ヴァンガード 「エレクトリックエッセンス システィコ」評価
Amazon/駿河屋
今回のカードは「Twinkle Melody」収録「エレクトリックエッセンス システィコ」です。
なるほど、クラゲモチーフだからパラライズですか。
評価:3/5
■バウンス反応自己パンプ
【永】【《R》】:あなたのターン中、このターンにいずれかのリアガードが手札に戻されているなら、このユニットのパワー+10000。
現状のバミューダはあまりバウンスをするクランではありませんが、それでもバウンスするだけでパワー+10000もされるのであれば、悪くありませんね。
既存のカードであれば「オーロラスター コーラル」がバウンス効果を持っているので組み合わせると面白いかなと思います。
新規だと効果②も併せて考えるとレインディア用に見えますが、どうなるでしょう。
どこに入れるカードにしても、こんな効果を持っているのですから「PR♥ISM」以外にも何某かバウンス効果を持った軸がありそうです。
無ければG2帯の枠がきついですが、「トップアイドル アクア」と組み合わせる感じでしょうか。
永続効果なのでバウンス後にこのユニットを登場させた場合にも、きちんとパンプ効果が発動する点が良いですね。
■パラライズ
【自】【《R》】:登場時、あなたのドロップゾーンからノーマルユニットを1枚山札の下に置いてよい。グレード3以上を置いたら、相手のリアガードを1枚選び、そのユニットは次の相手のスタンドフェイズに【スタンド】できない。
唐突にメガコロの特性を奪って来ましたね。
相変わらず人魚はやりたい放題します。
とは言え、このカードがこの効果を持つのは理解できなくもないので、そもそも何故バミューダにこのような効果を持ったモチーフのカードを?と言う疑問を無視すれば許容できます。
クラン特性とも全く無関係な動きなので、今までにない方向性の効果を持っていて面白くはありますね。
バミューダがパラライズを使う日が来ようとは思ってもいなかったので、意外性はあります。
コストがかからず緩めの条件でパラライズを発動できるので、使い勝手は良さそうですね。
パラライズにこだわらなければグレード問わず、ノーマルユニットをデッキに戻せるのも便利で良いです。
自己パンプが永続効果なので、このユニットをバウンスして自己パンプ条件を満たしつつ効果を使い回したくなります。
■総括
自己パンプ、ボトム回収、パラライズとなかなか多芸なG2ユニットです。
緩い条件での大幅パンプ効果と、ドロップゾーンからノーマルユニットをボトムに戻す効果、そして戻したカードがG3以上ならパラライズと書いてあることは悪くありませんね。
問題はG2帯がカツカツな点です。
どの軸にも差し挿む余地はありそうですが、これを採用するとして、何枚採用するのか、そしてスペースをどう捻出するのかが悩ましい。