イドゥンの林檎

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主にヴァンガード等、TCGの最新情報に関する雑記を綴るブログです

【仮面ライダーセイバー】 第46章「さようなら、私の英雄。」感想

レスバ最強飛羽真くん

世界の全てが全知全能の書に記された通りに進む茶番であり、自分達はシナリオに操れるだけの道化。舞台装置でしかない。

あらゆる行動も感情もシナリオ通りに提示されただけの模造品であると語るストリウスに対して、「でも本の中にはこの宇宙よりも広い、無限の可能性が広がっている」と返す飛羽真くん。

 

相変わらず受信機能が死んでいますねぇ。

その本の中にある宇宙よりも広い無限の可能性が、全知全能の書と言う箱の中で完結する事象に過ぎないと言っているのに、何なんでしょう?話聞いてなかったのかな。

 

ただ「例え俺の物語が何かに与えられたものだとしても、そんなのはどうだっていい」と言い切ってくれたところはカッコ良かったです。

自身の作品に拘り、自分が美しいものを産み出したいと言う欲求を第一とする求道者気質、職人気質のストリウスと、読み手であるルナを笑顔にすることを原点とし、読み手を楽しませたいと言う欲求を第一とするエンターティナー気質の飛羽真くんが良い対比になっていますね。

 

 

あとは飛羽真が例え結末が決まっていても、自分達で紡いだ未来を生きていくとするのか、或いは決め台詞通りに結末は俺達が決めると全知全能の書と言う箱の外側へ行くのか。

 

賢神

あらゆる剣技を産み出した始祖なので、あらゆる技に対処できる。

技には対処できるが、何の術理もない苦し紛れの羽交い絞めや、肉親の仇特攻には対処できませんでした。

 

なんですか、これ。

私の時間を無駄にしないでいただきたい。

 

先週までの威容は見る影もありませんね。

こんな相手に二週も三週も苦戦し続けていたんですか?

バカバカしいにも程がある。

泥臭い戦法で勝つのは構いませんが、急に弱くなるのはいただけません。

ボロボロになって動きの鈍った尾上さんの羽交い絞めや、玲花の特攻に対処できないほど弱くはないはずです。

それで何とかなるのであれば、最初から石でも投げていればよい。

 

クロスセイバー

アクションシーンはなかなか良かったですね。

カメラワークのお陰でスピード感があり、迫力のあるシーンになっていましたし、クロスセイバーが聖剣を召還し次々に繰り出す所では、尾上さんや大奉寺さんのカットインが入る演出もありエモかったです。

特に水勢剣と雷鳴剣の二刀流が良い。

 

ただ、暗黒剣は…ソフィア…。

ちょっと使っただけでその人の聖剣みたいな扱いをされても困ります。

虚無はバハトの剣であってデザストの剣ではないし、月闇は真理おじさんか、直前まで使っていた賢人の剣のイメージです。