魔進戦隊キラメイジャー 第32話「小夜に首ったけ」感想
ストーリー
■人のコイバナで盛り上がる面々
解ります。
自分は全然関係なくとも、気になりますよね。
本人を置き去りにして周りが囃し立てるのはどうかと思いますが、愛はエンタメですからね。盛り上がってしまうのも仕方ない。
為朝、凄いテンションで人生で一番大事な夜とか言っていますね。
人の恋路でこれなら、自分の時はどうなってしまうのでしょう。
ヨドンナの時に奥手キモオタムーブをかましていたので、いざと言う時にヘタレるタイプでしょうか。
私、気になります。
■ヨドンナ
良い悪役ですね!
一般人を脅して騙して協力させ、用が済んだら始末する。
模範的悪役で実に良い。
口癖の「ここ笑う所でしょ?」もマッチしていて不気味で良いです。
やろうとしている事も大掛かりできちんと敵役をしていて好感が持てます。
楽しみながら地球侵略しているクランチュラは、ヨドンナを見習ってもう少し残虐になっても良いのよ?
しかし、クランチュラに対してはあまり友好的ではないのに、ガルザの言う事は割と聞きますね。
彼女の中で何が違うのだろう?
■小夜さん
啖呵がカッコイイ。
まさか変身アイテムを託して、生身で足止めに徹するとは…。
ゲストの日下さんも結構好きです。
最終的には地球を売る決断をして小夜さんを連れてきてしまったけれど、デートの時からさんざん悩んでいる様子でしたし、一般人が逆らえない暴威に晒され「お前たちだけは助けてやる」と言われたら屈してしまうのも仕方がないかなと思います。
地球を売ってでも助けたいとは思われていたと言う事ですし、べチャット達に追われながらも小夜さんを助ける為に逃走を続けていた点もエモイです。
小夜さんも結構乗り気だったのに、結ばれる事がなさそうで残念です。
■ハコブー
まだあの引き籠り島に居たんですね。
特に理由もなく自主的に孤立し、あっさりと洗脳される。
やはり扱いがイマイチよくありません。
初登場からずっとこんな感じで、キャラクターとしていい所が一つもありません。
さすがに見た目と声の良さだけで、このダメダメなキャラ性をポジティブな印象に変えるのは無理があります。
他のキラメイストーンも未だにハコブーが孤島に引き籠っていることを何とも思っていないようですし、真の仲間ではないのでしょうね。
アクション
■夜戦
序盤のキラメイジンの戦闘シーンでは夜戦もあったのですが、スーツでの夜戦は何気に初めてだったかと思います。
キラメイジャーはスーツも、アイテムも、エフェクトもキラキラしているので、夜景に映えますね。
特にキラメイショットのエフェクトが綺麗で良かったです。
昼間は解りにくい弾道が明確になり、射撃が逸れている事が強調される巧い演出ですね。