イドゥンの林檎

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主にヴァンガード等、TCGの最新情報に関する雑記を綴るブログです

【仮面ライダーギーツ】 第48話「創世Ⅹ:ツムリの鎮魂歌」感想

終末のデザイアグランプリ

何のメリットもなく意味不明なゲームに参加する理由がないのに、今更一般人にドライバーをばら撒いてどうするのかと思ったら…まさか強制変身とは。

そんな事できたんですね。

なぜ今までやらなかったのかは、コンセプトの違いでしょうか?

自主的に我欲の為に足搔く人間が見たいがためのデザイアグランプリだったので、強制的に参加させては意味がないからと思われます。

 

何故今までやらなかったのかよりも、何故今更やってしまったのかの方が問題かも知れません。

最後の最後で、一切思い入れのない一般人達が、技も知恵も碌な装備すらもなく、泥仕合をするだけの映像。

これの何処が面白いの?

作中ではオーディエンスに好評のようですが、私の認識との乖離が大き過ぎて彼らのガヤが空虚に響きます。

誰が生き残るんだろう?そもそも誰が参加しているんです?

これは見もの?これがですか?未来人は肉を持たないので視覚の異常ではないでしょうし、認知の異常ですね。

肉がなくとも病はあるでしょう。遊んでいないで病院へいけ。

 

一般人がダラダラと益体もなく戦っている映像も退屈でしたが、だからと言ってコピーGMがけしても悪のもそれはそれで面白みがない。

これが第一話とかなら兎も角、もう終わると言う時にこれは…。

 

ルールも意味不明です。

幸せの量が表示されているのに、最後の一人になるまで殺し合うゲームなんですか?

ポイントを奪い合う形になっているのに、勝ち残るのは一人ってルール、おかしいと思いません?

結局最後の一人以外は死ぬなら、ポイントに何の意味もないではありませんか。

ポイントを出すのであれば、「一定以上を獲得したものから抜けていく」とか、「一定期間のポイント最下位者が死ぬ」とかにしないと意味がないでしょう。

或いはゲーム中にポイントを消費して恩恵が得られるが、一定値を下回ると死ぬとか、実際にキャラクターが利用するかどうかは兎も角、描写として存在しているのならプレイヤーの思考を縛ったり誘導したりするなどして何らかの形で活用して下さい。

 

あぁ、でも全身の目玉が忙しなく動くリガドΩは良かったです。

糞詰まらないゲームを眺めているシーンでなければ尚良かったのに残念です。

 

リデザイン

ギロリ復活からの英寿と組んで反旗を翻すは、良いんですが、何故明らかに問題があったギロリを何も考えずに復活させた?

バカなの?

公式的にもスエルの誤算、失策と言う扱いになっていますし、どうしようもありませんね。

ギロリなんて欠陥品を蘇生させずに、ジットを大量生産すればいいのに。

 

ラスボスがバカだとそれに苦しめられ対峙する事になった英寿までどうしようもない馬鹿で無能な存在になるので、ラスボスを無能な愚か者にするのは辞めて頂きたい。

 

ギロリはギロリで正しきデザイアグランプリだとか、善良なオーディエンスだとか、大義に目が眩み自分に酔って事実無根の妄想を根拠に意味不明な事を宣っているし、本当になんなの今回のお話。

 

ナッジスパロウ君

ついに味方みたいな顔してパンクジャックを助けるまでになりましたよ。

まさかあそこから光堕ちして味方面して生き残るルートになるとは…。

これは予想外です、なんて面白い男なんだ。

いや、まぁオリジナルは死んでるんですけどね。

 

ひまわり組幼稚園児のジャマトを引き連れているのも面白い。

どういうセンスなんだろう。

生態としては無害になったし、一応人類と共存できそうな感じですが、まさかポーンジャマトも生き残るのでしょうか。

 

OPの再現

はい、我々オタクの好きな奴ですね。

ちゃんと合わせてくれるの良い。

 

このタイミングでツムリが裏切る理由はなさそうですし、スエルが言っていた「お前がこの時代の人間である限り~」と言う奴を超克するために死ぬ必要があるとかではないかなと思います。