【王様戦隊キングオージャー】 第11話「怪奇!クモ仮面の男」感想
ジェラミー
ナレーションが追加戦士として本編に参入してくるのは珍しいですね。
「王になる男」って、お前の事だったのか。
5人の中で唯一本物の王ではない自称王様のギラが王になる男だと思ったら、まさかの自分語り!
語り部と言うポジションですし、戦隊メンバーの中で側近キャラが居ないのはギラだけなので、追加戦士は仮面ライダージオウのウォズのような立ち位置になるものだとばかり。
確かに誰の事と明言はしていませんが、これは意表を突かれました。
しかも、バグナラク、人類共に、偽りの伝承を仕込んで利用していたのですから、根底から話が変わってきますよ。
今回のお話謎だらけですね。
三大守護神のゴッドソウルが必要な仮面を着けられていたのは、何故なのか?
そもそも三大守護神が守護していたものが、ジェラミーの封印そのもので、守護神呼びもジェラミー発信とかですか?
これは今後の展開が全く読めなくなりますね。実に面白い。
ただ、バグナラクをおとぎ話で扇動していたと言うことは、五王国での殺傷を引き起こした原因と言う事になるのですが、これそのままするっと味方面するんですか?
ちょっと味方になるの厳しくないですか?
顔も声も衣装もスーツもガジェットもカッコいいので、早く無罪になって味方になって
でも、このまま敵味方みたいに引っ掻き回す方が面白いかも知れませんね。
デズナラク様
御伽噺を素直に信じてその通りにしようとするデズナラク様…。
先週カッコ良かったのに、急に幼児のような可愛らしさ出してきますね。
あざとい。
しかも、三大守護神仲良しこよしでなんちゃら~ってそのまま言っていますし、見た目に反して少年だったりします?
声は渋いけれど、そこは声帯の問題ですからね。人間の常識が通じるとも限りませんし、デズナラクくん、9ちゃいとかだったりするんでしょうか?
今回一瞬で爆発して、逃がされているようですし、一気に格落ちしましたよ。
ちょっと不憫でこのまま悪役、ボスキャラとして見られそうもありません。
ギラの葬儀と復活
ヤンマ、ヒメノがすっかりギラと打ち解けていてエモい。
ヤンマの弟分と趣味の話で盛り上がってる感、良いですね。
ギラは子供っぽく純朴なので、こうして心赦せる相手と和気藹々としていると末っ子的なポジションになりがちですね。
ヒメノはヒメノで、妙に宗教的な演出を押し付けていますし、バカバカしいシーンながらもキャラ同士の何気ない交流が描かれていて好きです。
何気にモッフンのアニメがイシャバーナ制作だと分ったり、オタク心を擽る小ネタ豆知識もGood.
ただちょっとラクレスが間抜けにかかれ過ぎかなと。
外伝や本編での通常シーンでは威厳のある感じだったので、ここで下げるような描写は不要だったかなと思います。
ラクレス様はかっこいいままでいて!