イドゥンの林檎

イドゥンの林檎

主にヴァンガード等、TCGの最新情報に関する雑記を綴るブログです

【ヴァンガード】 「極光戦姫 ビレート・カナリー」「極光戦姫 ワッパー・プルン」評価

>

極光戦姫 ビレート・カナリー

f:id:harvestfiesta:20210601120509j:plain

評価:3/5

【自】:このユニットが《R》に登場した時、あなたの監獄に収容されている相手のカードを1枚選び、相手のドロップに置く。

監獄経由除去

保釈金を支払えば容易に場に戻せる監獄の欠点を、収容したカードを除去する事でカバーする能力ですね。

収容が完全な除去になる点は強いと思います。

cip能力持ちを釈放して能力を再利用されそうな場合に、それをドロップに送ることで未然に防げますし、「トリクスタ」のような耐性持ちを手札から収容できれば、そのまま除去へと繋げる動きができて美味しいです。

概ね収容するためにコストを消費しているのでノーコスト除去とは言い難いですが、このカードの能力自体にはコストがかからない点も良いですね。

選択肢としては悪くはありません。

 

しかし、「極光戦姫 セラス・ホワイト」をはじめとした、収容枚数を参照するカードとの相性が悪いの点が少々ネックです。

ドロップから監獄へ収容する「極光戦姫 スパーク・リモーネ」とは真逆の動きをしているので、相性最悪ですね。

 

総括

収容したカードを除去する、監獄の新しい動きです。

やっている事は少々迂遠な除去効果なので悪くはないと思います。

フレーバーにもある通り、捕まえるだけでは生ぬるいので、さっさと現世とお別れして貰いましょう。

 

ただ収容枚数が減ってしまうので、「極光戦姫 セラス・ホワイト」や下記の「極光戦姫 ワッパー・プルン」のように収容枚数を参照する能力との相性が良くない点がネックですね。

現状ではメイン《V》等との相性がイマイチですが、収容したカードを枚数参照とは違った形で活用する動きは今後も増えると思うので、将来性に期待できます。

 

極光戦姫 ワッパー・プルン

f:id:harvestfiesta:20210601120437j:plain

評価:2/5

【自】:このユニットが《R》に登場した時、あなたの監獄に収容されている相手のカードが5枚以上なら、CC①かSC③。

CC①orSC③

《R》にユニットを残しつつコスト回復を行えるのはなかなか良いと思います。

ブラントゲートのコスト回復要員は、既に「発破怪獣 ボバルマイン」が存在しますが、「発破怪獣 ボバルマイン」CCを行うと自身がソウルに消えてしまいは場に残らないのでアドバンテージを失わずにコスト回復を行える札として差別化は出来ていますね。

 

ただ条件が流石に厳しいですね。

この条件であればせめてCCかSCではなくCCとSCにして欲しかったです。 

収容5枚となると、その条件を満たすためにコストを相応に消費しているので差し引きマイナスか、プラスマイナスゼロになりそうです。

現状ではちょっと使い勝手が悪そうに見えますが、次弾では収容のハードルが一気に低くなり、この制約を気軽に満たせるようになるのでしょうか?

 

総括

少々条件が厳しいですが、アドバンテージを失わずにコスト回復を行える貴重なユニットです。

 

条件が厳しいだけあり「発破怪獣 ボバルマイン」とは違い、《R》に残せる点が魅力ですね。

cip能力なのでメインフェイズ中にコスト回復を行える点も良いと思います。

問題はこのきつい条件をどのようにクリアするかです。

現状のプールでは厳しいので、大量拘束や、長期拘束を可能にする追加札の登場に期待します。