【仮面ライダーセイバー】 第45章「十剣士、世界を賭けて。」感想
ソフィア様変身
暗黒剣を持ってソフィアもおかしくなってしまった。
ただのルナのコピーなんですよね?
知識は兎も角、スペック的には一般人じゃないですか。
自分の手足を切って怪我をするといけませんし、大人しくプロに任せましょう。
素人がでしゃばると尾上さんに「複製体」とか呼ばれちゃいますよ。
飛羽真が聖剣を持つことにあれほど突っかかっていた尾上さんがスルーするのも気になりますが、他に適任がいるのにわざわざソフィアが使うのも気に掛かります。
直前まで引き継いで使っていた賢人が再び二刀流するとか、最初の使用者のユーリが二刀流するとかしたほうがよかったのでは…。
暗黒剣との間に何かあったわけでもないので、今更ソフィアが暗黒剣を使ってもドラマがありません。
タッセルが生きていてソフィアに力を貸したような描写がありましたが、う~ん…。
真理おじさんの幻覚がなんだか良いことを言っている風になってもなぁ。
剣を持ったまま戦線離脱していますし、何だったんだろう。
戦力の逐次投入
シミーの相手、ソフィアとユーリの二人で良いんですか?
合体技でシミーを一掃していましたが、そもそもユーリなら暗黒剣との二刀流で一掃できたのではなかろうか?
時間の無駄ですよね?
その後も二人ずつで賢神を足止めしていますが、前回負けていますし全員で戦っても勝てるかどうかわかりません。
それを同じ話の中で3回4回とやるんですよね?
あの場合、みんなで力を合わせて倒すんだってなる流れでは?
「ここは俺に任せて先に行け」は嫌いではありませんが、連続でそれをやるのであればもう少し足止めする敵との因縁が欲しい所ですね。
ぽっとでの幹部相手なので、イマイチ盛り上がりに欠けます。
そこを許容したとしても、後半の蓮君が横を走り抜ける絵面はシュール過ぎました。
こんな終盤で笑わせに来ているんでしょうか?
賢神もよく通しましたね。
全く止める素振りもないのは流石にどうかと思います。
賢神vs蓮君
そこに至るまでの経緯はイマイチですが、賢神との戦闘は良いですね。
今週は蓮君が超カッコイイ。
剣斬の行動をスラッシュの身体で隠しながら、牽制射撃&突撃し、銃撃でトリガーを押す急造の連携と、子豚三兄弟の分身を組み合わせたカラミティストライク!
剣技を産み出した存在であるが故に、既存の技に対応可能な賢神に対し、賢神の知らないメギド由来の技、デザストのカラミティストライクで倒す展開が最高ですね。
アルターライドブックと共にマフラーや剣も消えてしまったので、二度目が無いのが残念ですが、蓮君の最初の一歩としては最高の踏み出しだったと思います。
その後、飛羽真&賢人のもとに到着してからもカッコイイですね。
以前とは違うトーン、心境での「こいつは俺が倒す」
そして賢人に向かって「足を引っ張るなよ」と軽口。
背中を負う憧れの人ではなく、対等の立場になった賢人との共闘。
実に良いですね。熱い展開です。
ただ、突き刺さった虚無を無視するのはやめて。
仮にも聖剣ですよ。
あと殆ど使っていませんでしたが、デザストの形見でもありますよ?
大切にして?