イドゥンの林檎

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主にヴァンガード等、TCGの最新情報に関する雑記を綴るブログです

【仮面ライダーギーツ】 25話「慟哭Ⅰ:ジャマトグランプリ♡」感想

ジャマトグランプリ

成程。

ただのジャマトは理想を抱くような明確な自我を持たないが、人間を模倣した一部のジャマトはオリジンの記憶やそれに紐づいた感情や目的意識をも模倣している。

故に望みがあるし、それを叶えようとする意志も宿していると。

 

木偶人形が言われたままに暴れるのを見て何が楽しいんだよと思ったら、ちゃんと自我らしきものが芽生えているんですね。

これはよきですよ。

 

道長

良かったぁ…。

ちゃんと目的を見失っている自覚があった。

ライダーを倒せれば一般人をどれだけ犠牲にしても良いと思ってしまったら本末転倒ですからね。

ちゃんと自分が間違っている事が解り、葛藤もあるのであれば、どう転んでも推せます。

 

いつもの幻覚ではなく、透のスワンプマンと化したジャマトも出てきていますし、道長周りがまた面白くなってきましたよ。

 

普段の言動が何故あんなにオラついているのかと思ったら、道長、元々チンピラの類だったんですね。納得です。

 

賑やかしのスパローくんもいるので、見ていて飽きませんね。

 

今更ですが、何故スパローくんなんだろう?

冴さんの方が他の参加者に好かれていたので、不承不承でもジャマト側に与していたら「何故、彼女がジャマトと一緒に」とより盛り上がったのに。

スパローくんではドラマが産まれませんよ。

脱落したはずの参加者が敵側にいると言うのに、みんな淡白な反応だったじゃないですか。スパローくんの人望がないせいですよ?

チラミの人選ミスでは?

 

愛され祢音

キューン、これ完全に乙女ゲーのキャラですね。

ただの男ツンデレじゃないですかー。

解っていたけれど祢音の事が好き過ぎる。

存外、ミミズみたいと言われたことが響いているようですし、切り返しも意地になって同じような例えで返していますし、この程度の低い痴話喧嘩みたいなやり取りが軽妙で面白いですね。

良いなぁ、この二人。永遠に見ていられる。

絡みが短いのが惜しいですねぇ。もう少しいちゃいちゃして欲しかった。

 

一方で、さらりと明かされる祢音パパの本音。

好きにやらせてあげなさいって、願いを叶えさせたかったのか…。

迂遠過ぎるし、言葉にしなさすぎるし、なんなの。

 

ニラムに「ご自身で本当の愛を注がれては」とか言われて、二の句が告げられなくなっているではありませんか。

女神の力で手に入れた一人娘って、やっぱり元参加者だったんですか!

そして優勝経験者だったんですか、パパ!

祢音パパの見方が百八十度変わりますよ。

 

てか、祢音の設定が急に重い!

頭の軽さに反比例してめっちゃ重い!

 

これはキューンが推している理由も、女神の力で手に入れたってところを含んでいる感じですかね。

理を外れた力によって生み出され、愛を知らず、愛を求める少女とか、確かに推したくもなりましょう。