【仮面ライダーセイバー】 第40章「輝く友情、三剣士。」感想
マスターロゴスが死にましたか。まぁ良いでしょう
これが冗談ではなく、実際にその程度の存在でしかないのが非常に残念です。
役者さんが過剰に気持ちの悪い演技をしていたおかげで存在感はある程度ありましたが、ストリウスと役割を二分割したせいで、二人とも薄味になってしまったように感じます。
急に生えた新機能
剣士を操るような能力があったんですね。
今まで一度も使っていませんでしたし、あの瞬間に獲得したのでしょうか?
マスターロゴスの性格的に、剣士を操って攻撃させる能力があったのならば、扱いの巧い下手は兎も角として、おおはしゃぎで活用していたと思います。
今まで使わなかった理由が解らないので、今回急に生えた設定に感じます。
賢人が丸くなった
色々あった賢人がユーリを仲間だと認め、父の形見だと言って暗黒剣を渡すシーン、短いけれど良いですねぇ。
全然接点がなく、ほぼほぼ敵として対峙しかしていなかった相手に父の形見の品を託すなんて相当ですよ。
これだけで賢人の中の蟠り、賢人を縛っていた過去の柵が解消されたことが伝わります。
ユーリ…
一応、最低限の仕事は果たしていますが、ルナを庇ったのなら、そのままルナを確保すればいいのに何故飛羽真達の元へ飛来して、制御を乗っ取られているのでしょう。
ルナの事はタッセルに任せているから助力に来たとか、そういう感じですかね。
何故ルナを無視して駆け付けてきたのかが解りません。
勝利のポーズ
剣を合わせて掲げるポーズ、騎士っぽくて格好が良いのは解ります。
でも、状況を考えて下さい。
君達がそうしてカッコつけている間に、マスターロゴスは逃げ出していますよ?
あまりにも間抜け過ぎませんか?
ポーズをとっている場合ではありません。
全能の書が再生する事、そしてそれをストリウスがそれを手に入れる事も予測できないのは仕方がない事ですが、敵を倒した後油断してポーズをとっている隙に逃げられるのはちょっとないですね。
誰も気付いていないようなので、マスターロゴスが逃げたことも死んだことも一切知らない状態なのもまた格好悪い。
来週あたりにストリウスから聞いて知るのかな?
散々所有者を振り回してきた暗黒剣は、こう言う未来のミスは教えてくれないんでしょうか?
ストリウスが何をどうしようが全滅パターンに一切関係のない、未来影響を与えない行動だから暗黒剣で予知できなかったのかな。
こういう失敗をすればするほど、暗黒剣とその予言に振り回されたキャラ達の株が下がります。
フィーチャリングセイバー
色はそのままなんですね。
折角ドラゴン、ライオン、アランジーナを使った重要そうなフォームなので、色も変わって欲しかったです。
結局クロスセイバーに侵食されたままですか。残念です。
前回のクリムゾンと大差ないので、何とも言い難い気持ちですね。
動きもあまり好みではありません。
ライドブックが変わった倫太郎は兎も角、賢人はどうするのかと思えば、二人とも素面で剣を持って特殊能力の制御担当になっていて、カッコいいと思えません。
三人で戦ってはいるのですが、そういう事ではないんですよ。
三人いるのですから、ちゃんと三人で戦ってください。
これならば、まだ三人で合体したジオウトリニティ形式の方が好みでした。