【機界戦隊ゼンカイジャー】 第4カイ「ブルブルでっかいおせっかい!」感想
ブルーン
幹部の話し合いの最中に口を挟んでお仕置きされるキャラまでは、然程気にならない、好奇心が暴走した間抜けなキャラ程度だったのですが、今回は酷いですね。
戦闘中にまで割り込んで質問攻めにしてくるとは思いませんでした。
行動の是非は兎も角として、危機意識がないのでしょうか?
ブルーンが追われていて、それをワチャワチャしながら助けると言うストーリーラインは良いのですが、肝心の追われる立場のブルーンが一切危機感なく興味を持ったものにふらふらと吸い寄せられ、人の迷惑顧みず矢継ぎ早に質問を浴びせかけると言う画が不快です。
もっと理詰めで喋る賢いキャラだと思っていたので、少々ガッカリです。
リングを物理的に壊して解決するとか、あまりにも脳筋過ぎる。
キャラが濃いのは良いのですが、迷惑な行動を繰り返すキャラにはして欲しくありませんでした。
ボクシングトピア
凄い世界だ…。
役者さんの動きも異様に良い。
インターバルに入ると普通に休憩する所とか、変身が終わるまで攻撃しない所とか、殺伐としたディストピアっぽい雰囲気の癖に、いちいち律儀ですね。
敵側には戦隊縛りが無いので、毎回かなり自由にやれていて面白いです。
やはり敵と味方逆の方が良かったのではなかろうか。
無理矢理トジルギアに閉じ込められ、不本意な破壊活動に利用される戦隊の世界を解放する!の方がテーマとして良かったのでは。
5人名乗り
2:2:1に分かれてくるりと回る形になるわけですね。
カッコイイと絶賛したくなる感じではありませんが、ポップな魅力があって良いですね。
作品の雰囲気にも合っていると思います。
追加戦士が入るとどうなるかも楽しみですね。
ゼンカイブルーン
動きにくそうな箱型スーツですが、ゼンカイジュラン、ゼンカイガオーンに比べると、足首が稼働するので、だいぶマシに見えます。
まさか、上半身と下半身が分離して攻撃を避けるとは。
4人の中で最も機械に寄ったデザインをしているので首が360度回転しても、上半身と下半身が分離して、下半身だけが勝手に動いていても然程不思議はありませんが、益々キカイノイドとはなんぞやと言う思いが強くなりました。
生化学的に何ができて何ができないんだ。
ゼンカイオー ブルマジーン
前回のジュランマジーンと見た目に大きな差異はありませんね。
しかし、やはりカッコイイ。
ジュランガオーンと並び立つこともできるし、異種合体もできるし、玩具として見るととても素晴らしい。
専用曲が掛かっているのも良いですね。
今回のボクシングモチーフとマッチしています。
ただ武器は少々残念ですね。
通常時はブルーンの鶴嘴だけを持ち、マジーヌの杖は余剰パーツになっています。
無駄に余らせるぐらいならば、合体して一つの武器になるよう設計しておくべきだったと思います。
ブルーンの武器は機界変形に必須と言うわけでもないので、もう少し工夫の余地があったのではなかろうか。