
グラビディア・クラクストン
評価:1/5
【自】【《R》】:このユニットが「ネルトリンガー」を含むヴァンガードをブーストした時、【コスト】[カウンターブラスト(1),手札を1枚捨てる]ことで、あなたのヴァンガードを1枚選び、そのバトル中、『【永】【《V》】:このターンにあなたのトリガーゾーンに置かれていないなら、このユニットのドライブ+1。』を与える。(2回目のドライブチェックまでにトリガーが出たら、3回目はできない)
不確定トリプルドライブ
《V》の「ネルトリンガー」をブーストした時、トリガーを引かなければドライブ+1する永続能力を付与する能力です。
ツインドライブで不発になるところを追加でドライブチェックを行い、トリガーを捲りに行ける点は良いですね。
「グラビディア・ネルトリンガー」にはトリガー効果を2倍にする能力が有るので、ドライブ増加が行えるのは悪くありません。
しかし、コストを支払った後にトリガーを捲る都合上不発は避けられず、それにカウンターコストと手札1枚をベットするのはなかなかにギャンブルですね。
自分の運に絶対の自信を持っている人であれば使いこなせるでしょうが、凡人には難しいと思います。
詰めのタイミングであればワンチャン?
でも、ファイナルターンこそギャンブルは避けたいですね。
むしろ当たれば盛り返せるみたいなタイミングでこそ輝くのか。
なんとも扱い難い。
補助しようとピーピング等でトップを確定出来てしまえば無駄打ちですし、トップから3枚目を都合よくトリガーにする変態挙動を行うカードが追加されるとも考えにくいのでかなり難しそうです。
総括
限定条件下でトリプルドライブ化する永続能力を付与できるシステムユニットです。
トリプルドライブ化できること自体は偉いのですが、トリガーを引いてしまうと効果が消えるためダブルトリガーやトリプルトリガーを狙えず、コストでハンドを切っているのでノートリガーだった場合にはコストが丸損になると、何ともデメリットが大きく使い難い能力をしています。
これを使ってでもトリガーを捲らなければどの道負けるような状況以外で使うには抵抗がありますね。
運が良い人向けのユニット、或いは逆にここまでしなくてはトリガーを捲れない運の悪い人向けでしょうか?
本当に運が悪い人はこれを使ってもトリガーを引けないので意味が無いように感じますが、運が良ければそもそもこれを使わずともトリガーを引けてしまう。
難しいものです。