魔進戦隊キラメイジャー 第29話「まぼろしのアタマルド」感想
ストーリー
・登場人物の大半が何もしていない
今週の話は殆ど全てオラディン王が持って行ってしまいましたね。
充瑠くんはオラディン王にヒントとキーアイテムを貰っていたので、オラディン王復活に一役買っていましたが、他の4人は偽の扉を潜って自分のコピーと戦っただけ。
唐突に戦闘に入って唐突に扉の外に戻されて、戻った時には全てが終わっている。
居るだけで全く何の役にも立たず、戦ったことで得たものもなく、本当に何の為のシーンだったのか解りません。
唯一宝路だけは時間稼ぎに貢献していましたが、サンドバックになっていただけで状況を打開する術もなく、良い所はありませんでした。
魔進達も運ばれていただけです。
戦隊メンバー+各々の搭乗機にキャラが付いているのでキャラが多すぎると言うのはありますが、それにしても持て余し過ぎていると思います。
・ハコブー
輸送機と言う割にかなり小さいですね。
ギリギリでファイヤ達を乗せられる程度のサイズしかないとは思いませんでした。
そもそもストーン達は小さくなれるのだから、小さいサイズにして輸送すれば良いのでは?
後半は霊圧が消えていたのも気になります。
王が死んだあと引き籠って何もしていなかったと言うキャラ設定が気に入りませんが、それはそれとして個性を付与された一個のキャラなのだから、きちんと話に絡んでくれないと困ります。
登場から僅か2話目で早速空気扱いとか、あまりにも雑過ぎる。
・アタマルドの人
クリスタリア人は、みんなオラディンと同系統の青い石、白い髪、金の縁取りなんですか?
ガルザのタイプの人種(?)はいないの?
他の宝石は?
地球人と共存はしているが、地球人とクリスタリア人のカップルがいない点も気になります。
これ、ただの移民なのでは?
そもそもクリスタリアに一般人居たんですね。
マブシーナはそんな話を一切しませんし、劇中にそう言う描写が無いので、人型になっているのはレアケースなのかと思っていました。
・オラディン
濃い。
人の話を全く聞かないし、これはガルザに嫌われても仕方なかったのかも知れませんね。
宝路とマブシーナには声をかけるべきでしょうに。
充瑠くんより重要度高いと思いますよ。
アクション
・グレイトフルフェニックス
超カッコイイですね。
胸部に収まった魔進オラディンが翼を広げて肩まで覆う形状は、全身クリアパーツなので見栄えが良くて良いですね。
手足が太く無骨な感じも好きですし、背中の大きな翼もハッタリが効いています。
頭部のギミックも好きです。
早くミニプラ版が欲しい。
このデザインにミニプラの稼働が加わったら絶対楽しい奴ですよ。
箱型への変形の恩恵で背面の翼の可動域も広そうですし、あとは首と足首が動けばかなり表情を付けられるはずです。
動き自体はギガントドリラー同様、動き難そうな感じですね。
それを長物の武器でダイナミックに動いたり、CGを使って巧くフォローしていると思います。