
サトシとヤっちゃん
サトシくんのシーンだけで五色田夫妻失踪の話が進んでいく。
息子夫婦を突如失ったヤツデさんの悲哀とか、父親に顧みられず母を早くに失い、家族の愛情に飢えているサトシくんの心情とか、この場面にだけゼンカイジャーのシリアス成分が詰め込まれ過ぎている。
ヤツデさんの懐が深すぎて、この二人のシーンを見るだけでちょっとウルっと来ます。
ヤツデさんが良い人過ぎる。
まさに田舎のお祖母ちゃんって感じで尊い。
サトシことステイシーも良いキャラなので生き残って欲しいですね。
このまま光墜ちしてしまうが良い。
ガオーンとジュラン
つまみ食い云々はガオーンに全く非が無いので、言いがかりじみたものでしたが、日頃からキカイノイド特にジュランに対してはぞんざいな扱いが多く、どうせ今回もと考えてしまうのも理解できますし、誤解だと分ればそれを素直に受け入れきちんと反省し、本人に謝罪できるのが良いですね。
ジュランおじさんは相変わらず良い大人です。
ガオーンも種族の垣根を越えて仲良く遊んでいる子供たちをみて気持ちを改め、自ら囮になっていましたが、これで解決した扱いで良いのでしょうか?
一歩前進し事は確かなのですが、ガオーンがキカイノイドを嫌悪している原因が分からず、それが解決したわけでは無いので我慢できるようになっただけに見えます。
そもそも初期はジュランの扱いこそ悪かったですが、マジーヌ、ブルーンとは絡みが薄いせいか最初から然程扱いが悪い印象もありませんし、最近ではちょっとジュランと仲が悪いかな程度に落ち着いていたので以前ほどキカイノイドに厳しいキャラと言う印象はありません。
今回のお話で制御が可能になったので、今後は問題になる事はほぼ無いのでしょうが、大団円と言う感じではないのでイマイチ納得し難いものがありますね。
どうせやるのであれば、きちんと原因を描写し、それを解決ないしは克服して欲しかったなと思わずにはいられません。
お話が割と良かっただけに残念です。
ガオーン負傷
肝心の掘り下げがちょと物足りませんが、ガオーンの見せ場を用意をしつつ、スマートに退場する理由を作る回としては悪くありませんでした。
これで次回から自然な形でスーパーゼンカイザーとジュランとの全界合体を行えますね。
ゼンカイジュウドリル
カッコイイ!
ドリルを艦首に持ってきた戦艦形態。
通常形態に加え、こんな変形もあるのかと感心していたのですが、どうやら俺合体の類が偶然監督の目に留まり本編に登場する事となったようですね。
夢のようなシチュエーションじゃないですか。
そんな事ってあるんですね。
しかし、本編に登場させたくなるのも納得のカッコ良さです。