イドゥンの林檎

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主にヴァンガード等、TCGの最新情報に関する雑記を綴るブログです

【仮面ライダーセイバー】第44章「開く、最後のページ。」 感想

謎のワープ

前回からの話の繋がりが解りません。

何故冒頭、拠点に帰ってきているんです?

いちいち拠点に戻らないと次の章に進めない仕様なのですか?

ストリウスは、「私は全てを知った」とか言うだけ言って満足して何もせずに帰ったんですか?

飛羽真達は床を舐めながらそれを見送ったの?

 

どう考えても前回のラストと今回の冒頭が繋がりません。

なんだったんだ今のはと聞きたいのはこっちだよ。

 

Aパートでストリウスに負けた後もまた拠点に引き返しているし、いちいちホーム画面に戻る癖は一体何なのだろう。

ユーリは消えかかっていますし、ワンダーワールドに取り込まれた人達が大勢いる状況なんですよ?

暢気に拠点に帰っている暇などあるのですか?

もう少し切羽詰まった状況では?

 

プロットちゃんとして!

 

目次録

ストリウスの目的が目次録だと言う話は随分昔にしていましたが、ストリウスの行動がどう影響し、目次録の出現に繋がるのかという話は一切なかったので、前回出てきたワンダーライドブックが目次録とイコールで繋がりませんでした。

ああ、あれが目次録だったんですね。

 

剣士側がメギドの行いの意味を全く理解していないのでストリウスの行動に対して一切の説明を行えず、結果、私のように頭の悪い視聴者には描写の意味が伝わらないと言う不具合が発生しています。

 

思うに脚本や演出の頭の中にある大前提が、全員の前提にあると思い込んでいる為、シナリオを見ている人間に対して説明しなくてはならない事柄が抜け落ちているのではないでしょうか。

 

ソフィアとか、ユーリとか、闇落ち賢人とか、敵が今何をしているのか、その結果何が起ころうとしているのか、そういった事柄を語るのに適したキャラクターは幾つか存在するのにそれを活かせていなくて残念です。

 

四賢神

剣技を作った?

剣士達の開祖や師匠に相当する人物だったんですか。

それは賢神ではなく、剣神なのでは?

マスターロゴスにあっさりとやられたぽっと出の設定を無理に持ち上げるから、パワーバランスが崩れていません?

 

設定には若干疑問を感じますが、わざわざ4人とも細部の違うスーツまで用意してキャラが立っていて良いですね。

武器が違うのでそれぞれの動きにも個性がありますし、剣技を産み出した達人或いはその継承者と言うのであれば、一般剣士よりも強いのも納得です。

同じ流派の上位者と戦い、同じ技で返されて負けるの展開は燃えるものがありますね。

その後巧く技量の差を覆す展開が続くのであれば文句はありませんが、セイバーにそれができるかどうかは懐疑的です。

 

仮面ライダーストリウス

頭以外はリカラーキメラのマスターロゴスと同じですね。

頭が違うので、マスターロゴス程ただのリカラーじゃんとはなりませんが、若干微妙な気持ちになります。

まぁ使用したライドブックがほぼ同じものなので似た形状になるのだと思っておきましょう。

 

見た目は許容するとして、動きが寂しいですね。

そもそもメギド状態のストリウスの時点で動きに特色があるわけでもなく、物語のメギドとして特徴的な攻撃や能力があるわけでもない。

ライダーになっても無い袖は振れないので特色など出るわけもない。

 

虚無ですね。

 

お兄様

倫太郎の来訪から決戦を悟り、一切馴れ合いはせず「いつだ」と問う事で共闘の意思を伝える。

超カッコイイ。

 

態度最悪ですし、今更感を感じなくもありませんが、今週のお兄様は超渋くてカッコイイです。

 

尾上さん

えっ、奥さん、生きていたの?

 

尾上さんの護りたいものの中に、子供と剣士と未来は入っていましたが、妻やソラ君の母親に該当する概念は入っていませんでしたよ?

今回のお話の為に生存している設定になりましたか?

 

メギドとの戦いと海外ならば、海外の方が遥かに安全だと思うのですが、何故ソラくんをお母さんに預けなかったのでしょう。

急遽やりたいシーンを挟んだから、過去との齟齬が出たようにしか見えません。

 

そもそも剣士って家を買ったり、借りたりできたんですね。

奥さんが頑張って稼いで買ったんでしょうか。

ソードオブロゴスに福利厚生や給与の概念があるとは思えないのですが、意外とちゃんとしていて、フロント企業みたいなものがあったりするのかな。

奥さんやその親族にはアンダーカバーで〇〇株式会社に勤めていますみたいな説明をしていたりするんでしょうか?

 

あのファンタスティックゴリラの集まりソードオブロゴスにそんな小賢しい真似ができるとは到底思えません。

やはり奥さんへの負担が凄いのかな。

 

蓮君

賢人の誘いを袖にし、少し寂し気で晴れやかな表情で「世界を終わらせちゃいけない理由ができた」と語る蓮君が良いですね。

 

同じ道を歩むことはなくとも、同じ方向を歩いて行ける。

散々迷って悩んだ甲斐があると言うものです。

 

ルナ

「飛羽真に会いたいけど、会ったら飛羽真はこの世界から消えて、賢人や皆と離れ離れになっちゃう」

それを飛羽真に直接相談するのは相当クレイジーなムーブですね。

シナリオ崩壊ですわ。

 

即バッドエンドになりかねない意味不明な挙動なのですが、この状況の異常さに誰も何も感じなかったのでしょうか?

こんなに悠長に話をしている時間があるのであれば、普通に拠点に連れて来ても問題なかったでしょう。

 

あと

何故、急に大きく?

何が起こった?

 

特殊エンド

夜明け前に剣士が集い

朝日を浴びながら決戦へ赴く構図と特殊エンドが良いですね。

今週の死亡フラグラッシュと相まって最高の決戦前夜です。

 

こう言う所でちゃんとカッコイイのは良いですね。