ヴァンガード 今日のカード「蒼波水将 フォイヴォス」評価
Amazon/駿河屋/あみあみ
今日のカードはEB12「Team 竜牙独尊」収録「蒼波水将 フォイヴォス」です。
旧版よりも大人になりましたね。このフレーバーは冗談で言っているのだろうか。
評価:3/5
■謎の展開効果
登場時、[V]が《終末の切り札 レヴォン》なら、SB①、このユニットをレストすることで、デッキトップを確認し[R]にコールする。
悪くはありませんね。
言いたい事は解ります。
ただアタック以外でレストするのはサポートとして正しい挙動とは思えません。
5体レストでネックになるのはレストする方法ではなく、レスト要員の確保そのものなのでコストで自己レストされてもありがたみはありません。
一応、展開効果である点は評価できます。
後半の展開する札に窮し、アクセルサークル以外埋まっていない盤面を僅かでも好転させられるのであれば歓迎すべき効果ですね。
特に選択の余地があるわけでもないのに1枚見てとなっていたり、《終末の切り札 レヴォン》を固有名称指定しているため将来性が皆無だったり、所々チグハグな印象を受ける不思議なテキストですがあるだけマシです。
■自己スタンド
G3の[V]がアタックした時、相手[V]のパワーが元々のパワーと異なる場合、手札を1枚捨てる事でこのユニットをスタンドする。
旧版の効果を踏襲した自己スタンド効果ですね。
自己スタンドできる点は偉いのですが、自己パンプ何処に忘れてきた!
コストに手札を消費するようになっていたりもしますし、微妙ですね。
これがあるから折角の展開効果にレストコストなんて付けられてしまったのでしょうか。不憫です。
■総括
連波を失い、何故か《終末の切り札 レヴォン》のケツを舐める事で復活した蒼波です。
また名称関係ない謎のリメイクですね。
こう言う雑なリメイクをするぐらいなら新規ユニットや別のユニットで良いのに、何故こういう事をするのか。ブシロード様の深淵なるお考えは私如きには到底理解が及びませんね。
あまり使い易くはありませんが軽いコストで使用可能な展開効果と、自己スタンドを持っているので悪くはないと思います。
アクアフォースのG2帯は優秀なユニットが多いですが、《終末の切り札 レヴォン》では条件を満たし難い事もあり、このユニットに取って代わる可能性は十分にあると思います。