【仮面ライダーギーツ】 10話「謀略Ⅰ:新世界のビート」感想
英寿の望む世界
今度は運営と家族になっている世界ですか。
これまでに登場した運営側のキャラクターならパンクジャックも運営側の筈なので、家族に含まなければならないのでは?
何故いないんですか。
そもそも何の意図があって、この設定にしたのでしょう?
まさか日常会話の中で直接質問するために家族になったわけではないでしょうし、何を狙った設定だったのか。
考えられる可能性は
・運営を巻き込む願いが叶えられるかどうかの確認。
・運営と家族になり運営側になれるかどうかの確認。
・家族になる事で運営側の総数の確認。
・GMの確認。
ぐらいでしょうか?
どれもギロリの意思次第でどうとでもなりそうなので他の意図があるのかな。
真意が解りませんね。
とりあえず、ツムリが英寿を他人と認識し、嫌悪感をあらわにしている為、運営側の記憶が書き換わるような事にはならないようです。
同居しているが誰も家族と認識していないのに家族になった世界と言えるのだろうか?
ちゃんと洗脳して?
英寿のこれまでの望み
引き継いでるの?
意外過ぎます。
新たな世界、望む世界と言っていたので、一新されて以前の願いはリセットされるとばかり。
引き継ぎたいなら、ちゃんと以前の願いを引き継いだ状態で〇〇の世界と書いて下さい。
英寿が生きている限りデザイアグランプリは終わらないので、この物語の元凶はある意味で英寿なんですね。
働かなくても良い世界はその分の時間を母親を探す事に費やしたいと言う事なので納得できますし、デザイアグランプリへの参加も母親を探す方法として捉えているのであればまぁ納得できます。
ただ何故、ダイレクトに母親と暮らしている世界を願わないのかが解りません。
ライダーコアに触れる前から記憶を継承しているのも謎ですが、デザ神のデフォ設定なんでしょうか?
何度もデザイアグランプリに参加している様子なのに、3回しか優勝できていないのも完璧キャラっぽく振舞っている英寿のイメージから乖離しており株が下がります。
西暦元年からが冗談だとしても、いつも訳知り顔で解説する経験者ムーブをしているのに、たった3回しか勝っていないって…。
それであんなに自信満々だったのは、ちょっとダサくないですか?
if景和・if祢音
この急なキャラ変は一体?
1話の脳味噌お花畑平和主義の景和くんから一変、落ちぶれてギャンブルに縋る悲観主義者になっています。
然程時間経過はしていないように思えたのですが、デザイアグランプリで願いが叶うと言うのは景和にとってはある種の希望だったのかも知れませんね。
現状は希望を失い悲観的になった姿と。
一方の祢音は周囲の反応を見るにインフルエンサーではあるようなので配信はやっているにしても、親の言いなり状態で不服そうではありますが親への反発が少なく家出へのモチベーションが低く見えます。
この描写に何御意味があるのか分かりませんが、何故道長だけ普通なのも謎です。
一体何の映像なんだ。
次回以降とのギャップの為に今回描写を入れたのでしょうか?
海賊ゲーム
海賊ジャマトがちゃんと海賊っぽい恰好をしている点は評価できます。
山賊ジャマトよりは解り易い。
しかし、相変わらず中身が酷い。
変身さえせず、一瞬で過半数が退場するシーンのみを見せられても何にも面白くありません。
雑に脱落していったと思ったら、ゲームの途中で途中参加したりしますし、もう滅茶苦茶。
なにが波乱の幕開けだよ、寒いにも程があるわ。バカバカしい。
パンクジャックの寒い言い訳と策略にもなっていないギーツ潰しも出来が悪く、脱落させたいなら運営がちゃんと勝てないゲームになるよう操作しろよって感じですが、そんな事よりもルールが酷過ぎてパンクジャックとギロリの馬鹿さ加減が霞みます。
他が良くてもメインとなっているデザイアゲームが兎に角詰まらないので、ゲームに関してキャラクターが何某かの言動をするだけで一切合切がバカバカしくなるのが実に勿体ない。