
ストーリー
■真の敵は組織の中にいる
上条さんは15年かけて何の手掛かりも確証も掴めていないのですが、何故あっさり信じているんでしょう?
あの人いつもふわっふわした事しか言っていませんし、飛羽真視点で見てもただの勘違いや思い込み、悪意を持って嘘をついていると考える方が自然ではないでしょうか。
もしかしたらと考える程度なら兎も角、こうも信じ切っていると、今まで一緒に戦ってきた組織の仲間よりも、幾度も戦い意味の解らない理由で賢人を殺した上条さんの方を信用しているように見えます。
倫太郎たち4人から見れば、カリバーと接触しておかしなことを言いだしたようにしか見えませんよ。
大奉寺さんや尾上さんへ早めに相談すべき案件だったんじゃないのかな。
予告の時点で戦うことになるのは解っていましたが、まさか真正面から対立するとは思いもしませんでした。
ノーザンベースが信用できないと言うのは解らなくもありませんが、それを含めてもこれまでに組織の仲間が飛羽真の主観的に不審な行動をとったことはないはずなのに、あまりにも仲間を信じていなさすぎでは?
■剣士は人知れず世界の均衡を守ってきた
大奉寺さんと尾上さんが堂々と剣持って買い物に行っているのですが、それは…。
あんな格好で歩いていたら即座に捕まるわ。
大奉寺さんはまだしも、尾上さんは完全アウトですよ。
なんなの?
普通のホモサピエンスには見えない剣なの?
■玲花
洗脳能力でもあるんですか?
小さな疑念、不和の種程度はあったとしても、いきなり状況が動き過ぎではなかろうか。
まぁ組織に育てられた倫太郎、蓮くんに組織を疑うと言う発想が全くなく、飛羽真の言動に不信感を感じ看過できないと思うのは自然な流れですが、展開がジェットコースター。
殆ど面識のない人間にちょっと囁かれただけなのに、誰も彼もが暴走し過ぎです。
たかだか黒幕の手駒Aみたいなポジションのキャラに、ここまでいいようにやられるとは。
やっぱり一人は冷静に物事を判断してくれるキャラが必要だったように思います。
■蓮くん
蓮くんのキャラ的に、自分たちの組織よりも裏切者を信用するかの如き言動をする飛羽真を殺っちまおうと思うのは納得できますね。
ここはちゃんとしていて良いと思います。
飛羽真の言動がもっと自然なら、なお良かったのですが、ここは良いシーンですね。
蓮くんらしさと賢人への思いに溢れていて良かったです。
■正体を現した
まぁね、名前とか、フードを取った時の顔とか、知りたくなかったわけでは無いですし、名乗って、変身したので、正体を現したと言えなくもないのですが…。
違う、そうじゃない。
知りたいのはそういう事ではないんですよ。
視聴者の疑問点、解り難かったですかね?
現時点ではタッセルが大仰に正体を現したとか言えるほど、正体が解ってはいませんよ?
■タッセル
アヴァロンやアーサーが出て来ていたので、アーサー王伝説由来のキャラクターかと思ったんですが、全然関係ないんですね。
なんなら最光さん自体がアーサー関係ないまでありました。
では、その失われたはずの光の剣と知り合いのタッセルさんは一体何なの?
アクション
■セイバーvs組織の剣士
ダイナミックに視点が動いて迫力があって良いですね。
剣斬は特に殺意が高いので普段の軽快な動きに合わせバチバチと火花が散っていて派手で、見応えのあるシーンでした。
剣斬に比べ、ブレイズは普段の綺麗なな動きが全くできていませんでしたが、倫太郎の心情を反映してあえてそう言う動きだったのかなと妄想するとぐっと来るものがあります。
一方の大人組スラッシュ&バスターは、武器やライドブックを狙って戦闘を止めることに主眼に動いている事が解るのも良いですね。
スタンスの違いが垣間見えます。
■最光
なんなの、アヴァロンの関係者はみんな自分が武器にならなきゃいけないルールでもあるの?
スタンドを出さずに剣だけで動いているので、アクションシーンとしてはあまり面白みがありませんね。
・金の武器 銀の武器
ライドブックはクリアパーツにラメが入っていて、まるでキラメイジャーの関連アイテムのような豪華な見た目で良いですね。
ライドブック単体としては、ドラゴンナイトやライオン大戦記よりも豪華に見えて好みです。
・サイコウドライバー
展開前は割と綺麗に纏まっていて好きです。
展開後もきちんと剣に見えつつ、ライドブックと併せてライダーに見えるデザインをしておりユニークで嫌いではありません。
しかし、ブレードパーツを手動で展開する方式は何とかならなかったんでしょうか?
ライドブックを変身前に開いて閉じてする共通動作だけでもダサいのに、もうワンアクション不格好さを積み重ねてくるとは…。
また、展開後の姿の都合上、ライドブックを切り替えると残念な感じになるのも勿体ないなと思います。