イドゥンの林檎

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主にヴァンガード等、TCGの最新情報に関する雑記を綴るブログです

騎士竜戦隊リュウソウジャ― 最終話「地球の意思」感想

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harvestfiesta.hatenablog.com

 

ストーリー

・折れるリュウソウカリバー

なんかもうアレで終わりで良かったのではないかと思える演出から、人間サイズに弱体化させたところで競り負けて折れる流れ嫌いではありませんが、その後の展開が酷過ぎてここで〆ておけば綺麗に終わったのにと思わずにはいられません。

 

これを最後に持ってきてギリギリ封印に成功したが、力を使い果たして封印と同時に折れてENDで良かったのでは…。

 

・最後のリュウソウチェンジ

シチュエーション超カッコいい!

残った僅かな力を振り絞って変身できるようになる所とか、メルトの二刀流、コウのスペースを空けての名乗りとか個々のパーツは凄く良い!

 

シチュエーションは超カッコいいのですが、騎士竜との絡みが殆ど無かったリュウソウジャーでやられると、何で力が復活したのかと言う疑問が先行します。

今迄の積み重ねありきで、カットインを入れつつ最後の力を振り絞って変身できるようにする流れとかであれば素直に受け入れられたのに…。

 

・トワには光がある

マスターブラックがちらっと言っていましたが、結局なんだったのだろうか。

 

突然謎の力に覚醒しましたが今迄にそんな描写はありませんでしたし、トワがどんな力を秘めていたのかも語られていないので、ただただ困惑するばかりです。

 

立ち消えてしまった設定とかがあるのでしょうか。

活かせそうな素材なのに開示が遅すぎたし、伏線も無かったので勿体ないですね。

 

・コウとエラスの対話

エモイ!

 

今までの回想が背景に流れながらエラスに語り掛けるシーン、良いですね。

ナダがでかでかと映っていてコウの中での印象の深さ、重さを感じます。

 

クレオンの星

え、クレオンはドルイドンじゃなかったの?

 

ドルイドンがマイナソーを生み出せるようになったから再び地球へ戻って来たはずなのですが、そう言う技術を持った士官ではなく、そう言う固有能力を持った外人部隊だったんですね。

ずっと宇宙に渡ってから生まれたドルイドンだと思っていました。

 

そもそもドルイドンの組織図が最後まで見ても解らない。

宇宙にはもうドルイドンは居ないのでしょうか?

 

ワイズルー様は何故かプリシャスを伴ってクレオンの星へ行くと言い出していますし、本当に謎です。

 

総括

ストーリーはいまいちな回が多めでしたが、キャラクターや玩具、そしてアクションは良かったと思います。

 

騎士竜のリュウソウジャーが居なくても戦える設定は最後まで受け入れがたい要素でしたが、リュウソウジョイントによる幅広い組み換えができ玩具としてのプレイバリューは高くて良かったです。

 

変身アイテムやスーツもカッコ良かった。

リュウソウケンの開閉を繰り返す動きがテンポを阻害していたので、そこだけはいまいちでしたがギミックもデザインも非常に良かったです。

 

キャラも良かったです。プリシャス含めみんな好き。

存在意義に疑問の残る龍井家の二人や長老、ガチレウス等、残念なキャラも居ましたが、概ねどのキャラも魅力的に描かれていました。

 

少々勿体無いキャラも居ましたし、騎士竜とはもっと交流を増やして欲しかったなと思いますが、まあこんなものでしょう。