ヴァンガード 「層累の根絶者 ジャルヱル」評価
Amazon/駿河屋
今回のカードはヴァンガード年始購入キャンペーン配布カード「層累の根絶者 ジャルヱル」です。
なるほど、キャンペーンの宣伝をするには丁度良いですね。
評価：4/5
■トリプルコストモンスター
【永】【《R》】：相手のヴァンガードがデリートされているなら、あなたのカードの能力でこのユニットをドロップゾーンに置く際、このカードはリアガード3枚分として扱う。
根絶者強化ですね。
別ゲーですが、遊戯王の「神・スライム」や「ダブルコストン」のような、ダブルコスト・トリプルコストモンスターに類似した面白い効果をしています。
この効果を活かせるほど《R》を要求してくるカードは「欺く根絶者 ギヴン」ぐらいしか思い当たりませんが、このカードのお陰で「欺く根絶者 ギヴン」の効果が使いやすくなりますね。
その膨大なコストから若干ロマン砲気味だったギヴンを並べて《V》スタンドを2回起動する動きがかなり現実的になります。
前提条件のデリートも相まって、根絶者の《V》スタンドはなかなか強力なので、それを狙いやすくなるだけでも価値がありますね。
■アタック時自己パンプ
【自】【《R》】：アタックした時、そのバトル中、このユニットのパワー+2000。
こちらは上に比べるとかなり弱いですね。
ノーコストとは言え、フォースに与えられる自己パンプ効果の中では最低ラインの性能です。
とは言え単騎パワー10000になれるので、デリート前提であればきちんと要求値を取れ悪くありません。
パンプ効果としての性能は低めですが、きちんとクラン特性に合った合理的な数値をしています。
■総括
キャンペーン配布の根絶者強化札です。
パンプ効果も含めてデリート前提のデザインをしているため他の軸では採用しにくいカードですが、根絶者の強化札としてはかなりハイスペックですね。
久々のテーマ強化なので、これぐらいのスペックがあると嬉しいです。
名称、効果、フレーバーもちゃんとしていますし、イラストもコミカルかつ気持ち悪く、非常に好感が持てます。
