
コピー
コピーワルドの反応を鑑みるに、コピーがオリジナルと敵対するとは限らないようですね。
何故初手コピーを撃たないのか疑問でしたが、結託して自分の敵となる可能性のあるコピー体を作りたくなかったから、出来るけれどしたくなかったと。
展開としても悪くはないと思うのですが、悪人になった介人とゾックスと言われても…。
介人は根は善人寄りですが、目的の為に視野狭窄になり、人の迷惑を考慮しない独善的な面がありますし
ゾックスに至っては身内に甘いだけのダーティーなキャラなのでコピーと大差なく、現状は介人との口約束を守っているにすぎず、気分次第でいつでも好きなように解釈したり、約束そのものを反故にできる状況です。
やっている事も窃盗、強盗なので、普段通りです。
見た目は同じでも言動が真逆のキャラならば兎も角、見た目が同じで言動もほぼ同じになってしまい面白みがありません。
むしろ生真面目になった方が良かったのでは?
介人の方は流石にあそこまではしないでしょうが、世界初の〇〇となれば、やらないとも言い切れない。
コピーが出てきてワチャワチャする際の落差が少なくてお話し的にはイマイチでした。
複数出てきた窃盗シーンの各種怪盗コスプレが一番の見所でしたね。
ただ街を盛大に爆破したいからコピーの街を作ってしまおうと言う発想は大好きです。
まさに天才の発想!最高です。
コピーワルドは、今回この為だけに出てきた感があるので、悪い介人&悪いゾックスはおまけですね。
ゾックスvsコピーゾックス
普段から軽快に動くゾックスが、同じ動きをするコピーと戦うと画面映えしますね。
その後、スーパーツーカイザーの変身ダンスも凄かったです。
前回の生身でのスーパーツーカイザーは、まぁ本職の方ですし、ご自身で考えたらしいのでまだ解りますが、あの矢鱈と動きの緩急が激しく難しそうなスーパーツーカイザーのダンスをスーツでもしていて非常に驚きました。
悪い街
このアイディアを思いついた人は良い意味で頭がおかしい。
ビルや歩道橋が襲ってくる展開とか、常人にはとても考えつきません。
不意打ちでこういう面白パワーワードを出してくるのだから油断ならない。
ビルの断末魔なんて単語、生きていて聞く機会、普通ないですよ。
ゼンカイジュウオー
ヤバイ、動いている所カッコ良過ぎる。
メカニカルな恐竜モチーフに重火器!
男の子の大好きな奴ですよ。
男なんて一生かけても精神的には殆ど成長しない愚かな生き物なので、身体が大きくなっても、結婚しても、子供ができても、孫ができても、こう言うものが大好きなんですねぇ。
逆光の中咆哮を上げる姿がもう最高にカッコイイ!
煽り視点からビル群を走る姿もスケール感が強調されて良いですね。
ジオラマの街での全弾発射も浪漫あふるる。
あえてCGではなく、実写ジオラマセットで全弾発射シーンを行ったのは正解ですね。
迫力満点です。
今回のお話はこの為だけにあったと言っても過言ではありません。