ヴァンガード 「妖魔忍竜 ヤミシブキ」評価
今回のカードはSS10「クランセレクションプラス Vol.2」収録「妖魔忍竜 ヤミシブキ」です。
評価：4/5
■トークン依存自己パンプ
【永】【《R》】：あなたのターン中、グレード0のあなたのリアガード1枚につき、このユニットのパワー+5000。
ほぼ同じテキストで対象がトークンのみの「忍獣 ゲキハサイ」の完全上位互換です。
トリガー等の普通のG0ユニットでもパンプは発動しますが、主に自身の能力でも生成可能な妖魔変幻トークンの数を参照する事になるでしょう。
妖魔変幻トークンは「妖魔忍竜 クロギリ」や「妖魔忍竜 カゲサラシ」の能力で複数体の生成が容易ですし、上昇値も1枚につき+5000と高めで優秀ですね。
「忍獣 カタリギツネ」が類似条件での自己パンプを持っていて共存しやすい点も追い風です。
■トークン生成
【自】【《V》/《R》】：アタックした時、【コスト】［CB①、他のリアガードを1枚手札に戻す］ことで、妖魔変幻・トークンを2枚まで《R》にコールする。
《R》をバウンスし、トークンと入れ替える効果ですね。
バウンスした《R》は再び場に出す事もできますし、防御札としても活用できるので、ほぼほぼCB①でトークン2体を生成する感覚で使っていけます。
CB①でトークン2体を呼べるので、これだけで「妖魔忍竜・暁 ハンゾウ」の能力コストを賄えCB効率も良いです。
またトークンが増えれば自身の能力でパワーも上がり、この能力だけで単騎19000として扱える点も便利ですね。
妖魔変幻トークンはパワー0でブーストも持たず、単体ではライン形成も覚束かないユニットですが、「忍竜 ゲンカイ」「忍獣 トビイタチ」等、トークンをパンプするユニットが居れば、生成したトークンで連パンも狙えるかも知れません。
妖魔変幻トークンには攻撃できない制約がデフォルトで付いているのを失念していました。
普通のトークンなら連パンできたのに…。無念です。
■総括
妖魔変幻トークンを生成・活用する方向での「ハンゾウ」サポートです。
自己パンプは上昇値が高く、自身の能力でトークンを生成できるので容易にパワー+10000できて便利ですね。
「忍獣 カタリギツネ」のパンプ条件とも合致しており、扱いやすいです。
能力②もCB効率の良いトークン生成能力で優秀ですね。
自身のパンプ条件を噛み合っていますし、「妖魔忍竜・暁 ハンゾウ」のコストも満たせます。恐らく黄昏ハンゾウもトークンを消費するでしょうし、重宝しそうです。
