イドゥンの林檎

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主にヴァンガード等、TCGの最新情報に関する雑記を綴るブログです

【仮面ライダーリバイス】 第29話「クランクイン!メモリー・オブ・ヒロミー!」感想

薄く詰まらない総集編

恒例の初出し情報を含んだ総集編回ですね。

 

結構大騒ぎしていたのにヒロミさんが生きていたことをあっさりと流してビデオレターを作るギャグを主軸としている事に若干違和感と言うか、齟齬を感じます。

行方不明だったヒロミを発見し、生存を確認したが記憶喪失になっていたというショッキングな話はそんなにあっさり流すような話題だったんですね。

まぁ、元はすぐに退場する予定のキャラだったようですし、扱いが軽いのも納得と言えば納得です。

 

肝心のギャグパートには魅力を感じませんでした。

一輝達が慣れない撮影に挑み、巧く出来ない姿を笑うと言う内容が肌に合いません。

失敗の仕方がハプニングと言う感じではないので意表を突くような事もなく、心を強く揺さぶるシーンにならなかったせいだと思います。

あれを面白いと思うのは少々悪趣味ではないかと。

 

忠犬

玉置君はもう正体を隠す気すらないようですが、いつの間に許されたんでしょうか?

少なくとも、さくら以外の人間に正体が露呈しては拙い状態は継続しているのでは?

 

フェニックス所属の人間が集まっている中で堂々とアギレラ様がと、新しい保護者の縋り付く玉置君も玉置君ですが、それをぼけっと見ている間抜け野郎3人は脳味噌を何処に置き忘れてきたのでしょう?

特にあのメンツの中で唯一知性を有する存在である狩崎は、この泣き喚き、保護者に縋り付く子供のような態度をした不気味な男の存在に疑問を覚えるべきです。

もう壊滅したとはいえ武装カルトの首領だった人物の名前ですよ?気付いて!

 

バイス

何故か常時実体化していましたが、それがデフォルトの状態になったんですか?

入れ替わったり、融合したり、ころころと状態が変わっていましたが、ローリングバイスタンプの問題が解決した状態で正式に登場するのは初なので、何が正しい状態なのか判断がつきません。

 

今回のお話に必要だから実体化しているだけなのだろうか?

ボルケーノの時に実体化していた状態がデフォルトになったと言う感じかな?

さも当然のように普通に実態で登場しており、驚きました。

 

闇堕ちさくら

三兄弟がそれぞれ三つの立場に別れることになったのは先週の時点で解っていましたが、一輝のリアクションは予想外です。

 

まずさくらが密通していた事も問題ですが、そこに正式に加入するのを、「道は分かれていても心は繋がっている」みたいないい話風に纏めるのは無理があります。

 

創始者が動機はどうあれ、父親に悪魔を移植し元凶を作った狩崎父。

活動内容が政府組織であるフェニックスの監視。

フェニックスの実態、内情がどうあれ、立場的にウィークエンドは政府組織を敵視する武装集団。テロリストですよ?

フェニックスは大二が所属している組織でもあるのに、それと敵対する組織に所属すると言い出した妹を黙って見過ごすし、良き理解者、良き兄として送り出し、帰ってくる場所を護るみたいなムーブかまされても頭がおかしいとしか思えません。

 

TRPGであればさくらがNPC化し、新キャラを作る事になるレベルです。

 

ですよね!ギフ様

長官が話しかけているのはスポンサーや、同志のような協力関係にある人間かと思ったら、ギフ様に話しかけていたんですね。

 

何故ギフ様が大人しくしているのかは謎ですが、ずっと一人で何のリアクションも返さないギフ様に語り掛けているとか軽くホラーですね。

殆どイマジナリーフレンドじゃん。

 

多分、全く話通じてませんよ。

「お前の勝手なイメージを押し付けるな!」って怒られる奴です。

 

コミカルに過ぎるアクション

カメラワークは良かったのですが、アクションシーンがあまりにも不細工すぎます。

 

バイスがコミカルに振舞うのは良いのですが、ふざけた態度で苦戦した末に特に活躍のないままサンダーゲイルを使いバイスは融合して消えるって…。

変身は省略されるし、満を持して登場したリバイスもボルケーノと大差ない詰まらない殺陣を繰り返してしまった所がまた酷い。

最新フォームはもっと活躍させてください。