【仮面ライダーセイバー】第15章「覚悟を超えた、その先に。」感想
ストーリー
■空中であっさりやられるカリバー
負けるのは別に良いのですが、負け方はもう少し選んでもらえませんか?
今更キングアーサーに成す術もなく撃ち落されるのはダサすぎます。
せめてリアクションしよ?
避けられない防ぎきれない反応もできないって、どんだけ弱いんですか。
■4人同時変身
OPをバックに倒れてもまた立ち上がり、全員で一斉に変身するシーンが良いですね。
こう言うの大好きなので燃えます。
これまでの流れがもう少し良ければ尚良かったのですが、積み重ねて来てしまったものは今更消えないのでどうしようもありませんね。
それはそれとして、倫太郎は何故、ライオン戦記1冊変身で戦おうと思ったのでしょうか?
さっきライオン大戦記で負けたばかりなのに出し惜しみする意味が解りません。
■飛羽真を信じるのでは?
柱を壊さず、飛羽真が戻るまで待つと言う意味だと思ったのですが、柱を壊しても飛羽真なら帰って来ると言う意味だったんですか?
あの流れで柱を壊していたので、吃驚しました。
私の読解力がなかったせい…か?
不可解です。
芽衣さんが「飛羽真は必ず帰って来る」とか言っていますが、閉じ込めたのもあなたたちですよ?
ギリギリ間に合ったから良いものの、あのシーンはどんなに時間がかかっても必ずみたいなニュアンスですよね?
お帰りじゃないが。サイコパスなのかな。
■その時に気付いた
ソードオブロゴスが悪いと戦いの最中に気付いたのに、何故殺した!
なんで殺っちゃった後に覚悟を決めているんだ。
おかしいよ、この人。
組織の人間が信用できないから組織を離れるのは解りますが、賢人の父を殺す理由が一切見当たりません。
気付いた時点で、一緒に組織を裏切って内偵なり真理の探究なりをすれば良いではありませんか。
上条さんは友の為みたいに言っていますが、全く共感も納得もできません。
もう滅茶苦茶。
■覚悟を決めても意思の弱い上条さん
飛羽真がちょっと説教した程度で簡単に翻意してしまうものが覚悟ですか。
あれで良いのであれば、今までにも心変わりをするタイミングは無数にあったのでは?
どういった心境の変化でしょう?
全く理解できません。
死ぬ前に良い人に戻しておけみたいな雑な扱いに見えます。
■世界の最後は決まっている
どのように?
その結末がどうなるのかを提示されたシーンがこれまであったでしょうか?
どうなるのかが解らないので、その是非を判断する事すらできません。
世界の結末と言うのは世界の終わりとイコールでしょうか?
終わりの先に次の物語や世界はありますか?
そもそもその結末と言うのは直近に迫っているのでしょうか?
星の寿命と言うだけなのでは?
何もかもが解らないので、良し悪しも解りません。
単純に見せ方が悪い。
■闇黒剣月闇を託す
ちゃんと託して…。
消えてますよ。
次の所有者が現れるのでここで回収されると困るのは解りますが、もう少し展開を考えて欲しいものです。
実に締らない最後ですね、格好悪い。
アクション
■生身
ズオス様の生身アクション凄っ!
躍動感溢れる良い動きをしますねぇ。顔も動きもカッコイイ。
キャラ性を反映してか動きがダイナミックで実に良い。
手堅くオーソドックスな格闘スタイルのレジエル、余裕綽々の態度でポケットに手を突っ込んだスタイルを殆ど崩さないストリウスときちんと差別化されている所も好みです。