イドゥンの林檎

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主にヴァンガード等、TCGの最新情報に関する雑記を綴るブログです

【仮面ライダーセイバー】 第37章「未来を変えるのは、誰だ。」感想

世界は静かだ

まぁですよね。

突然物理的にでかい顔して全世界に向けて争え人類とか言われても、お前誰やねんとか、何言っているんだこいつは?とか、何かのプロモーションかな?としかなりませんからね。

実害がなく、実行力があるかどうかも不透明な相手からの脅迫・恫喝が利くわけがない。都市を滅ぼすの、恫喝とセットで初手に打ち込むべきだったと思います。

 

そもそも予告もなく日本語で宣言されても、殆どの政府関係者には言葉が通じていないのではなかろうか。

 

行動すれば有能なユーリ

最近は有能ですね。

光と闇の二刀流がカッコ良かったです。漸く見たいものが見られた気がします。

元々、治療ができて、メギドの分離ができて、戦ってくれさえすれば強く、凡その事情を知ってはいるキャラでしたが、これまでがあまりにも非協力的すぎました。

 

賢人が見た未来の話とか、もっと前に話せばよかったのでは?

何故今の今まで勿体ぶっていたのか、これが解らない。

ユーリの話によれば、フードを被って不審者ストーカーをしていた頃には既に飛羽真に可能性を感じ、信じる事にしていたのでは?

その言動に反して、漸く認めて力を貸す事にした、知識を開示する事にしたように見えます。

 

剣士五番勝負

お仕事五番勝負と違って、剣士五番勝負は意味があったので、飛羽真の「そうやってみんなと分かり合ってきた」と言うセリフも説得力がありますね。

今まで積み重ねてきたことが活きています。

特に蓮くんは価値基準が強さしかないので、納得を得るためにも飛羽真と戦いになるのは必定です。

状況を鑑みない空気の読まなさ、身勝手さも蓮くんらしい。

 

久々に剣斬の軽快に飛び回るアクションシーンも見られましたし、蓮くんの心の問題にも決着がつきそうな感じで良かったです。

長々と引っ張ってきたので、綺麗に落として欲しいものです。

 

バハト

芽衣さん&ユーリの二大ギャグキャラに引きずられ、ギャグ時空に落とされ繰り広げられる実りのない会話。

あんなので今後味方になるフラグになるのでしょうか?

 

次回予告で飛羽真が虚無を持っていたので、バハトは退場して剣を託す展開になりそうな気がしますが、個人的には納得し難い展開です。

 

殴られ損!

殴られた直後にゴホゴホ言っているだけで意識を失ったりはしない。

その後普通に倫太郎が参戦しているし、賢人は何の為に殴ったの!?

ただただ倫太郎が可哀想なだけなのですが、あれはいったい何だったんですか……。

 

巻き込まないように意識を奪って戦線離脱させたかったから殴ったけれど、失敗したという解釈で良いのでしょうか?

決戦の前に間抜けなシーンを挟むから、アクションシーンが素直に入って来ませんでした。本当に何だったんだろう。

 

物語の結末は俺が決める

う、う~ん…。

その決め台詞、ここで言うべき事ですか?

 

物語の結末を勝手に決めるな、物語の結末は俺が決めるって…。

ここぞと言う場面なので決め台詞を使いたいと言う気持ちは解りますが、少し改変して場面に合うセリフにしようとかそう言う気遣いは無いんですか?

意図は解らなくはありませんが、あれではただ愚かで身勝手なだけに映ります。

 

3対1で圧倒されていたソロモンを相討ち前提とは言え、初期フォームのカリバーがあっさりと拘束し倒せそうになっているのも違和感があります。

飛羽真は妨害などせず、あの隙に倫太郎と共にソロモンを袋叩きにすれば解決したのでは?

倒せずともライドブックを奪い取れば勝ちでしょう?