【ヴァンガード】 「野生の知恵」「樹角獣 ダマイナル」評価
>野生の知恵
評価：4/5
【コスト】［CB①］することでプレイできる！
あなたの山札を上から3枚見て、ドロップからあなたのヴァンガードのグレード以下を1枚まで選び、《R》にコールする。あなたのヴァンガードが「樹角獣王 マグノリア」なら、1枚ではなく、2枚まで選んでよい。
蘇生コール
「霊体凝縮」のようなドロップからの蘇生コールを行うオーダーですね。
「マグノリア」軸はコストはカツカツなのでCB消費が少々気に掛かりますが、《V》が「樹角獣王 マグノリア」なら2枚まで蘇生できる点が偉過ぎる。
能力を活かすため盤面を埋める札を捻出する必要のある「マグノリア」軸には嬉しい追加ですね。
ドロップからの蘇生コールなので予めドロップに蘇生対象を用意しておく必要こそありますが、ガードや《R》へのアタックで自然と溜まりますし、発動時に山札をドロップに落とし蘇生対象を確保しているので余程運が悪くない限りは蘇生したいユニットが無いと言う事態にはならないでしょう。
ネックは蘇生対象へのパンプがない点です。
あくまで《R》に出せるだけなので、《V》の名称指定を満たせない状況で使うと劣化「霊体凝縮」にしかなりません。
名称指定を満たしてもパンプはつかないので、蘇生対象にはできるだけパンプ能力持ち等の要求値を出せるユニットを選びたいですね。
名称指定を満たせないとコスト効率がイマイチですが、ドロップを肥やしつつ蘇生コールを行えるので、投入するスペースが作れれば「怪雨の降霊術師 ゾルガ」で魔合成に使用するカードとしても悪くはなさそうです。
総括
手札1枚とCB①の消費で《R》を2面埋められるのは「マグノリア」軸的には非常に嬉しいですね。
手札の消費を抑えながら盤面を埋められるのは偉いです。
CBコストは若干厳しいですが、「マグノリア」軸なら入りそうです。
樹角獣 ダマイナル
評価：4/5
【自】：このユニットが《R》に登場した時、あなたのヴァンガードが「樹角獣王 マグノリア」なら、【コスト】［SB①］することで、あなたのリアガードを1枚選び、そのターン中、そのユニットは後列からでもアタックでき、パワー+5000。
【自】【《R》】【ターン1回】：このユニットがあなたのヴァンガードの効果で選ばれた時、そのターン中、このユニットのパワー+5000。
後列アタック付与
後列アタック付与を「樹角獣王 マグノリア」以外でも付与できるようになるのは良いですね。
これでペルソナライドできないターンでも、5回ないし6回のアタックを行えます。
非ペルソナターンの火力及びアタック回数不足に起因する手札への負荷の低下は課題だったので、そこが改善されるのはありがたい。
きちんとパンプが付いている点も偉いですね。
またペルソナ状態であれば、純粋なパンプ目的で《R》のパワーを引き上げダメージトリガーをケアした数値を用意する一助にもなります。
これならば、先行3ターン目に6回アタックして相手が動き出す前に殴り切る動きもできるかも知れません。
《V》効果で選択時自己パンプ
「マグノリア」軸であれば容易に満たせる条件でのノーコスト自己パンプですね。
こちらの能力も優秀です。
発動条件を満たすために「樹角獣王 マグノリア」でCB①を消費してはいますが、このユニット自体は特にコストを消費する事なく、盤面の状況にも左右されず自己パンプできる点が便利ですね。
「樹角獣王 マグノリア」のパンプ込みで合計パワー20000になり、要求値10000でアタックできます。
10000要求ともなれば、5000ガード札を2枚消費してぴったりで守るか、手札消費を抑え15000ガードを切り過剰にガード値を支払うかの二択を迫る事ができ相手の手札に効率良く負荷をかける事ができますね。
或いはブースト込み28000のラインを形成する事もできますし、なかなか応用が利き便利だと思います。
ただ単騎でダメージトリガーをケアできない点は残念ですね。
このユニットがG3ならばと思わずにはいられません。
総括
フレーバー通り、「樹角獣王 マグノリア」の力の一部を発揮できるユニットです。
フレーバーがきちんとカードテキストと合致していますし、言葉遣いから性格も垣間見えます。
良いですね、ちゃんとしています。
独力ではダメージトリガーを乗り越える事は出来ませんが、能力の方も優秀です。
これまで「樹角獣王 マグノリア」以外にはできなかった後列からのアタックを付与する事ができ、非ペルソナターンの圧力が劇的に増しました。
自己パンプ能力も有って無きが如き条件でパワー+5000でき、コストや盤面の状況に左右されず安定して要求値を引き上げられ便利ですね。
