
Amazon/駿河屋/あみあみ
ポケモンカード新弾「ジージーエンド」が発売されましたね。
遅くなりましたが、今回も全新規カードをレビューしていきたいと思います。
◯草
・カブルモ
評価:1/5
HP70、逃げエネ2。さすがにこの性能では以前の特性持ちを優先したくなります。
◯炎
・ブーバー
評価:2/5
コイントス次第で相手のワザを失敗させる「えんばく」が優秀です。
・ブーバーン
評価:2/5
進化後も引き続き運次第で相手のワザを失敗させる「えんばく」を所持していますが、1進化で運頼みの時間稼ぎに頼るのは厳しい。
「かえんほうしゃ」は1エネトラッシュで120点とそこそこの性能なので、両方を加味すれば使えなくもありません。
・ヒードランGX
評価:4/5
特性・保有ワザ共に炎タイプ版《カプ・コケコGX》のような性能。
あちらとは異なり自らバトル場に出る事ができないので、特性自体はやや使い難いですね。
とは言え、特性で即座にエネルギーを供給でき、3エネ130点火力の「ばくねつスタンプ」を使用できるのでこのカード自体の取り回しは悪くはありません。
GXワザも自身に付いている炎エネルギーに依存した青天井火力なので、特性との相性も良く、火力を調整し易い所が良いですね。
・ヒトモシ
評価:3/5
炎ポケモンの確定サーチが行えるワザ「ともだちをさがす」が優秀。
同名カードには確定[ねむり]ワザを持つカードもありますが、基本的にはこちらの方が良さそうです。
・ランプラー
評価:2/5
1エネ起動で40点火力。
1エネトラッシュが必要なので、やや使い難いですが同名カードの中では最大火力を持ちます。
・シャンデラ
評価:4/5
保有ワザが非常にユニーク。
《マオ》でデッキトップを操作すれば確定でダメージ+120点と、ベンチに2体のポケモンを展開できる。
ベンチに出すポケモンは炎タイプであればたねポケモンに限らないので、進化ポケモンを踏み倒す事に特化したデッキも面白そうです。
確定[マヒ]の付いた《サンダー》のようなポケモン。
巧く嵌れば相手を一方的に狩れる性能をしているので悪くはありませんが、同じ雷タイプであれば《ピカチュウ&ゼクロムGX》で良いかなと思わせる程度の性能しかない事が一番の問題点です。
・ピカチュウ
評価:2/5
強くも弱くもない中途半端な性能。
イラストは可愛いですが、個人的にはドローのできる「ピカドロー」を覚えたピカチュウが好みです。
・アローラライチュウ
評価:3/5
大きなダメージを出すには必要とするコストが大きく少々使い難くはありますが、ベンチに任意の数だけダメージをばら撒けるワザ「エレキレイン」が優秀。
この為だけに専用デッキを組んでも良いと思える魅力的なカードですね。
・マッギョ
評価:4/5
またお前か。しかも強い。
闘エネ1でワザが撃てる貴重な雷ポケモンです。
丁度「アサルトサンダー」を耐えきり、返しで相手の《サンダー》を落とせるように調整されている所が憎い。
闘デッキで『ジラサン』への対策が必要な場合にデッキに挿したくなる優秀なカードです。
・ボルトロス
評価:3/5
条件付きですが無色2エネで70点火力が出せ、HP120点、逃げエネ1と優秀。
相方の《トルネロス》も優秀なので、デッキに投入するのも悪くありませんね。
◯超
・アローラガラガラ
評価:2/5
相手の山札依存で大きなダメージが望める「みたまくずし」がユニーク。
《やまおとこ》《ザクザクピッケル》等の操作と組み合わせたデッキを作りたくなります。
欠点は大きなダメージを望めるタッグGXや進化ポケモンは、デッキに占める割合が低くダメージの期待値が低い点です。
そもそもポケモンカードゲームはデッキ内のポケモンが占める割合が低い傾向にあるので、安定したダメージを与えることそのものが難しく、使い難いワザですね。
・フワンテ
評価:2/5
同名カードにHP60、確定[こんらん]ワザを所持したカードがあるので、そちらで良いと思います。
・フワライド
評価:2/5
タッグチーム専用の入れ替え効果を持つ特性「タッグキャリー」がユニーク。
ただ1進化ポケモンを使用してまで、対応範囲の狭い入替効果を使う必要性は然程感じません。
現環境には《ブルーの探索》と言うパワーカードが存在するので、それを妨げる特性持ちは、少々面白い程度での採用は難しいでしょう。
・ギラティナ
評価:2/5
特殊エネルギーを割れるCip効果を搭載していますが、然程強くはありませんね。
確定[こんらん]と70点火力の「あんこく」は、まずまずの性能だと思います。
・ムンナ
評価:3/5
デッキトップを操作できる「みらいよち」は事故防止や《アローラガラガラ》の補助に使用できなかなか良いですね。
・ムシャーナ
評価:1/5
次のダメージを+100点する「ねだめ」はなかなか面白い効果ですね。
ただこのポケモン自体の耐久力が低く、2ターンかけて150点火力ではわざわざ狙いに行く価値もありません。
◯闘
・カラカラ
評価:1/5
同名にもっと優秀なカードが存在するので、このカードを選択する理由がない。
・アサナン
評価:3/5
闘1エネで40点火力を出せる点はそれなりに優秀。
連続してワザを使用できないデメリットが付いてはいますが、それも進化してしまえば無いような物です。
・チャーレム
評価:3/5
《くろおび》を付けていれば闘1エネで120点火力を出せなかなか優秀。
《格闘道場》の影響下では、最大160点火力とかなりの高火力を1エネで叩き出せる所も魅力ですね。
・フカマル
評価:2/5
「かくせい」を覚えたフカマルが非常に優秀なので、基本的にはこちらを使う事はほぼ無いと思います。
HP50でも60でも「デュアルブリザード」を食らったら死ぬので大差ありません。
《格闘道場》「ちょくげきだん」を1発耐えられるので、僅かに価値が有る程度です。
・ガバイト
評価:1/5
こちらは完全に 「かくせい」持ちの下位互換だと思います。
HPが90あるのでサイド条件を満たした《格闘道場》「ちょくげきだん」を1発耐えられる所で差別化できていると考えるべきでしょうか。
・ガブリアス
評価:4/5
サイド条件さえ満たせば手軽にダメージ+80点される非常に優秀な特性と、低コスト高火力ワザを併せ持つ優秀なポケモンですね。
《格闘道場》も加味すれば240点火力を叩き出せ、《こだわりハチマキ》を付ければほぼ全てのダッグGXを倒せます。
ただし、特性が発動していないと貧弱なポケモンに成り下がるので、仕事を終えたら逃げエネ0を活かしてさっさと交代してしまいましょう。
・リオル
評価:4/5
HP60で《ウツギ博士のレクチャー》に対応した型の《リオル》。
基本的にはこちらの方が優秀だと思いますが、HP70あると「デュアルブリザード」を耐えられるので環境に合わせて選択して下さい。
・ルカリオ
評価:2/5
タッグチームの耐久力を向上させる特性を持ちますが、がわざわざ1進化を用いてやるほどではありません。
同名カードに優秀な特性「はどうよち」を持つカードがあるので、ルカリオを採用するのであればそちらで良いと思います。
評価:2/5
ダブル無色エネルギーで起動でき、コイントス次第で無限に火力を出せる「りゅうせいステップ」が面白い。
然程強くはありませんが、専用デッキが組みたくなります。
・ジガルデ
評価:3/5
《ジガルデ》専用の《ディアンシー◇》
《ジガルデ》《ディアンシー◇》《格闘道場》とパンプ効果が豊富なので、《ジガルデGX》の火力がぐんぐん伸びる所が面白いですね。
◯悪
・フーパ
評価:3/5
無色1エネで起動でき、相手の場の特性持ちの数だけ追加ダメージを与える「あくのいましめ」が優秀ですね。
非GXのたねポケモンとしてはHPも高く、扱い易いカードだと思います。
◯鋼
・クチートGX
評価:3/5
相手Cip効果持ちのポケモンを腐らせる特性「みわくのウィンク」と、相手のサポートをトラッシュするGXワザ「ビッグイーターGX」を持つ妨害に特化したポケモン。
特性と保有ワザが噛み合っていますし、それなりの性能ですね。
評価:1/5
鋼1エネ起動で80点火力の「みきわめのやり」を持ちますが、折角の1エネ高打点が条件付けのせいで全く役に立ちません。
◯龍
・ガブリアス&ギラティナGX
評価:5/5
無色1エネ起動で何処にでも撃てる40点火力の「ちょくげきだん」
条件付きで240点火力になる「カラミティエッジ」どちらも強力ですね。
《格闘道場》や《ギラティナ》の特性「やぶられたとびら」と組み合わせると使い易そうです。
切り札のGXワザが少々特殊で、専用構築を必要としそうですが、デッキの主役となれる優秀なカードだと思います。
・ラティアス
評価:4/5
超1エネで起動でき、高火力ベンチ狙撃を行える「エナジーアロー」が非常に便利。
ばら撒き系デッキに即採用可能な優秀なカードだと思います。
・キバゴ
評価:3/5
《グズマ》《あなぬけのヒモ》で引き吊り出される事がなくなるのは優秀ですね。
・オノンド
評価:3/5
ダブル無色エネルギー1枚で起動でき、多少でも場持ちの良くなるワザを所有している点は優秀な部類だと思います。
中間進化がバトル場に出る事は稀有なので、進化前のような優秀な特性を持っていて欲しかったですね。
・オノノクス
評価:4/5
スタジアムをコストに3エネ加速を行える特性「グラインダーアップ」が非常に優秀。
保有ワザの「パワフルアックス」も自身の特性を活かした青天井火力ワザなので、専用デッキを構築して活躍させたくなるカードですね。
◯無
・ガルーラ
評価:2/5
保有ワザの「タッグインパクト」は要求エネルギーが重く、少々使い難くはありますが、最大で250点火力のロマン砲。
「ピカゼク」や「サナニンフィ」に挿して置けばエネ供給を受け、比較的スムーズに「タッグインパクト」を撃てそうです。
・ビーダル
評価:2/5
みんな大好きビーダル。
特性・ワザ共に優秀ですが、カードになってもスペックの低さは変わらないようです。
嵌れば非常にウザイのですが、この耐久値で「どわすれ」に3エネ必要な所が足を引っ張ります。
・ゴンベ
評価:3/5
コイントス次第でサルベージを行える特性がなかなか優秀ですね。
・マメパト
評価:2/5
ケンホロウの土台。選択肢はありません。
・ハトーボー
評価:1/5
中間進化なので然程重要ではありませんが、それにしても弱い。
・ケンホロウ
評価:3/5
お互いのバトルポケモンに付いているすべてのカードを戻す「ダウンバースト」が優秀。
《トリプル加速エネルギー》1枚で起動でき、本来トラッシュされるはずのそれを山札に戻し無効にする所も〇
・トルネロス
評価:4/5
無色3エネで80点火力と条件付きで20点のばら撒きを行える優秀なカード。
相方の《ボルトロス》も優秀なので、セットでの運用に抵抗がない所が良いですね。
◯トレーナーズ
・タッグスイッチ
評価:4/5
タッグチーム専用の《エネルギーつけかえ》
《ベトベトン&アローラベトベトンGX》に《まんたんのくすり》を打ちやすくなるので非常に強いと思います。
・リセットスタンプ
評価:5/5
害悪。
ポケモンカードのトレーナーズは色縛りが存在せず、どんなデッキにも採用できる為、凶悪なトレーナーズカードが何の制約もなく簡単に環境デッキへ投入できます。
相手の意図せぬタイミングでのハンドウォッシュを強要するこのカードも、ちょっとしたスペースに投入して《ブルーの探索》のサーチ候補とするのに丁度良いので、便利に使われると思います。
今回一番ダメなカードです。
・くろおび
評価:4/5
エネ加速に恵まれない闘ポケモンの救世主。
同様の条件を持つ《格闘道場》とのシナジーもあるので、闘デッキに限らず、闘エネルギーの絡むデッキであれば採用の余地があるでしょう。
・ギーマ
評価:1/5
サポート権を消費して使用する程、大したカードではない。
・コーチトレーナー
評価:3/5
タッグGXがバトル場に存在すれば4ドローできる点は、なかなか優秀ですね。
しかし、ドローソース過剰なポケモンカードの世界で条件付き4ドローにサポート権を消費出来るかと言うと、ちょっと…。
・巨大なカマド
評価:5/5
大凡、炎デッキならば何処にでも採用できるパワーカードです。