騎士竜戦隊リュウソウジャ― 第36話「超速のボディガード」感想
ストーリー
・クレオン君とワイズルー様
仲良いなぁ、この二人。
前回、心臓を奪われてスリリングだと楽し気にしていたワイズルーが、今回は新蔵王がないからドキドキしない(物理)とか言い出すの最高に自分勝手で良い。
クレオンが画面の向こうに向かって「ドキドキはしないけど、イライラはするみたい」と話しかけてみたり、サイコーオブサイコーと言い出したり、このコンビが出ていると画面が華やぎますね。
タンクジョーの時は真似して笑ったら怒られたけれど、ワイズルーなら真似しても怒られないのでしょう。楽し気です。
「やっぱ逃げ足も速いんだな」って、産み主に対する煽りのセリフも辛辣で実に良かったです。
しかし、八つ当たりしてやるとか、スリリングがどうとか言っていた割に、ワイズルーは戦闘に参加しませんね。
バンバさんと少し斬り合ったらっさりフェードアウトしていました。
飽きたなり満足したなりの描写が無いとどうなったのか解らないのですが、結局どうなったのでしょうか。
・トワ
コウに変わった、優しくなったと言われていましたが、個人的にはそうは思いません。
トワ自身は茶化した感じで元から優しいと言っていましたが、私もトワは元から優しいと思っています。
変化したのは今回の「期待されなくても、褒められなくても、自分がやりたい事をやる」と言えるようになった事だと思います。
トワは少年らしさの強い、生意気で、目立ちたがりな、承認欲求の強いタイプのキャラだったので、こう言うセリフの出るキャラになるとは思いませんでした。
どことなくバンバさんを連想させるセリフで非常に良いですね。尊いです!
アクション
・リュウソウグリーン
修行中の軽快な動きはトワのキャラ性に合ったパルクール的な動きで非常に美しかったですね。
ルパパトではノエルが頻繁にやっていましたが、あそこまで頻繁にとは言わずともまたやって欲しいです。
グリーンリュウソウルを奪い返してからの反転攻勢も良かったです。
特に剣を足で蹴り上げて掴む動きがカッコ良くて好きです。燃えます。
今回はトワのお当番回だった為か、カメラワークもいつもと違って迫力がありました。トワが動くときは毎回あんあ漢字にして欲しいです。
・対マイナソー
トワでなければハヤソウルを使っても追いつけないスピードの敵に対して、地面を泥沼に変えて強みを出させない事で対処する流れ、良いですね。
今回はきちんとメルトの案が役に立っていますし、トワが居ない穴を知恵でカバーした辺りが叡智の騎士です。
こう言うので良いんだよ。
巨大化への流れも完璧でした。
いつもはマイナソーを倒せないので取り逃がしてしまい結局巨大化されてしまう流れですが、今回はマイナソーにとどめを刺す瞬間に巨大化した為、きちんとスーツ戦でも活躍して勝ったように見えます。
毎回同じ手法では困りますが、なんとか工夫してヒーローが活躍してきちんと倒した後にロボ戦へ移行する流れにして欲しいものです。
・ロボ
トワが乗ってるのにタイガランスは追加しないのか!
見た目は好きですが、やはりこの究極合体は好きになれません。
お当番回が来てパイロットに追加されているのに、トワの騎士竜は合体に含まれていないんですよ。
ないわー。
タイガランスとか、騎士竜の中でも使い易い部類なのに。
この際余剰が出ても良いから合体に組み込んで欲しかったです。
本当にずっとこのままなんですか?