イドゥンの林檎

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主にヴァンガード等、TCGの最新情報に関する雑記を綴るブログです

【王様戦隊キングオージャー】 第23話「シュゴッダムの動く城」感想

自己修復?

まず、シュゴッドにそんな機能が付いている事が初耳です。

いつの間にそんな機能を?

最初からあったんでしょうか?

まぁ戦闘後に修理もせずに動かしていたのであれば、自己修復ぐらいできなくてはすぐに壊れて動かせなくなってしまうのでしょうが…ヤンマが直してたんじゃなかったんですね。

前回のソウル云々の時に欠片も出ませんでしたが、自己修復機能でシュゴッドソウルは復元しないのでしょうか?

 

そしてその自己修復機能の転用で何故か直るキングコーカサスカブト。

自己修復機能をどうしたら他者に転用できるのか分かりませんし、もう大丈夫と言った直後に歯車がガラガラと音を立てて崩れ落ちてやっぱり壊れましたとなるのも非常に不可解です。

いや、ダメなんかい。自己修復はどうした?

外殻を修復する機能と言うことなんでしょうか?

内部は直せないから、歯車は治らなかった?

 

そもそもシュゴッドについて謎な部分が多すぎるので、それが何かの理由や複線の結果奇妙に見えているのかシュゴッドとして正常なのかの判断が付かないのがいけないと思います。

 

歯車修復作戦

ちょっと導入に納得のいかないものを感じますが、それ以降のお話は良いですね。

ヤンマが修理の陣頭指揮を執り、ヤンマに促されたギラが民を動かしパーツを集め、集めたパーツをジェラミーが人間重機として糸で吊り上げ組付け、残る三人は民を護るためバグナラクを相手取る。

きちんと役割分担がされつつ、見せ場があって良い。

 

特に成り上がり故に民の心を理解しているヤンマが「お願いで人は動かねぇぞ」とギラを諭し、バグナラクに襲われる国民を見て助けに行こうと逸るギラを再び諭して自分の仕事を自覚させる、この未熟な王と兄貴分の関係性が良いですね。

本当にヤンマはカッコイイ。

 

出番がないので何をしているのかと思えば、重要な仕事をこなし、最後のパーツを送り届けるジェラミーも実に良い。セリフもお洒落です。

 

王以外ではドゥーガさんもいい仕事をしていましたね。

子供が好きだから単純にブーンを護ろうとして結果的に最後のパーツを届ける事になったのか、ブーンの持つ最後のパーツに一瞬で気付き、それを送り届ける為に行動したのか、どちらかは解りませんがどちらにしてもファインプレーですし、有能ないい大人です。

 

ンコソパの三人組が出てきたのも嬉しい。

見た目からインパクトが強いし、キャラも強いので出てくると画面が賑やかになって良いですね。

登場すれば必ず一定の活躍、貢献をしてくれるのも良い。

ウスバが推しなので、出て来てくれただけでも個人的には満足です。

 

しかし、ウスバ、アッカ、マユタの三人組が仕事をしている後ろでニコニコしながら栄養ドリンクを配るシオカラくん。

この子が実務に関わっているの、見た事ありません。

シオカラくん、やっぱり技術系全くダメなんじゃあ…。

多分、ヤンマがワンマンだから技能を求められることなく、ヤンマくんカッコイイだけでずっと傍について回って世話を焼いているから側近になっているんでしょう。

 

中央の宝石に意味など無かった

最後のパーツをギラと関わりの深いブーンが持っている。

それをギラの為に届けようと恐怖を押し殺して立ち向かい、大人たちに助けられ本懐を果たす。

ここまでは良いのですが、元のパーツに意味深についていた赤い宝石!

あれ、飾りだったんですか!

 

絶対意味あると思ったのに、歯車だけで何とかなっていて驚きとも呆れとも違う、何か筆舌に尽くし難い徒労感のようなものを感じます。

 

キングコーカサスカブト

滅茶苦茶カッコイイですね!

カラーリングとお顔の造形は文句なしですし、排気を吹き上げる胸元のマフラーも素晴らしい。

さらにキャタピラで動く巨大ロボってところがたまりません。

変形シーンで肩や胴のシリンダーが動いていますし、ちゃんと砂が落ちていたりと細かい描写にも力入っています。

 

動きはもっさりとしていますが、そこが逆に巨大さを感じさせてくれますし、主兵装が斧と言うのも良いですね。

 

ただヘラクレスアックスは、若干無理のある形状ですね。

アックスありきでシュゴッド形態のフォルムはイマイチに感じます。