イドゥンの林檎

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主にヴァンガード等、TCGの最新情報に関する雑記を綴るブログです

騎士竜戦隊リュウソウジャ― 第18話「大ピンチ!変身不能!」感想

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harvestfiesta.hatenablog.com

 

ストーリー

・今週のクレオンとワイズルー

久しぶりにクレオンから始まらないアバンでした。
その後すぐに登場して「500体作れとか言わない?」には笑ってしまいました。
ブラックだったので当然ですが、トラウマになっているんですね。
その後の「ああ、いい声」とか絶対アドリブですよね。戦隊の悪役は遊びがあって良いなぁ。

 

・石

石は生物ではないので斬られても死なない⇒まぁ解る。
石が二つに分裂したのでマイナソーも二体に増える⇒これも解ります。

では、以前のミミックマイナソーが産み主の箱を斬ったら消滅したのは何故?
石は斬っても石のままだが、箱は斬られたら箱としての機能を保てなくなるので死んだと言う事でしょうか。
であれば、石と呼べなくなるまで斬るなり砕くなりすれば良いのでは?
非常に不可解です。

 

・容赦のないバンバさん

不意打ちで石を斬るの、バンバさんのキャラならやると思いました。
さすがです、クレバー。あのキャラ性なら私でもそうする。

 

ただ、今のバンバさんには一応過去の積み重ねがありまして、多少丸くなったはずですし、カナロとはそれなりに仲が良くなっていました。
初期状態ならばともかく、元来身内に甘いバンバさんが現時点での味方から忌避されそうな行動を起こし、問答無用で真っ二つにはしないと思います。
誰からも忘れ去られた宝箱とは違うのですよ。

 

これまでの積み重ねを無視したバンバさんの行動描写にはやや納得がいきませんが、それを受けてのコウのリアクションは好感を持てる感じでした。
衝突しそうになった二人を止め、仲間の不始末を代わりに謝罪しと、和を執成し纏めようとする姿勢が良いですね。

 

・変身解除

受動的な願いを吸収するマイナソーに対して、能動的な使命は吸収されないので倒せると言う所は、納得できる範囲の屁理屈ですね。
こう言う頓智は好きです。

 

しかし、その設定はあまりにも酷い。
それで変身解除されてしまっていたと言う事は、これまで漫然と「誰かマイナソー倒してくれないかな」と思いながら戦っていたと言う事の証左に他なりません。
願いではなく意志が重要であると言う今回のお話のテーマは良いだけに、見せ方が悪く非常に残念です。

 

アクション

・生身

変身できない回なので、生身でのアクションが多めでしたね。
今回の役者さんは皆さんかなり動けるようで、生身のアクションが映えます。

 

特にバンバさんはリュウソウダンスの時から思っていましたが、アクションシーンになるとキレのある良い動きをしますね。
ただ威風の騎士の重厚なイメージにはそぐわない華麗な宙返りを見せていましたが、あれで良いの? そう言うのトワとかがやる奴じゃない?

 

・ギガントキシリュウオー

1号ロボのティラミーゴ、2号ロボのモサレックスに、橋渡しの強化パーツディメボルケーノの3体をくっ付けた形態ですね。

 

存在自体はディメボルケーノに顔パーツが着いて来た時点で知っていましたが、ついに下駄を履く形態が出ましたか。
これまで避けてきた下駄付きと言う事で、もう軽快なアクションは望めないのかと思いましたが、見た目の割にはスムーズに動けるようで然程アクションの枷にはなっていないようで一安心です。

 

各種キシリュウオー、ネプチューン共に長物を振るっているので、両腕に顔こそついていますが素手で戦うタイプのロボなのも差別化できていて良いと思います。
暫くはギガントキシリュウオーで戦う事となるでしょうが、合体前と大差ないなとはならずに済みそうです。