イドゥンの林檎

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主にヴァンガード等、TCGの最新情報に関する雑記を綴るブログです

【王様戦隊キングオージャー】 第3話「我がままを捧ぐ」感想

ヒメノ

我儘だけれども、それで良いと言うキャラなんですね。

 

夢も未来も我儘から始まる。

綺麗にサブタイトルに嵌るテーマがエモイ。

仮面オーズのテーマ「欲望」と同じようなロジックで個人的には好みです。

キャラが濃いし、愛らしいので、掘り下げれば掘り下げた分だけ魅力が増しますね。

いや、素晴らしい。

 

ギラの幼少期

服装や食器を見る限りでは裕福な家庭に見えますね。

やっぱりラクレスに追い落とされた元王族なのでは?

 

キングオージャーは王道な展開を踏襲するよう構成されているようなので、貴種流離譚っぽくなる気がします。

 

殺陣

トンボオージャーが敵から銃を奪って使っている所、超好き。

手癖悪くて賢い所が完全に解釈一致です。

撃ち方も無造作でカッコイイ。

短いシーンながらもキャラ性が出ていて実に良いですね。

 

カマキリオージャーの見栄からの王鎧武装も最高にエモイ。

これは国民がただのファン状態になるのも頷けます。

バグナラクに荒らされ踏み躙られたお花を踏まないようにしながら戦う様もキャラクターが強調されていて非常に良い。

 

ただキングズウェポン鎌モードは、盾部分が大きいので形状変化が伝わり難いなと感じました。

もっと玩具のフォルムから逸脱して柄を延長し刃を巨大化させた鎌っぽい見た目にしないと、盾のまま振っているのと違いが分かりません。

動きが良かっただけに殊更に瑕疵が気になります。

 

ロボ戦

シュゴットの能力が使えるようになり仲間が増える度にできる事が増える設定でしたが、足パーツ担当では見せるような能力に困るだろうと思ったら、カマキリの鎌を爪先や踵に見立てて足技を繰り出すとは。

 

これは巧い演出ですね。

非常に見栄えが良くてカッコイイです。

このパイロットは何の為に居るんだろうとならない所がとても良い。