週刊ヴァンガ情報局「帝竜 ガイアエンペラー」「熱角竜 ディロフォパイロン」「連隊竜 レジオドン」評価
Amazon/駿河屋
今回の公開カードはBT10「虚幻竜刻」収録「帝竜 ガイアエンペラー」「熱角竜 ディロフォパイロン」「連隊竜 レジオドン」です。
今週末にシャドパラ1、来週にシャドパラ2。
良いペース配分だと思います。
評価:5/5
■武装ゲージ持ちをパンプ
【永】【《V》】:あなたのターン中、武装ゲージを持つあなたのリアガードすべてのパワー+5000。相手のヴァンガードがグレード3以上なら、+5000の代わりに+10000。
武装ゲージ持ちをパンプする効果ですね。
Vシリーズ以降のたちかぜは一貫して武装ゲージを活用する動きなので、今回もそれを踏襲した形ですね。
ノーコストで5000ないし、10000パンプされるのであれば、優秀な部類でしょう。
相手G制限は要らなかったかなとも思いますが、相手がG2以下であればパワー+5000でも十分優秀ですし、まぁこんなものですよね。
■捕食パンプ
【自】【《V》】:アタックした時、【コスト】[CB①、リアガードを1枚を退却させる]
そのバトル中、このユニットはこのコストで退却させたユニットの元々のパワーを得る。相手のヴァンガードがグレード3以上なら、さらに★を得る。
《V》には武装ゲージを付ける事ができないので、捕食することでパワーの不足を補う効果ですね。
自陣退却を伴う効果なので、パワーラインを引き上げつつ武装ゲージからのコールによる連パンを狙いに行ける点が良いです。
武装ゲージからのコールなので連パンの質だけが問題ですが、そこも効果①でパワーラインはある程度確保されていますし優秀ですね。
しかし、この効果は単品で見ると弱いですね。
CB①と《R》1枚消費して、元々のパワー分しか上がらないパワー。
相手G制限が付いて先行時にはフルスペックを発揮できず、ターンを跨がなければ増やせない★。
《V》限定効果に相手G制限、CBコスト、退却コストと制約だけ積み込んで重い割には、スペックの低い効果ですね。
自身の効果で武装ゲージ持ちのパワーを増やせるのですから、せめてパワーはそのまま吸収して欲しかったです。
■総括
たちかぜの今回の看板、リメイクエンペラーです。
ノーコストで行えるゲージ持ちへのパンプ効果と、連パンへのトリガーとなり得る自陣退却コストの自己パンプ効果を持ったユニットですね。
自身の効果が噛み合っており、《R》を強化しつつ疑似スタンドを行えます。
武装ゲージからコールされるユニットの質に左右されるので安定しないでしょうが、爆発力の高いデッキになりそうですね。
自己強化がやや不足していますが毎ターン9000程度のパンプは行えますし、武装ゲージを配る事ができない点以外は、ほぼほぼ不満はありません。
評価:3/5
■登場時1枚コール&1枚ドロー
【自】【《V》/《R》】:手札から登場した時、【コスト】[CB①]
1枚引き、あなたの手札を1枚《R》にコールする。そのユニットに、あなたの山札を上から1枚武装ゲージとして裏で置いてよい。
手札からの登場時に限定されますが、手札の損失なく盤面を1枚増やす効果ですね。
手札から任意に選べるのであれば、山札からのランダムコールとは違ってトリガーを出さざるをえないと言う事も無いでしょう。
1ドローが先に来ているので選択肢も増やせますし、コールしたユニットに武装ゲージも付けられ優秀ですね。
残念ながら領域指定がされており、手札以外のからでは発動しませんが、それを加味しても優秀だと思います。
武装ゲージからでも発動できればさtらに良かったのですが、強すぎましたか。
■武装ゲージからの登場時自己パンプ
【自】【《R》】:武装ゲージから登場した時、そのターン中、このユニットのパワー+10000。
今回幾つかのユニットが持っている退却時に武装ゲージからコールする効果と組み合わせて使用する、限定的な自己パンプ効果ですね。
条件が厳しい為パンプ値は相応に高いですが、かなり運任せなので出たらラッキーぐらいの気持ちでいましょう。
エンペラーのパンプと重なると都合+20000されるので単騎29000とかになりますが、難しそうです。
■総括
手札から登場時、ゲージから登場時で効果の変わるアタッカーです。
普段は展開要員として扱い、武装ゲージから飛び出せればハイパワーアタッカーにもなれるのでそれなりに便利だと思います。
「轟剣竜 アンガーブレーダー」で直接武装ゲージに仕込むみたいな動きができれば、手札からの登場時効果でアドバンテージを得つつ、連パンにも使えるのでエンペラーよりもそちらの方が相性が良いかもしれません。
評価:5/5
■アタック時、武装ゲージ付与
【自】【《V》/《R》】:アタックした時、あなたのリアガード1枚に、山札を上から1枚武装ゲージとして裏で置いてよい。
単純なゲージ確保能力ですね。
エンペラーには武装ゲージを配る機能が無いので、ゲージの配布を行える《R》は重要そうです。
場に維持さえできれば殴り続ける限り恒常的にゲージを配れるのが良いですね。
メインフェイズにゲージを配れないので、そのタイミングにゲージを必要とするようなカードとの相性はいまいちですが、コストも掛かりませんし優秀だと思います。
■退却時、武装ゲージからコール
【自】【《R》】:あなたのカードの能力で《R》から退却した時、このユニットの武装ゲージから1枚まで《R》にコールする。
そのユニットに、あなた山札を上から1枚武装ゲージとして裏で置いてよい。
この能力は同名カードを含めて各ターン1回まで使える。
自身が食われた時用の効果ですね。
アタッカーとして動き武装ゲージを溜めつつ、状況に応じて餌としての動きも出来るのは良いですね。
武装ゲージからのスペコなので連パンの質が確保できませんが、パワーラインはエンペラーの効果である程度賄えますし、問題なさそうです。
コール先に即座に武装ゲージを置ける点が非常に偉いですね。
その効果のお陰でガイアエンペラーのパンプから漏れずに済みます。
■総括
「激走竜 ブルースプリント」のG2版互換ですね。
ゲージを配る効果とゲージをコールする効果を両立している点が偉いです。
《R》を食べる効果をある程度採用しているのであれば、何処にでも採用を見込めると思います。
「熱角竜 ディロフォパイロン」のように武装ゲージから出て来た時に発揮する効果も出てきたので、この手の効果持ちはもっと増えて欲しいですね。