【仮面ライダーギーツ】 14話「謀略Ⅴ:怒りのグレア」感想
理解不能
椅子取りゲームなのに、かくれんぼジャマトを倒したら終了。
それまでにドライバーを入手できなければ失格と言うルールだったようです。
かくれんぼジャマトの討伐に制限時間が設けられていないため、失格にしたくないキャラクター全員がドライバーをジャマトから奪い取るまで遅延し続ければ何ら問題なくクリアできるわけですね。
そりゃこのルールでは説明できませんね、ゲームにならないもの。
それで?英寿を脱落させたくない景和&祢音は何故、かくれんぼジャマトことビショップを倒す気満々なんですか?
まず英寿用のドライバーを確保するため道長を説得ないし妨害しつつ、ジャマトライダーからドライバーを奪わないと。
まぁ道長が単騎でボスに勝つことはないでしょうしそちらは放っておいても良いとして、何故英寿がドライバーを手に入れるまで待とうとしない?
缶蹴りとは違い何ら時間的制約がないのですから、焦ってボスと戦う必要はありませんよね?
何考えてるの?
ギロリも理解不能
まさかスタッフを制御できない、ゲームルールを弄れない、椅子取りゲームを知らないだけでなく、デザイアグランプリそのもののルールも知らないんですか?
「ゲームマスターは、ゲームの勝敗を操作してはいけない」と言う制約があるのに、何故ライダーに変身して直接攻撃に出たの?
檀正宗じゃないんだから、直接攻撃で絶版にしてはいけません。
そう言うのはルールや舞台を調整して不利な状況を押し付け脱落するように仕向けるか、他の参加者を煽って集中砲火に晒して参加者の手で脱落させるかするものでしょう?
ルールを弄る事ができないようなので恣意的に不利を押し付けて脱落を狙う事は出来ないにしても、手駒のパンクジャックにアイテムを渡し強化して叩くとか、権限の範囲内でペナルティをちらつかせて景和&祢音を妨害に加担させるとか、色々あるでしょ?
直接攻撃はもっと追い詰められてからやって下さい。
折角のカッコイイスーツとドライバーが台無しです。
今回手駒のパンクジャックに裏切られたのも、ギロリが考えなしにパンクジャックを切ったからですし、あまりにも無能過ぎる。
約束を守る気がないことを本人に直接話して、何故相手だけは約束通りに行動してくれると思ったのか、これが解らない。
何を考えていたの?
せめてゲームが終わるまで待てなかったのかな。
ギロリが違反したからギーツの失格は無効ですって流れにしたいのがあまりにも露骨で面白みに欠けます。
そもそも生かして置いたら過去の願いでまた次のデザイアグランプリにエントリーしてくるから無意味では?
本当に何がしたいんだ、ギロリ。
ミツメ
ツムリの前任ですか。
パンクジャックはコネ入社のバイトの癖に、そんなことまでよく知っていましたね。
英寿が出会っていない前任者と言う事は、西暦以前に英寿の前から母親が消え、デザイアグランプリのナビゲーターを務め、西暦元年よりも前にはツムリに交代していたんですね。
どのタイミングで交代したのかは分かりませんが、西暦元年から参加している英寿と遭遇していないと言う事はツムリが2000年以上ナビゲーターをしているのに殆ど何も知らず今更ながらにGMの言動に疑問を抱き、英寿は英寿で2000年以上デザイアグランプリに参加し情報を求めているのに一代前のナビゲーターだったと言う情報すら掴めず、あの短いスパンで繰り返されるデザイアグランプリで4回しか優勝できていないと言う非常に残念な事実だけが残るのですが、正気ですか?
運営
デザイアグランプリはもっとファンタジックな設定だと思っていたのですが、財閥が複数スポンサーに着くような地に足の着いた組織だったんですね。
かなり意外です。
ギロリの言動が杜撰だったり、運営が内部分裂していたり、ミツメの存在が禁忌扱いでそれを探る英寿に強い敵愾心を抱いている辺りを鑑みるに、運営側のゴタゴタで組織が割れて生き残った側とか乗っ取った側がギロリ達で、ミツメは西暦以前の運営側で西暦後の運営に滅ぼされたとかでしょうか?