騎士竜戦隊リュウソウジャ― 47話「幸福と絶望の間で」感想
ストーリー
・エラスと戦う騎士竜
昏睡した主人を護る為に主人を庇って戦うみたいな状況は悪くないと思いますが、同時にヒーローが状況に置いて行かれ、勝手にお話が進行している状況でもあり、何とも微妙ですね。
今迄もロボ戦でリュウソウジャーは必要ありませんでしたし
極論、このまま騎士竜に任せてしまってもいいわけで…設定上の不備・不具合に見えて仕方ありません。
ファイブナイツのパーツが軒並み最終合体に絡んでいない事もあって、巨大戦の時にはリュウソウジャーが要らないように見えてモヤモヤします。
・急に弱気になるカナロ
大きな被害を出してはいますが、エラスの被害はせいぜい首都圏程度なので、エボルトと大差ない規模に見えます。
この程度であれば荒廃した世界が広がっているだけとは到底言えません。
見えない所の被害はもっと酷いのでしょうか?
なんにせよ、海のリュウソウ族の子孫繁栄を求めるカナロが絶望し、緩やかな死を望むような状況とは思えません。
うだうだ言ってないで一人でも多くの女性を救うんだよ。
こんな時にカッコつけないでいつカッコつけると言うのか。
そもそも夢で結婚しても意味がありませんよ。
立ち位置的に絶望するのは海のリュウソウ族の未来を背負って、一族の使命に拘っていたカナロよりも、元々ネガティブで考え過ぎるメルトの方が向いていたと思います。
曇っているメルトを見たかった。
ただ、海のリュウソウ族として陸のリュウソウ族を危険視していたカナロが「皆と紡いでいく未来」を陸のリュウソウ族と手を取り合って強敵と戦うシチュエーションは良いですね。
もっと積み重ねがあれば尚良かったのですが、悪くありませんでした。
・アスナカッコイイ
演技もセリフも最高に良かったです。
元々限りなくゼロに近い私の語彙力が死んだ。エモイ。