【機界戦隊ゼンカイジャー】 第33カイ「グレートティーチャー鬼使い!」感想
学園回
世界を学園にし、洗脳教育と世界征服を一挙にできるとは、またスケールの大きい能力ですね。
ブルーンとガオーンが学生になれて喜んでいましたが、トジテンドの教育や学校事情はどうなっているのか一切情報が無いので、私のスペックの低い頭ではどこが彼らの琴線に触れたのかイマイチ理解が追い付きません。
機械トピアはトジテンドに支配された世界なので、単純に学校そのものが無のでしょうか?
地球に来て学校を知って憧れを抱いていた?
或いは、現在は洗脳教育域の場で、トジテンドに支配される以前の機械トピアにはまともな学校があり、それを知っているので憧れを抱いていた?
介人がトジテンド学園を苦しい場所と表現していますが、理不尽さが薄く、温いのでその苦しさの程もイマイチ伝わって来ません。
もっと身勝手で不条理でも良かったと思います。
サトシ先生
サトシ、シリアス辞めるってよ。
テニスの時からそんな感じはしていましたが、ゼンカイジャー時空に呑み込まれ、すっかりただのギャグキャラになってしまいましたね。
ゼンカイジャーのコミカル空間に馴染み過ぎている。
あとはきっかけさえあればこのまま仲間になりそうなのに、味方にはならないのでしょうか?
不良ネタ
ビーバップハイスクールと、腐ったミカン、スケバン刑事は何となくわかりました。
何処までが元ネタありで、何処からがオリジナルなのか全くと言ってよい程区別がつきませんがワチャワチャしていてゼンカイジャーらしくて良いと思います。
不良が出てくる理由付けがきちんとされていますし、毎回毎回、丁寧に小ネタを仕込んでくる所は嫌いではありません。
責任者は責任を取るために居ますからね。
何か起こると引っ張り出されるのも已む無し。
予算が尽きたのですか?
まさか最終ロボのゼンリョクゼンカイオーが登場しなくなるとは思いませんでした。
出ないなら出ないで、出撃できない、合体できない理由付けを劇中できちんとしなくては不自然ですし、あまりにもお粗末過ぎます。
劇中で理由付けもなくゼンリョクゼンカイオーが登場しないのみならず、巨大戦そのものもイマイチでした。
テストを解かなければ攻撃が効かないバリアを、問題を書き換える事で突破するのはクレバーではあるのですが、それが許されるのであればステイシー先生のクイズDEトジテンドもそれでクリアできるでしょう。
何故最後だけ魔法パワーで不正をして突破してしまったのか。
全文が見えませんが、トジテンドの関わらない普通の数学問題のようですし、ブルーンに解いて貰えばよかったのでは?