンガードにヒットした時、【コスト】[CB①、手札を1枚捨てる]
相手は次のライドフェイズにノーマルライドする際、追加で手札を1枚捨てない限りライドできない。
パワー9000、《V》ヒット時限定、CB①・手札コスト1枚。
う~ん、これは酷い。
何を思ってここまでの制約を課せられてしまったのだろうか。
デザインは悪くないだけに残念です。
根絶名称なのでデリートとライド妨害は相性が良いと言うコンセプトなのは読み取れるのですが、どんなに上手く事が運んでもCB①支払ってお互いの手札を1枚捨てるだけの効果でしかないので魅力を感じません。
この効果、ここまでする程かなと。
デリート前提の効果なので、パワー9000しかなくとも一応《V》ヒットを狙っていける状態にはなっていそうですし、先行2T目からこれで殴られるとちょっと邪魔かなとは思います。
■総括
根絶者に散見される、デリートと《V》ヒットの相性が良いだろうと言う理屈で重荷を背負わされた哀れな道化です。
「当然の権利は、簡単には手に入らない」
尤も至極ですね。
ライド妨害する権利が容易には得られない事を皮肉っているのでしょうね。
評価:5/5
■治トリガー
リンジョのトリガーも新キャラですね。
個人的には「反作用の忌み子」が欲しかったです。
何を基準にリメイクと新規の選定をしているのだろうか。
甚だ疑問です。
■総括
ドヤ顔バニラトリガー4日目。
バイザーに興奮する特殊性癖持ち以外は、旧トリガーの「綻びた世界のレディヒーラー」が可愛かったので、手に入るのであればそっちで良いかなと思います。
ヴァンガード 今日のカード「次元ロボ ゴーバイカー」「宇宙勇機 グランレスキュー」評価
Amazon/駿河屋
今日のカードはBT08「銀華竜炎」収録「次元ロボ ゴーバイカー」「宇宙勇機 グランレスキュー」です。
ディメンジョンポリスのロボはやはり良い。
評価:4/5
■登場時《V》パンプ
[自]【《R》】:登場時、【コスト】[このユニットをレストする]
ターン中、あなたのヴァンガード1枚のパワー+10000。
あなたのヴァンガードがG3なら、このユニットをスタンドする。
あ、これ便利ですね。
G3に対して使用すれば事実上、ノーコストで《V》のパワー+10000できますよ。
情報局を見た段階で感じた「大宇宙勇機 グランギャロップ」のパワー不足解消の一助となる有用なカードですね。
ヴァンガードで久しぶりに優良コモンと言うものを見た気がします。
■総括
登場時にノーコストで10000の《V》パンプを行える便利なユニットです。
デザインとしては自己パンプを持たず、火力が不足気味な「大宇宙勇機 グランギャロップ」を補助するカードですが、特に名称の指定なども無いので「大宇宙勇機 グランギャロップ」に限らず、何処にでも入り込めますね。
評価:5/5
■治トリガー
ディメンジョンポリスの治トリガーは昔懐かしい「宇宙勇機 グランレスキュー」のようですね。
ディメンジョンポリスはリメイク路線に合致した収録のようですね。
何故オラクルは新キャラだったのでしょう。
何なんですか?このバラツキ。
■総括
ドヤ顔バニラトリガー、3日目です。
収録内容自体には文句はありません。
フレーバーはガンダムオマージュでしょうか?
このカード自体に文句はありませんが、オラクルが不憫でなりません。
週刊ヴァンガ情報局「大宇宙勇機 グランギャロップ」「宇宙勇機 グランボルバー」評価
Amazon/駿河屋
今回のカードはBT08「銀華竜炎」収録「大宇宙勇機 グランギャロップ」「宇宙勇機 グランボルバー」です。
ザクロスは最後なのは分かり切っていたので、まぁそうなりますよね。
それは兎も角として二枚とも最高にカッコイイよ。
評価:3/5
■★参照《R》強化
[自]【《V》】:アタック時、このユニットの★により以下をすべて発動する。
・2以上-そのターン中、あなたの前列のリアガードすべてのパワー+5000。
・3以上-そのターン中、あなたの前列のリアガードすべてのパワー+1000。
・4以上-そのターン中、あなたの前列のリアガードすべての★+1。
これは楽しい。
《V》のクリティカルを参照する効果はディメンジョンポリスらしさが有りますし、得られるリターンも優秀ですね。
★4まで行けば《R》が大きく強化され、パワー+15000/★2で殴れます。
肝心の★を稼ぐ手段もフォースクランなのでギフトによって★2にはなれますし、効果②で自身の★を増やす事も出来るので、★3までは容易に達成できそうですね。
惜しむらくはアタック時に発動する自動効果である点です。
タイミングの関係上、ドライブチェックの前に効果が発動するので、★トリガーを引いてもこの効果には一切影響を与えません。
別段無駄にはなりませんが、ちょっと勿体無いですね。
また★2~4全ての効果の対象が、前列の《R》に限定されている点も残念です。
折角《V》の★を増やす事に腐心するデザインなのに、自身の効果では《V》のパワーは全く上がりません。
基本的にフォースⅡを《V》に振るデザインなので、ギフトでパワー不足を補う事も難しく、何某かでパワーラインを引き上げなければ折角の★4が無駄になりかねません。
《V》のパワーが増えないので「究極次元ロボ グレートダイユーシャ」との相性も良くありませんね。
「究極次元ロボ グレートダイユーシャ」はディメンジョンポリスの貴重な勝ち筋の一つなので共存できれば良かったのですが、この効果では難しそうです。
■★増加
[起]【《V》】ターン1回:【コスト】[CB①]
ターン中、このユニットの★+1。
凄くお手軽の★が増えます。シンプル。
この効果で★を増やし、効果①の条件を満たすデザインですね。
CB①以外には条件や変な制限も無いので、《R》強化の為にも毎ターン使っていきたいですね。
■総括
今回のディメンジョンポリスの看板ユニットです。
自身の★を増加する効果と、自身の★を参照して《R》を強化する効果を持つ《V》一点特化のディメンジョンポリスにしては珍しいユニットです。
優秀な効果を持ちますが、自身のパワーが増えず、既存のディメンジョンポリスとはまた違った趣のユニットなので、これはこれで専用のデッキが必要になりそうです。
評価:3/5
■登場時自己パンプ&《V》参照効果
[自]【《R》】:登場時、【コスト】[CB①、SB①]
ターン中、このユニットのパワー+10000。あなたの《V》に「大宇宙勇機 グランギャロップ」がいるなら、1枚引き、ターン中、あなたのヴァンガードの★+1。
ほぼ「大宇宙勇機 グランギャロップ」専用サポートですが、条件を満たせ無くとも登場時にパワー+10000の恩恵は受けられますね。
単騎20000。「大宇宙勇機 グランギャロップ」の効果と合わせれば単騎35000にまで膨れ上がるのは中々頼もしいですね。
追加効果は固有名称指定で《V》が「大宇宙勇機 グランギャロップ」であれば、1ドローと《V》の★+1。
この効果によって「大宇宙勇機 グランギャロップ」の★条件を満たす作りですね。
コストは少々嵩みますが、1枚ドローを加味すれば妥当な範囲かと思います。
ただ、やはりCBを消費するデザインがイマイチですね。
CBは「大宇宙勇機 グランギャロップ」の起動効果にも使用するので、できればコスト競合は避けて欲しかったです。
また固有名称指定なので、《V》が「大宇宙勇機 グランギャロップ」になるまではほぼ使えません。
一応、自己パンプは発動しますが、それだけの為に使うにはコスパが悪く勿体ないですからね。
ついでに既存のデッキや来年のデッキには居場所がないのもネックですね。
年に1回しか拡張されないのに、毎回デッキの中身がガラリと変わり、トリガー以外新規カードになるのは、個人的には好きではありません。
目新しさがある内は良いのですが、夢から覚めると虚しさが募ります。
■総括
「大宇宙勇機 グランギャロップ」専用サポートです。
自己パンプだけに割高なコストを払うのはバカらしいので、「大宇宙勇機 グランギャロップ」の絡まないデッキには居場所はありません。
新規G2以下にも然程★を増やすカードはなさそうなので、「大宇宙勇機 グランギャロップ」軸ならば入れても良いかなと言う性能です。
ヴァンガード 今日のカード「バトルシスター ぷらりーぬ」「バトルシスター ぶりおっしゅ」評価
Amazon/駿河屋
今日のカードはBT08「銀華竜炎」収録「バトルシスター ぷらりーぬ」「バトルシスター ぶりおっしゅ」です。
ああ、やっぱりこのシリーズ4クラン分やるんですね。
評価:1/5
■デメリット付きファッティ
[永]:このカードはライドできない。
[自]【《R》】:登場時、あなたの山札の上から1枚公開し、公開されたカードがノーマルユニットなら、このユニットを退却させる。
これは酷い。
類似カードは幾つかありますが、出ただけで死ぬ可能性が有るのはこれだけですね。
今までは精々がアタックできないだけだったのに、このカードはデメリット無しで《R》に出るか、デメリットで退却するかの二者択一です。
ライドできない以外にデメリットが無く、パワー24000の「ろーんがる」
ライド不能、パワー25000、条件付きアタッカー「銀彩の斬刃 タルエル」等、他の同系統に比べても微妙な性能に見えます。
条件付きアタッカーは条件を満たせなければ場に居ないのも同じとは言え、う~ん。
場に出られさえすればデメリット無しの23000アタッカー。
その条件もデッキトップ操作を得意とするオラクルであれば満たせなくはない範囲ですが、扱い難いですね。
一応、パワー23000あるのでその点だけは偉いと言えますが、今回の看板であるスサノオとの相性が良いと言うわけでもありませんし、どんなデッキで使用する事を想定して収録されたのかが謎です。
■総括
緩々としたペースでアクセル以外の各クランにも配布されている、デメリット付きファッティサイクルです。
アクセルであれば単体で打点の出せるユニット、ダメージトリガーをケアした数値が出せるユニットはデメリット付きでもある程度重宝しますが、プロテクトのG3帯にこのユニットは必要なのだろうか?
これを入れるスペースがあるのであれば、それこそ「ヴィクトリアス・ディアー」でも突っ込んでおけば良いと思います。
一か八かでもやる必要を見出せません。
評価:5/5
■治トリガー
イラストは可愛いですね。
しかし、何故、新キャラ?
バトルシスターの治トリガーであれば、「バトルシスター ちゃい」「バトルシスター ちゅろす」が居ますし
G期オラクルの治トリガーなら、「神凪 スクナヒコナ」で良いと思います。
旧来のファンの復帰を促す為にリメイクしたのに、こう言う所でいい加減なのがヴァンガードらしいですね。
概ね期待値以下のものしか出てきません。
■総括
虚無から生まれた新規バトルシスターです。
イラストは可愛いので、これはこれで悪くはありませんね。
旧バトルシスターは犠牲になったのだ。
ヴァンガード 今日のカード「ドラゴンナイト ニザール」「マザーオーブ・ドラゴン」評価
Amazon/駿河屋
今日のカードはBT08「銀華竜炎」収録「ドラゴンナイト ニザール」「マザーオーブ・ドラゴン」です。
突然の鹿枠にも吃驚ですが、治トリガー…。
なんで治トリガー? もしかしてこれ、全クランやる流れですか?
評価:2/5
■合計6枚破棄
[起]【《R》】:【コスト】[G3をSB③]
相手は自分の手札とリアガードを合計6枚選び、ドロップゾーンに置き、そのターン中、このユニットのパワー+10000。
ギフトなし、《R》限定、G指定SB③と色々と厳しい制約を受けているだけあって、書いてある事は強力ですね。
アクセル以外のクランは《R》からドロップゾーンへ置けるカードは5枚が限界なので、最低でも1枚は手札を奪っていけますね。
アクセルクランも当然6枚もアドバンテージを失えば悶絶するほど痛いので、使えれば強いと思います。
こんな条件をしていると、ザクロスがG3をソウルに置く効果があるように見えますが、どうなんでしょう?
もしこの効果のコストを容易に支払えるカードが来るのであればもっと高く評価しても良いかも知れませんが、現状では流石にコストが厳しくロマン砲に近いものなので撃てれば強いの域を出ませんね。
■総括
突然の鹿枠です。
効果は非常に強力なので、撃てれば強いのですが、かげろうでこれを容易に撃てるデッキは想像できません。
同弾にこれのコスト問題を解決するカードが来るならば、使ってみたいですね。
評価:5/5
■治トリガー
何故突然何の変哲もないトリガーを公開しだしたのか理解ができませんが、とりあえずフレーバーは良いと思います。
割と好きです。
そう言えばスタンには自傷ダメージを受ける類のカードはありませんね。
含蓄あるフレーバーですが、ヴァンガードファイターは能動的に命を燃やす事はほぼ無いようです。
■総括
ごく普通の治トリガーです。
黎明期には治トリガー抜きのデッキも見かけましたが、現在では流石にほぼ見かけませんね。まぁ抜く意味もありませんしね。
公開カードになっているので、通常のトリガーと何か違うのかと思い、矯めつ眇めつ確認してみましたが、やはり普通のトリガーですね。
一体どんな意図があったのでしょう?
脳にカビでも生えたのだろうか。
どこヴァン「質量転移のレディフェンサー」評価
Amazon/駿河屋
今回のカードはBT08「銀華竜炎」収録「質量転移のレディフェンサー」です。
懐かしい顔ですが、昔から黒輪付いてましたっけ?
評価:4/5
■旧版踏襲自己パンプ
[自]【《R》】:アタック時、「メサイア」を含むあなたのヴァンガードがいるなら、そのバトル中、このユニットのパワー+5000。そのバトル終了時、このユニットを呪縛する。
ほぼ旧版の能力そのままですね。
SCこそできなくなっていますが、代わりにノーコストになっていますし、お手軽に自己パンプを行える自己呪縛アタッカーのままなので使い勝手もほぼ以前同様です。
ノーコストで単騎15000になれ、ブースト込みなら簡単に23000ラインに到達するのが偉いですね。
自己呪縛のタイミングがアタック終了時なのも良いです。
殴るだけ殴って自己呪縛でメサイアの能力に備えられるので、解呪による疑似スタンドから連続でアタックを行う事ができます。
解呪する事で効果を発揮するカードがメサイアぐらいしかない事がややネックですが、効果の起動条件にメサイアが必要ですし、然程気にしなくとも良いでしょう。
起動条件よりもSCを失った事の方が大きいかも知れません。
■総括
「メサイア」軸専用アタッカーです。
自己呪縛をコストのような物とすることで、ノーコスト自己パンプを行える扱い易いアタッカーです。
効果の都合上、「メサイア」軸以外には身の置き場もありませんが、「メサイア」軸に必要なものを概ね揃えているのでフル投入して良いと思います。
ヴァンガード 今日のカード「トリッドキャノン・ドラゴン」評価
Amazon/駿河屋
今日のカードはBT08「銀華竜炎」収録「トリッドキャノン・ドラゴン」です。
亀っぽい。
評価:5/5
■1枚退却&1枚ドロー
[起]【《V》/《R》】ターン1回:【コスト】[CB①、ドロップゾーンからノーマルユニットを1枚山札の下に置く]
G2以下の相手のリアガードを1枚選び、退却させ、手札が4枚以下なら、1枚引く。
CB①で最大2枚分のアドバンテージを得られる効果ですね。
コストが軽く、ドローに掛かる追加条件も緩いので、かなり良いと思います。
「ドラゴニック・バーンアウト」とコスト・効果が類似していますが、そちらと比べるとコストとして山札に戻すカードの指定がノーマルユニットと緩くなり、1ドローが付いた分だけ上位互換と言えそうですね。
劣っているのは除去対象にG指定が付いている点ぐらいですが、そのG指定もG2以下と広く対象に困る事は稀でしょう。
ドロー条件の手札4枚以下も制限としては緩く、ドローがあまり得意ではないかげろうにとっては条件が有って無いような物ですね。
普通にプレイしていれば特に意識することなく条件を満たした状態になると思います。
■総括
除去効果とドロー効果で2枚分のアドバンテージを稼ぐ優良カードです。
安いコストで除去を行え、緩い条件でドローまで行えるのは便利ですね。
除去効果にG制限こそありますが、G2以下であれば対象に困る事は少ないでしょうし、使い易い効果だと思います。
特に厳しい制限や縛りを持つわけでもないので、かげろうであればどの軸にでも投入を検討できそうです。
ヴァンガード 今日のカード「焦熱の火 ギビル」評価
Amazon/駿河屋
今日のカードはBT08「銀華竜炎」収録「焦熱の火 ギビル」です。
プロトデビルンみたいな名前だ。
評価:1/5
■自己ソウルインで《V》パンプ
[自]【《R》】:ブーストしたバトル終了時、手札が4枚以下なら、【コスト】[このユニットをソウルに置く]
そのターン中、あなたのヴァンガード1枚のパワー+5000。
かげろうですし、オバロと組み合わせるデザインでしょうか?
《V》裏でオバロをブーストした後効果を使用し、スタンドしたオバロをパンプする事で、疑似的にブーストを行える動きそのものは悪くはありませんね。
ターン持続なので適当なリアガードをブーストして効果を起動し、その後《V》が殴り始める動きも出来ますし、効果そのものは、まぁそこそこですね。
コストで自己ソウルインを行い、ソウル供給を行える点も、プラスに見えなくもありません。
しかし、全く強そうに見えませんね。
いくらC枠とは言え、今更収録されるようなカードとは思えません。
チームQ4に入れる予定だったが没になった効果を再利用でもしていますか?
まず起動条件がいただけません。
かげろうはリソースが薄いので手札4枚以下が難しいとは言いませんが、パンプ値・コストを加味すれば起動条件が付くほどの効果には見えません。
パンプ値も低いですね。
自己ソウルインと比較的低いコストなので最低限の上昇値になるのも仕方がないかなとも思いますが、この条件、このコストで、パワー+5000は随分と渋い査定ですね。
コストについては然程文句はありませんが、この程度の効果であれば、わざわざソウルに消える程ではないと思います。
或いは逆にコストを重くしてもう少し制限に見合うマシな上昇値とおまけが欲しかったです。
こんなに査定が厳しくなる程、オバロは強力だと言う事でしょうか?
恐らくそう言った兼ね合いとかは考慮していないので、全く何ら関係なく、ただただコモンカードに厳しいだけですね。
■総括
随分と査定が厳しく見えるかげろうの《V》パンプ要員です。
パワー+5000とフォースにとっては最低限のパンプを得る為に、何やら随分と手順を踏む必要のあるカードなので使い勝手は悪そうですね。
かげろうのG1帯は隙間を作れなくもありませんが、わざわざ開けたスペースに好き好んでこれを入れる事はほぼ無いと思います。
週刊ヴァンガ情報局「七海覇王 ナイトミスト」他評価
Amazon/駿河屋
今回の情報局公開カードはBT09「蝶魔月影」収録「七海覇王 ナイトミスト」「七海剣豪 スラッシュ・シェイド」「七海暴掠 ナイトスピネル」「七海呪術師 レイスチューター」「七海操舵手 ナイトクロウ」「七海見習い ナイトランナー」です。
ザクロス公開までの露骨な時間稼ぎですが、この量のカードを一挙に公開して貰えるのであれば、引き延ばしも歓迎できますね。
■七海のメインギミック
今回のグランの新特性によって自陣サークルに配置されるマーカーです。
共通効果としてヒット時にマーカーを置く効果を「七海」全員が持つそうです。
ヴァンガードのテーマと言えば、今までは名称縛りがあるだけでしたが、漸くテーマの共通効果と言うものを得るに至ったようです。
■共通効果
【《V》/《R》】アタックがヒットした時、財宝マーカーのないあなたの、《V》か《R》を1つ選び、財宝マーカーを置く。
ヒット時と言うのが少々残念ですが、対象指定がなくリアガードへのヒットでも構わないので、序盤から積極的に展開・アタックし、財宝マーカーを溜めていきたいですね。
理想は6枚溜める事ですが、「七海覇王 ナイトミスト」を鑑みるに3枚溜めれば良いようなので、然程難しくはなさそうです。
評価:4/5
■マーカー参照効果
【永】【《V》】: あなたの財宝マーカーの数により以下をすべて得る。
・1以上‐「七海」を含むあなたのリアガードすべては後列からアタックとインターセプト出来る。
・3以上‐あなたのターン中、「七海」を含むあなたのユニットすべてのパワー+5000。
・6以上‐このユニットは『【自】【《V》】:アタックしたバトル終了時、「七海」を含むあなたのリアガードをすべて【スタンド】する。』を得る。
~1以上の効果~
むらくもに中央後列に居れば後列からアタックができる「セントラル・アレスター」と言うユニットがいましたが、その「セントラル・アレスター」も真っ青どころか、アクセルクランが涎を垂らして欲しがりそうな効果ですね。
このままではパワー不足は否めませんが、マーカー1つで最大6回攻撃とは恐れ入ります。プロテクトクランでこんなに連続アタックができるのですから、同時収録のペイルムーン・むらくもはこれを凌駕する連撃をしてくれるんですよね?
そのパワー不足もマーカー3つ集めれば改善されフォースを殴れますし、G1、G2も十分にアタッカーになれる作りになっているのが良いですね。
また後列からインターセプトも、地味ながら優秀ですね。
「飛天の聖騎士 アルトマイル」のようにシールド値が増えるわけではないので然程固くはありませんが、後列にG2ユニットを展開してもインターセプトが無駄にならない点は偉いです。
欲を言えばインターセプトを付与する効果も欲しかったのですが、この状態でも攻守共に十分貢献しているので高望みですね。
~3以上の効果~
「七海」名称持ちすべてのパワー+5000。
パンプ値は然程高くありませんが、G1ユニットがパワー13000に届きフォースを殴れるようになると言うだけで偉いです。
1以上の効果と噛み合っていますし、ダメージトリガーを踏んでしまった場合もブースト要員として活用すれば前後のパンプ込でダメージトリガーをケアできる数値になるの点が良いですね。
状況に応じて臨機応変に活用できるので見た目以上に便利そうです。
~6以上の効果~
6回ヒットすればゲームは終っているはずなので余り目にする機会は無さそうですが、リアガードを殴る事もあるので完全にロマン砲と言うわけではありませんね。
一番ありそうなのは、治トリガーを踏んでゲームが伸びた場合でしょうか。
条件が厳しいだけあって、効果も豪快ですね。
リアガード全てをスタンドできるので、自身を含めて11回攻撃が可能です。
これは楽しい。
アクセルクランの楽しさを持ったプロテクトクランとか夢のようなクランですね。
グランブルーは蘇生効果によって盤面を整えるのも得意ですし、実に魅力的なユニットです。
■総括
「七海」のボス、ナイトミストです。
プロテクトクランながらアクセルクランを凌駕する程のアタック回数を発揮できる非常に魅力的なカードです。
「七海」はRRR以下だけでデッキが組めるそうなので、握っておきたくなりますね。
ただ面白いカードなのですが、折角のリメイクなのに蘇生効果を失い、昔の雰囲気が微塵も残っていない点は気になります。
ヴァンガードのリメイクは名前とイラストだけ持ってきて効果は別物と言うのも散見されるので、これもその一枚ですね。
優秀な効果ですが、その点は残念です。
また、名称縛りの都合上「ナイトローゼ」とは恐らく噛み合わないでしょうね。
同時に使いたかったのですが、大人しく別軸で組むしかなさそうです。
評価:3/5
■マーカーが有れば自己パンプ
【永】【《R》】:あなたのターン中、このユニットのサークルにマーカーがあるなら、このユニットのパワー+15000。
マーカーを敷けば単騎24000になれる効果ですね。
一応、プロテクトⅡを意識してか、財宝マーカー固定でない点は評価できますね。
安易な条件の割にはパンプ値も大きく、使い易い効果だと思います。
「七海」軸は勿論の事、プロテクトⅡをメインで使用するのであれば、他の軸でも活躍が見込めますね。
■総括
「七海」のアタッカーです。
単騎でのアタックが多いであろう「七海」で、パワー+15000の自己パンプはなかなか便利ですね。
一応、プロテクトⅡでも起動できますし、「七海」軸を含め採用を検討できるシンプルながら優秀なユニットだと思います。
評価:4/5
■蘇生効果
[自]【《V》/《R》】:登場時、【コスト】[CB①、山札を2枚ドロップゾーンに置く]
あなたのドロップゾーンから「七海暴掠 ナイトスピネル」以外の「七海」を含むカードを1枚まで《R》にコールする。
登場時にドロップを肥やしながら蘇生する効果ですね。
名称指定・同名禁止こそついていますが列指定やグレード制限も無く、CB①相応の効果で良いと思います。
発動条件が純粋な登場時なので、何某かの効果でドロップゾーンから登場した際にも効果を使用できる点も良いですね。
必要最低限の制限のみで使い易く良い効果だと思います。
「七海覇王 ナイトミスト」「七海剣豪 スラッシュ・シェイド」がアドバンテージを稼がない効果だったので、尚更優秀に見えます。
■総括
「七海」限定の蘇生札。
名称指定の都合上、「七海」以外では役に立ちませんが「七海」では軽いコストで蘇生を行える便利なユニットとして重宝しますね。
コストが軽めなだけでなく制限も緩く、ドロップゾーンからの登場時にも効果が使える点が良いです。
ただ現状見えている「七海」にはこのユニットを蘇生できるカードが無い点がネックですね。
評価:2/5
■マーカーが有れば『インターセプト』を得る
【永】【《R》】:このユニットのサークルにマーカーがあるなら、このユニットは『インターセプト』を得る。
「七海剣豪 スラッシュ・シェイド」と類似した効果ですね。
あちら同様非常にシンプルです。
「七海覇王 ナイトミスト」の効果で後列からもインターセプトを行えるようになるので、アタッカーやブースト要員として働きつつ、必要に応じて10000ガード札となれる点は、そこそこ評価できます。
動きとしては噛み合っていると言えますね。
また、財宝マーカーに限らずマーカーであればなんでも良いので、プロテクトⅡによるパンプでも効果を発揮できる点は面白いですね。
財宝マーカーよりも動きとしては噛み合っています。
しかし、出来る事はそれだけで、特にアドバンテージを稼ぐわけでもなく、焼きやバインドに対抗する術を持っているわけでもないので、相手によっては全く当てにできない効果ですね。
対象耐性ぐらいは付けてくれても良かったと思います。
■総括
「七海」のガード札なのでしょうが…C枠故か少々、雑な作りに見えます。
一応、動きとしては噛み合っているので「七海」に採用できなくはないと思います。
またプロテクトⅡでも効果を発揮できるので、これを前列に置いてプロテクトⅡをわざわざ張るような事があれば、他の軸でも使えますね。
流石に無いか。
評価:3/5
■自己蘇生
【起】【ドロップゾーン】:「七海」を含むあなたのヴァンガードがいるなら、【コスト】[SB①、「七海操舵手 ナイトクロウ」以外のリアガードを1枚を退却させる]
このカードを《R》にコールする。
場のリアガードとドロップのこのカードを入れ替えるタイプの自己蘇生効果ですね。
蘇生してくるカードが共通効果と自己蘇生のみの「七海操舵手 ナイトクロウ」なので、使い勝手はいまいちですが、退却させるユニットに指定は無いのでトリガーや非名称のユニットとドロップのこのカードを入れ替える事で、「七海覇王 ナイトミスト」の効果の恩恵を受けられるユニットを増やす事ができますね。
アドバンテージを稼げないタイプの蘇生効果ですが、適当なトリガーユニットが13000アタッカーに代わるのであれば、まぁSB①の価値はあるでしょう。
■総括
名称持ちの自己蘇生ユニットです。
「七海覇王 ナイトミスト」がいない状況で蘇生してもほぼ仕事がありませんが、「七海覇王 ナイトミスト」の為に名称持ちを増やし場を整えると言う意味ではなかなか優秀ですね。
Rにしては少々地味かなとも思いますが、まぁこんなものでしょう。
評価:2/5
■サルベージ
[起]【《R》】:【コスト】[このユニットをバインドし、山札から2枚ドロップゾーンに置く]
あなたのドロップゾーンから、「七海見習い ナイトランナー」以外の「七海」を含むカード1枚を手札に戻す。
元先駆持ちですね。
今回は自身が消えて、ドロップからサルベージを行えるようになりました。
「七海」に限定されているので有力候補が殆ど無く、概ね「七海暴掠 ナイトスピネル」を回収する事になると思います。
コストのドロップ肥やしもグランブルーにとってはメリットとなりえますし、効果はなかなか優秀ですね。
しかし、元はFVだったのですが、これは「七海」のFV担当と言う認識で良いのでしょうか?
【《R》】効果なのでFVとして採用してもそのままでは使い道がありませんし、G0なので普通にデッキに入れるには抵抗があります。
一体どうしろと言うのでしょう。
何故自己バインドなんぞしだしたし、このユニットこそドロップゾーンから起動する効果にして欲しかったです。
■総括
元先駆持ちのFVです。
グレード変更がないままリメイク元を若干踏襲した効果を持たされてしまい、使うに使えない微妙な存在へとなり果てています。
ドロップ回収を用いて数に乏しい「七海」を水増ししてくれるので効果自体はそれなりです。
一考の価値はあると思いますが、G0と言う点が足を引っ張ります。
ヴァンガード 今日のカード「戦巫女 ツバキ」「神剣 クサナギ」評価
Amazon/駿河屋
今日のカードはBT08「銀華竜炎」収録「戦巫女 ツバキ」「神剣 クサナギ」です。
効果はレアリティ相応かそれ以下ですが、イラストは良いですね。
評価:2/5
■手札交換&山札操作
【R】ブーストしたバトル終了時、CB①、手札を1枚捨てる。
1枚引き、山札の上から1枚見て、山札の上か下に置く。
手札交換と山札操作を一手で熟せるのは偉いですね。
この効果一つで各種効果の起動条件を満たせる点は便利だと思います。
ただ便利ではありますが、手札も増えないこの効果にCB①を消費し、パワーを1000削られているかと思うと、少々厳しい査定ですね。
起動条件がブースト終了時と単体で完結せず、バトルを介する遅いタイミングである点も気にかかります。
便利な効果にこれでもかと足を引っ張る要素を加えた、料理できない人のアレンジ料理みたいなカードですね。
■総括
山房操作と手札交換を同時に行える便利な効果に、使い勝手を悪くする要素を盛り込んでレアリティ相応の使い勝手にまで劣化させた意欲作です。
これを入れるような枠はなさそうですが、書いてある事は便利なので、構築時に頭の隅に入れて置いても良いと思います。
評価:3/5
■★守護者
既に見飽きましたが、RR枠を食い潰す★守護者互換です。
黄色い国では人物を持っている武器で呼ぶ事が間々あるようですね。
変った風習ですが、その辺りの由来についてはついぞ語らてる事もありませんでした。きっと設定されていないのでしょう。
さて、さんざん見たのでもう飽き飽きしているのですが、今回はオラクルなので同弾のクランの中では最もこの互換を活用できるクランですね。
オラクルであれば引よりも★を優先したい事もあるでしょうし、悪くありません。
■総括
漸くラストまで来ました。
★守護者互換です。
今まではフォースクランに配られた★守護者互換だったので採用は厳しいかなと思っていましたが、プロテクトクランであれば完全ガードや引トリガーとのトレードオフでもこの互換を採用しても良いですね。
ある程度の防御力を確保したまま、G1完全ガードを採用せずに★12構成で構築できるのは悪くありません。
ヴァンガード 今日のカード「次元ロボ ゴーファイヤー」「宇宙勇機 グランビート」評価
Amazon/駿河屋
今日のカードはBT08「銀華竜炎」収録「次元ロボ ゴーファイヤー」「宇宙勇機 グランビート」です。
カッコイイ…。イラストだけは最高にクオリティ高いですね。
評価:1/5
■相手依存自己パンプ
【R】[V]にアタックした時、相手の手札が10枚以上なら、バトル中、このユニットのパワー+20000/★+1
そう言うゲームじゃねーからな。
ヴァンガードは相手の手札を削るゲームなので、相手の手札が10枚以上ある状態を想定する事がそもそもの間違いです。
この条件を達成できるクランがスタン環境にどれほどあると思っているのか。
相手は常にドロー特化のオラクルか何かで、手札を温存する為に展開を最低限に抑え、こちらからは一切攻撃をしない縛りでもしながらゲームをしているんです?
条件に反して効果も残念な性能ですね。
手札10枚もある相手に攻撃するのにパワー+20000しかされません。
手札が潤沢にあるのですから、ブースト込み37000程度、大きな損失も無く簡単に防がれてしまうでしょう。
増えた手札を消耗させるためにガードを強要すべく★+1が付いている点だけは偉いですが、ついでにガード制限も貰わなくては、条件に見合いません。
■総括
非常にヴァンガードらしいクラン格差を感じさせるカードですね。
効果を発揮できればパワー29000/★2のユニットになれますが、条件が厳しすぎてまずありえません。
こんな効果の為にパワーが欠けている所もダメです。
何を仮想的にしているのかが解りませんし、想定している条件に対して有効打を与えうる効果を持っても居ない。
効果を発揮できる事がそもそも稀ですが、例え効果を発揮できてもこのカードではどうしようもないので、現状でこのカードを採用する事はまずありえないでしょう。
評価:2/5
■★守護者
既に見飽きたガード30000の守護者サイクルです。
昔と比べるとフォルムがスリムになりましたね。
背景も良い。
陰影のつけ方が幻想的で、以前よりも画力が上がっているように感じます。
強い弱いは捨て置いてイラストカードとして欲しくなります。
性能の方は★守護者互換なので、完全ガードを差し置いて入れる投入できるクランが如何程在るのかと疑問に思うばかりです。
プロテクトクラン以外に、この互換を貰って使おうと思うクランは出るのでしょうか?
■総括
RRの穀潰し★守護サイクルです。
RR枠の内一つがこの互換で潰れる事を公開するなんて、セルフネガキャンですよ。
ディメンジョンポリスで完全ガードを捨ててまでこちらを投入する意味は殆どありませんし、現状採用される事はほぼ無いと思います。
イラストは非常に良いので、完全に観賞用です。
ヴァンガード 今日のカード「屈曲の豪打 ヴァンマーネン」「ブリンクメサイア」評価
Amazon/駿河屋
今日のカードはBT08「銀華竜炎」収録「屈曲の豪打 ヴァンマーネン」「ブリンクメサイア」です。
解呪関連カードなのに、謎の黒輪付き。
君は一体何なんだね?
評価:5/5
■解呪時1ドロー
【R】解呪された時、1枚引く。
この能力は同名カード含めて各ターン1回まで使える。
同名使用制限も納得の優秀な効果ですね。
ここまで安易にノーコストでアドバンテージを生む効果は初めてかも知れません。
強すぎて特にコメントもありません。
あえて欠点を上げるとすれば、解呪時と起動が遅い事でしょうか?
しかしそれも、メサイアの軸に合致した条件で安易に達成でき、繰り返しアドバンテージを生み出せるのですから、些末な問題ですね。
一応、同名使用制限があるので複数枚引くと腐ると言うのもありますが、G1なので手札に腐ったらガード札にできますし、その点については悩む事も殆ど無いでしょう。
■総括
R枠に収録されるカードとは思えない、ハイスペックアド取り要員です。
こんなカードがポンと配られるとは、如何にリンジョが愛されているかがひしひしと伝わってきますね。
自陣呪縛を使うのであれば、深く考えずとりあえず4投して置けば良いでしょう。
評価:2/5
■★守護者
★守護者サイクルですね。
火力過剰になりがちなゲームなので、30000ガード札が完全ガードに優先される事はそう多くはないでしょう。
守護者制限やガード制限に引っ掛かるのは全く同じですしね。
環境で流行しているデッキが、これ1枚の範囲で収まる最大火力しか出せない環境になったら無為に手札を消費してまで完全ガードを使う必要がなくなるので、こちらの優位性が増すのですが…トリガーと言う不確定要素もありますし、同弾にオラクルが入っている都合上、暫くは日陰者の冷飯食いだと思います。
■総括
RRの枠潰しです。
トリガーで無駄に枠を潰すだけでも購買意欲をガリガリと削いでいくのに、RR枠にあまり投入する事もないであろうトリガーを投入されると萎えますね。
収録枠を圧迫するのも、高レア枠を占有するのも歓迎できないので、こんなものは全クラン共有可能にしてC以下でばら撒いて欲しいものです。
全てのトリガーはパック買ったらおまけで付いてくるぐらいで丁度良いです。
あ、この鰻のイラストは可愛いと思います。
パックを買ってRR枠がコレだと憤りすら感じますが、イラストは好きです。