【機界戦隊ゼンカイジャー】第16カイ「磁石シャクだぜもう限界！」感想

良いデザインですね。

U字磁石を兜の前立て、吹き返しに見立て、棒磁石を刀に見立てるとは面白い。

面頬の髭は砂鉄のようですし、１回きりの使い捨てにしては細かく創りこまれていて好みです。

装備もマグネットをもじったマグネッ刀と言う下らない駄洒落で良い。

S極とN極で二本有るので、きちんと二本差しになるところも良く出来ていますね。

良い表情をしますね。

癒しを求めておぎゃりに来たら嫌いな奴の実家だったとか、どんな罰なの？

一体どんな業を積んだら、こんな惨めで恥ずかしい思いをする羽目になると言うのだ。

自転車や自動販売機、トラックなどが迫ってくる絵面はなかなか面白くて良いですね。

ジュラン達が色々とくっ付けて走り回っている絵面も相まって、バカバカしくて実に良いです。

介人にはできないダーティーな挙動を平然と行え、それがきちんと介人を助ける行いになっているから好意的に映るところがゾックスの強みですね。

今回も行動理念は家族に危険が及ぶから止めたいと言う理由でいつも通り自分本位を貫いていますし、キャラがブレずに主人公の助けになる行動をとれる構成が巧い。

この手のキャラはお話に絡むために自分なり理由を付ける必要があるのですが、今回のお話はそこを違和感なくクリアし、良い感じでゾックスが参戦する理由付けができていて感心しました。

特撮やアニメにこういった豆知識や雑学が出てくるのは歓迎できますが、その前の段階で、クロコダイオーとの衝突を避けるため磁力を低下させており、既に戦闘に支障のない状態になっていたので、熱を加えようが加えまいが趨勢に何ら変化はなかったように思います。

ノルマがあり毎回ギアを使わなくてはならないにしても、何か別のものがあったのではなかろうか。

やはりゲゲが黒幕なのでは…。

ステイシーのことを把握しているようですし、同型っぽいセッちゃんの視覚情報が漏れている？

今週のロボ戦はユニークで面白いですね。

ツーカイオーが吹き飛ばされた時点で、磁力による合体妨害を行うのは目に見えていましたが、その後ジュランを磁力で弾き飛ばして戦い最後に四人とも引き寄せられる流れはシュールで良いです。

ゼンカイジャーらしいですね。

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イドゥンの林檎