イドゥンの林檎

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主にヴァンガード等、TCGの最新情報に関する雑記を綴るブログです

仮面ライダーゼロワン 第33話「夢がソンナに大事なのか?」感想

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harvestfiesta.hatenablog.com

 

 ストーリー

・今回のヒューマギア

電源が切れているだけで持ち主がすぐに解る状態で投棄されているのか。

いくらZAIAスペックが要らないとは言え、回収・交換を拒んで不法投棄する程ではないのと思うのですが、何故捨てられてしまっているのでしょう?

謎の世界感です。

 

まあ、今回のヒューマギアは人間の疲労やモチベーションを考慮せず、オーバーワークさせようとする欠陥コーチなので捨ててしまいたいと思う所は理解できます。

さっさとZAIAに回収させてしまえば戻って来ることも無かったのに、何故捨ててしまったのか。

 

ストーリー的には唯阿さんのお話だったので結局放置されているし、最終的に適当なスケープゴートを用意して放逐されてるしで、一切解決も和解もしないとは思いませんでした。

ストーリーの都合に合わせて、夢夢垂れ流す為の装置でしかありませんでしたね。

 

・新人一般レイダー

何故先任レイダー隊員と協力させない。

二人じゃ戦力不足なのに、何故二人組に拘る。

 

全く意味が解らないよ。

 

これまで1000%社長込みの3体1で負けているんだから、せめて数は増やそうと思わないのだろうか。

 

・今週の不破さん

脳内にチップを埋め込まれ、一時的に人格をAIに奪われいいように使われているぐらいですからね。

偽りの記憶を植え付けられていても然程不思議はありませんね。

 

他に被害者・生存者がいないと言うのは不自然でしたし、ZAIAに都合よく動かす為に実在しない事件の記憶を持っていると言うのは納得できる展開です。

 

それを知った唯阿さんはずっと思い悩んでいたのに、当事者の不破さんは15分も掛からずに吹っ切って「あの記憶は、もうどうでも良い」「俺に憎悪はもう要らない」と言ってしまえる所がらしいと言えばらしいですね。

 

立脚点である記憶が捏造だったと発覚する重要な話、アイデンティティクライシスですし、もう少し引っ張っても良い重いテーマだと思うのですが、ヒューマギアへの憎悪を昇華した不破さんは無敵のようです。

それがエモくもあり、勿体なくもあります。

 

ただ、不破さんの夢って何でしょう?

ZAIAをぶっ潰すと言う信念の元行動していると思っていたのですが、それが夢?

今回、劇中でやたらと「夢」を推して来ていますが、レギュラー陣は誰も具体的な夢を語っていません。

夢を持たず、しかし信念を持って行動する唯阿さんとの対比を描く回だったと思うのですが、不破さんの夢が解らないのでいまいち来るものがありません。

 

・唯阿さん

チップの問題が解決していないのに離反できるんですね。

 

今迄不承不承従っていたのは、不満を抱きながらも従わざるを得ない理由があるのだと思っていたので、物理的制約や精神的制約の一つも無く、あっさりと離反できる事に驚きました。

 

やり方は納得できないが、それでもZAIAに従うに足る過去の因縁や恩があるのではないのですか?

自分の脳内のチップをどうにかしないと安全に離反できないとか、そう言った事情があったのではないの?

 

まさか何の理由も無く従っているとは思っても居ませんでした。

なんで今まで従っていたのでしょう?

 

今度は滅亡迅雷と言う人間社会的にはZAIA以上にヤバイ組織へ行ってしまうし、本当に謎です。

不破さんは然程困っていないどころか亡と和解した感があるので、そんなに慌ててチップを外そうとする必要はありませんよ?

 

アクション

・ヴァルキリー&バルカン

久々のヴァルキリー登場&初のランペイジとの共闘ですね。

 

ヴァルキリーのアクションはやっぱり良いですね。

空中宙返りでサウザーの攻撃を避けたり、バルカンと共に円周運動しながら射撃したりとアクションが綺麗で良いです。

ランペイジのBGMを流しながら戦っていたのでテンション上がります。

 

ヴァルキリーは地面すれすれまで体制を低くしたり、高く飛び上がったりと上下の空間をよく使っているので動きが映えて非常に良いです。

 

久々にホーネットも見られましたし、大満足ですね。

欲を言えば、ヴァルキリーにも新フォームが欲しいのですが、来ないんですかね?