イドゥンの林檎

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主にヴァンガード等、TCGの最新情報に関する雑記を綴るブログです

仮面ライダーゼロワン 第6話「アナタの声を聞きたい」感想

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harvestfiesta.hatenablog.com

 

 ストーリー

・まだ6話なのに重いテーマ

外見と声を自由に設定でき、学習機能を備えているのであれば、当然こういう問題は出てきますよね。
それが認められてしまえば成済ましや戸籍を乗っ取ったりもできますし、まず間違いなく悪用されてしまいます。
ヒューマギアと言う大きな嘘、フィクションを元に、リアルな法律が設定されている所は好感が持てますね。良き。
役者さんの演技も相まって、ヒューマギアの無機物感が強調されていたと思います。

 

ただ、結末はちょっと不服です。
事務所の社長さん、捕まらないんですか? 廃棄(と言うか破壊)したらOKとか、ちょっとおかしいです。
そのうえ人型でなければOKのようで、娘の人格トレースして娘の声で喋るアレクサみたいなものに縋る始末。普通に怖いです。サイコホラーです。

 

・或人

今回の話で或人は一貫して声優事務所社長の側に立った視点で事態を見ていましたが、亡くなった娘の身代わりにされているヒューマギアについて思う所はなかったのでしょうか?
或人がヒューマギアの個性や自由意思を尊重しているのか、していないのかよく解りません。あくまで人類の希望なので提供先の人間に要望に沿う形である限りにおいて認めるとか、そう言う限定的なものなのかな。

 

・或人の父

今回の話を鑑みるに、或人の父親も早くに亡くなり、父親を模したヒューマギアを父親代わりに育ったと言う感じのようですね。
ヒューマギアに命を救われたと言っていましたし、きちんと認識していると考えて良さそうです。

 

まぁ、今回の話のせいで尚更、或人が人間の或人の代わりに作られたヒューマギアである可能性が上がったような気もしますが…。
これ、そう言うフリじゃないんですかね?

 

・迅

普通にヒューマギアって事で良さそうですね。
見た目に反して人格が幼過ぎたので妥当な所です。


滅びに「守りに来てくれたの?」とか、セイネに着けたゼツメライザーを外そうとしたり、今回の迅は言動がいちいち可愛らしいく個人的に超エモかったです。この役者さんは凄いなぁ。

 

アクション

仮面ライダー

滅共々名前が適当なのが気に入りませんが、見た目は好きです。良き。
鳥を模したマスクパーツに大きく鋭い複眼。
全身をポイントアーマーで覆っている所も飛行の為に極限まで軽量化しつつ、可能な限り防御能力を持たせているように見え、鳥モチーフの装甲としてはかなり良いと思います。そして、翼!翼ですよ!地上にいる時はなくなっても構わないのですが、飛んでいる時はやはり翼が必要です。
何気に足でゼロワンを掴んで飛行していましたし、モチーフを存分に生かしていますね。本物のイヌワシも羊ぐらいなら掴んだまま飛びますからね。
さもありなん。

 

バルキリー・ライトニングホーネット

こちらもカッコいいですね。
蜂の巣を模した装甲に触覚、両頬の装甲が蜂の顎を模しているように見えますね。
モチーフを巧く意匠を取り込んでいる素晴らしいデザインだと思います。

 

動きも良いですね。
飛行時にはきちんと蜂の羽根が出現し、蜂の巣状の装甲から蜂を模したミサイルが飛び出してくるとは。
更には、針がないなと思ったら、必殺技時に足から針が飛び出し、それによる衝角突撃を敢行するなんて思ってもみませんでした。
ラッシングチーターの200%増しの火力は誇大広告ではないようです。

 

プログライズキーも相変わらず物騒なこと言っていて好きです。
立体化が待ち遠しいな。