イドゥンの林檎

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主にヴァンガード等、TCGの最新情報に関する雑記を綴るブログです

【ヴァンガード】 「ユースベルク “天墜黎騎”」「ユースベルク “反抗黎騎・紅蓮”」「烈光の騎士 ユース」「駈出す決意 ユース」評価

 

ユースベルク “天墜黎騎”

評価:4/5

【永】:このカードはライドされる際、「ユースベルク ”破天黎騎”」としても扱う。

 

レヴォルドレス】-【自】【《V》】:このユニットがアタックしたバトル終了時、あなたの手札から「反抗黎騎」を含むカードを1枚まで選び、【スタンド】でライドし、そのターン中、ドライブ-2。

 

【永】【《R》】:このターンにグレード3以上のあなたのヴァンガードが登場しているなら、このユニットのパワー+5000。

同名扱い

被ライド時に「鳳竜焔舞」収録の「ユースベルク ”破天黎騎”」として扱う能力ですね。

 

これによりデッキに最大で7枚ペルソナ札が入ると。

破天→天墜へのライドではペルソナライド扱いにならないようなので、「ユースベルク “天墜黎騎”」をライドラインのみに絞ってもペルソナ札を4枚投入できる形になるのはなかなか。

 

欲を言えば一方通行ではなく、自在にペルソナライドを行えれば尚良かったのですが、それを許してしまうと「テグリア」軸の存在意義が怪しくなってしまいますし、仕方ありませんね。

 

あとはこのTDのG3がブースターで登場するG3の下位互換にならないかが心配なのですが、既にお試し版と明言されていますし、そう言った面では一切信頼できないのがツラい所。

手に取り易く、メイン《V》を長く使える333円デッキの方が好みでした。

 

レヴォルドレス

別形態へスペリオルライドを行う事で、疑似的に《V》スタンドする能力ですね。

 

まさかTDのギミックで《V》スタを引っ提げてくるとは思いもしませんでした。

これはヴィジュアル的にもカッコイイですし、実に良いのではありませんか。

個人的にはかなり好みです。

 

ドライブがマイナス2されてしまうためドライブチェックこそ行えませんが、CB消費もSB消費もなくスタンド効果を使えるのは偉いです。

変身後の反抗黎騎もTD収録の時点では十分な火力を引っ提げており強力ですし、今後様々なバージョンが出てくることも容易に想像でき拡張性にも期待できます。

 

欠点はドライブをマイナス2され、ドライブチェックによる手札の補充が行えない状態で手札から反抗黎騎にライドするシステムとなっているため、手札に該当するユニットがなくては使用できず、使う度に手札が減ってしまう点。

そして新たに《V》へ登場するため、事前に掛けて置くタイプのパンプはペルソナパンプ以外はほぼすべてその恩恵を受けられない点です。

 

ギフトのない世界なのでペルソナライド以外で手札からライドする利点が薄く、ドライブ0になる状態を解消するために「並び立て、選ばれし騎士達よ」を撃っても効果が引き継がれないのは少々残念です。

 

《R》用パンプ

G3以上の《V》が登場している事を条件に発動する自己パンプですね。

 

条件自体はペルソナライドやレヴォルドレスで満たせるため、発動する機会には困らないでしょう。

問題はこのカードを《R》に置く機会があるかです。

 

破天&天墜をフル投入し、「ユースベルク ”破天黎騎”」にライドした後であれば恐らく「ユースベルク “天墜黎騎”」に乗り直す事は無いため、手札に余った「ユースベルク “天墜黎騎”」を《R》に出す事もありそうです。

 

或いは「ユースベルク」を指定したサポートが多く、盤面を「ユースベルク」で埋める利点が大きければ《R》にも出る事になりますね。

 

どちらにしても「ユースベルク ”破天黎騎”」次第。

TDの状態では《R》に出すよりもペルソナライドに使用した方が良い場面が殆どでしょう。

 

総括

新しいトライアルの看板ユニットです。

組織の正しさを信じていた人物が、絶望し、反旗を翻す。

実に王道で素晴らしいダークヒーローですね。

能力もそれに則ったフォームチェンジ形式という点が実に良い。

 

疑似《V》スタンドによるノーコスト連パン能力を持った《V》という点は良いですね。

ただ能力使用の為には反抗黎騎を握って置く必要がある点。

スペリオルライド使用時にはツインドライブ→ドライブなしの連パンとなり、ライドに消費した1枚を補填できない点。

反抗黎騎は別ユニットなので事前に掛けたパンプはほぼすべて引き継ぐ事ができない点。

 「ユースベルク “天墜黎騎”」そのものは《V》では自己パンプすら持たない貧弱なG3である点。

以上が少々ネックです。

手札消費の緩和や反抗黎騎を引き込む目的でも「豪儀の天剣 オールデン」「大蛇の魔女 ソラリア」等が欲しくなりますね。

 

ユースベルク “反抗黎騎・紅蓮”

評価:4/5

【自】:このユニットが【レヴォルドレス】能力で《V》に登場した時、そのターン中、このユニットのパワー+15000し、このターンにあなたがペルソナライドしているなら、さらに★+1。

 

【自】【《V》】:あなたのターン終了時、あなたのソウルから【レヴォルドレス】能力を持つカードを1枚選び、レストでライドする。

自己パンプ&ペルソナ時★増加

レヴォルドレス】でのフォームチェンジ時に自己パンプする能力です。

 

パンプ値が15000と大きく、単騎28000まで膨らむのでブーストなしでもきちんと要求値を捻出し、相手の手札を奪える点が良いですね。

さらにペルソナライド時には★まで増え、ガード強要力が増加する点も偉いです。

ペルソナパンプ込み38000/★2となればドライブチェックなしでもノーガードを宣言するのは躊躇われますし、数値で防御するのも困難です。

ほぼ確実に相手の守護者を引き出せ、もし守護者がなければ大幅に手札を削る事ができますね。

 

フォームチェンジ

ターン終了時に反抗黎騎から元に戻る能力です。

 

戻る能力が無くては二回目以降が発動できなくなってしまうので、きちんと元に戻れるのは良いですね。

パンプ能力がcip形式で、【レヴォルドレス】での登場時以降はバニラとなってしまうので乗り続ける意味もありませんし、強制なのでうっかり【レヴォルドレス】持ちを全てソウルブラストしてしまわない限りは通常フォームへ戻れます。

 

また戻る先は【レヴォルドレス】の有無以外に指定が無いため、「ドリリング・エンジェル」等でソウルに「ユースベルク ”破天黎騎”」を仕込んで置けば、 「ユースベルク “天墜黎騎”」→「ユースベルク “反抗黎騎・紅蓮”」→「ユースベルク ”破天黎騎”」と経由して 「ユースベルク “天墜黎騎”」をソウルに抱えた「ユースベルク ”破天黎騎”」状態へと即座になる事もできます。

現状ではだからどうしたと言う感じですが、ひょっとしたら反抗黎騎からの天墜・破天の入れ替えは何かの役に立つかもしれません。

 

総括

レヴォルドレスでのフォームチェンジ先です。

 

ドライブチェックこそできませんが、《V》スタンドから高火力★2アタックが飛んでくるのは良いですね。

単純ながら強力です。

 

残念ながらレヴォルドレス以外で登場するとバニラとなってしまい《R》には置けませんが、「バスティオン」軸とはまた違った形でデッキ内のG3比率が高くなりがちなためバスティオンサポートの一部を採用できる点が面白い。

 

烈光の騎士 ユース

評価:3/5

【自】:このユニットが【レヴォルドレス】能力を持つユニットにライドされた時、【コスト】[CB①]することで、あなたのドロップからグレード2以上を1枚選び、手札に加える。

 

【自】【《V》/《R》】:このユニットがブーストされた時、【コスト】[SB①]することで、そのバトル中、このユニットのパワー+5000。

ドロップ回収

「ユースベルク “天墜黎騎”」「ユースベルク ”破天黎騎”」にライドされた時に発動するドロップ回収能力です。

 

対象がG2以上としか書いていないためオーダーも回収可能な点は偉いですね。

G2以上とそれなりに広く、ライドコストやガードで予め対象となるカードを捨てる事も容易なので無駄になる事はほぼ無さそうです。

 

ネックはCB①を必要とする点ですが、G3ではコストを消費しませんし、G3ライド時には概ね1コストぐらいは溜まっているでしょう。

 

バトル時パンプ

ブーストされた時に発動する自己パンプですね。

 

パワー8000でブーストすれば合計パワー23000となりきちんとラインを形成できるパンプ値を捻出している点は悪くありません。

《V》でも使用できる点も偉い。

 

しかし、コスト消費ありというのが少々気に掛かりますね。

レヴォルドレスで毎ターンソウル供給が可能とは言え、少々勿体なく感じます。

《V》は兎も角、《R》でこのユニットを使用するぐらいならば、「三叉戟の騎士 ジェラルド」や「剛勇の騎士 レデキウス」で良いと思います。

 

総括

ユースベルクG2ライドライン。

まだ名前が変わる前の状態ですね。

黒く染まりかけた翼と、過去形になったフレーバーが素敵です。

 

能力の方はCB①を消費してのドロップ回収。

対象がG2以上と広いため不発になり難く、なかなか便利です。

 

能力②の自己パンプに関しては、《V》でも使用可能という点は悪くありませんが、ソウルを消費しますし、上昇値も5000なので《R》用にメインデッキに仕込むほどではありませんね。

 

駈出す決意 ユース

評価:4/5

【永】【《V》/《R》】:このユニットがアタックしたバトル中、このユニットのパワー+2000。

 

【自】:このユニットが「烈光の騎士 ユース」にライドされた時、【コスト】[SB①]することで、あなたの山札を上から3枚見て、その中から「ユースベルク」を含むカードを1枚まで選んで公開して手札に加えるか、グレード2以下のユニットを1枚選んで《R》にコールし、残りを山札の下に望む順で置く。

アタック時パンプ

アタック時にパワー+2000され、パワー10000になる能力ですね。

 

アタック時に限定されているのがネックですが、後攻時に相手の《V》に対してブースト込みパワー18000でアタックできる点や単騎でG2を殴れる点は悪くはありません。

とは言え《R》に出る事は稀有でしょうし、先行時には《V》でこのスキルの恩恵を受ける事もありません。

おまけみたいなものですね。

 

3ルック1アド

トップ3枚から「ユースベルク」を手札に加えるか、G2以下をコールするかを選べる能力ですね。

 

確認できる枚数こそ少なめですが、対象が「ユースベルク」と広く、TDのみでもメインデッキに最大7枚。

「ユースベルク ”破天黎騎”」も含め、現在判明している3種すべてを投入すれば最大11枚投入可能なためかなり成功率は高めですね。

ペルソナ札やスペリオルライド用の反抗黎騎を抱え込む必要がある都合上、とても重宝しそうです。

 

そして手札に加えるべきカードが存在しなくとも、G2以下のユニットが紛れていれば、それをコールしアドバンテージを確保する事ができます。

 

コストも確定で支払えるSB①ですし、使い勝手が良いですね。

 

総括

片目を失いつつもまだ曇る前のユースです。

 

能力①のパンプは使いどころが限られますが、能力②は優秀ですね。

確認した3枚の中から盤面か手札を選択して増やせるので状況に合わせて柔軟な選択肢を取れます。

反抗黎騎やG2以下のサポートが増える程重要度が上がる良いカードですね。