魔進戦隊キラメイジャー 第9話「わが青春のかるた道」感想
ストーリー
・開幕ランニング
充瑠くんのお絵かき特訓は必要ありませんが、その他のトレーニングは充瑠くん以外も受ける価値がありますし、継続している描写が有るのは良いですね。
特に充瑠くんは文科系を自称していましたし、肉体的には最も劣っているようなので、日常パートからこうして努力を重ねている描写が有るのは好感が持てます。
・漸増キティ
着々とヤベェ奴が増えていく。
ついにゲストにまで頭のおかしい奴が出てきましたよ。
瀬奈の過去話なので同時に瀬名の株も下がる下がる。
でも、その糞デカ感情抱え続けた感じ、嫌いじゃありません。
最後はさも良い話風に落としている点が気に入りませんが、キャラの心情としては理解できます。
ライバルからは散々フェイントに利用された瀬奈のスピードが、敵の用意したルールと噛み合い勝利に直結する流れも悪くなかったと思います。
また、過去の瀬奈&真木埜役の子役は二人とも似ている感じがして巧い配役ですね。
そこは凄いと思いました。
幼少期の役は大抵似ていないのですが、今回は珍しくそれっぽいので驚いています。
・瀬奈
個人競技の多い陸上選手設定だったので、勝手にメンタル強いと思っていましたが、全然そんな事ありませんでしたね。
まぁやりたい事と得意な事が一致するとは限りませんし、陸上で結果を出しているのであれば良いかなとは思いますが、話が進む度、積み重ねる度に、キラメイジャーに出てくるキラメキと言うものが胡散臭くなっていくのが気になります。
これが意図したものではないであろうと察する事ができるのがまた嫌ですね。
ただの視聴者である私と、製作スタッフ・脚本家との意識の齟齬による一方的で身勝手な摩擦です。
こちら側で順応し受け入れていくしかないのですが、どうしようもありません。
・百人一首邪面
また爆発してる。
ラグビーの時も地獄ラグビーとか言って爆発していましたが、邪面は爆発好きですね。
頭に着いた取札が爆発する地味にヤバいゲームですし、チープな衣装とギャグテイストな悪事の割に結果は残虐です。
カルタに封印する能力の方も強力でしたし、逃走時の効果音が三味線で一貫して和風な所も好きです。
今回の邪面師は割と良かったと思います。
未だにこの全身タイツは受け入れがたいと思っていますが、このギャップは悪くありません。
・ガルザ
俺が札を読もう?
そのいい声で?
なんかもうそうれだけで面白い感じになるのズルい。
ただジョーキーに乗るともうダメですね。
今回は見逃してやろうみたいな口ぶりでしたが、ジャメンタルとやらでパワーアップしても、乗っ取りを完全に無効化するわけではないようなので、また間抜けにもジョーキーの制御を奪われて、そのままあっさりやられそうです。
・和風名乗り
ああ、良いですね。
こう言う特殊演出好きです。
時雨回でやった方が良かったんじゃないかなとも思いますが、今回のお話には合っていますし、見た目も綺麗で良いですね。