【ヴァンガード】 「怪獣の創造者 アルキテ」「奔流エネルギーの研究」「火山怪獣 ゴウカテラ」他評価
怪獣の創造者 アルキテ
評価：4/5
【自】【《V》】：「怪獣」を含むあなたのリアガードが登場した時、【コスト】[オーダーゾーンからそれと同名のカードを１枚山札の下に置く]ことで、そのターン中、そのユニットのパワー＋１００００。
【自】【《V》】：このユニットがアタックした時、あなたのオーダーゾーンに研究があるなら、【コスト】［CB①］することで、以下すべてを行う。
・あなたのオーダーゾーンに研究が３枚以上なら、「怪獣」を含むあなたのリアガードを１枚まで選び、オーダーゾーンに置く。
・あなたの山札の上から７枚見て、「怪獣」を含むユニットカードを１枚まで選び、《R》にコールし、山札をシャッフルする。
「怪獣」パンプ
オーダーゾーンの同名カードをデッキボトムに置く事で、登場した「怪獣」をパンプする能力です。
セットオーダーを絡めた特殊な条件でのパンプですが、G1時点から仕込みを行えるため安定性はそこそこありそうですね。
パンプ値が+10000と大きめですし、1回のアタックで左右のライン+連パン要員の3体程度をパンプできれば十分に活躍できそうです。
ネックは登場時のパンプなのでターンを跨いでしまうと、再度パンプを行う事ができない点です。
前提条件がそれなりに扱い難い設定となっており、さらに持続パンプも困難なので、やや扱い難いですね。
入れ替え連パン
自身のアタック後にトップから7枚を確認し、その中から「怪獣」を1枚スペリオルコールする効果と、研究オーダーが３枚以上ある時、《R》の「怪獣」をどかしオーダーゾーンへ置く効果を使用できる能力です。
《R》をオーダーゾーンに送る事で次のパンプへの準備を行いつつ、上書きせずに連パン要員を立たせる事ができます。
研究オーダーを対象としているため、「実験大成功!」等、「エバ」軸用のオーダーも含め3枚以上を達成すれば良いので、初期の「エバ」軸よりはオーダー参照をクリアし易いですね。
スペリオルコールする「怪獣」も7枚の中から選択できるため、高い確率で能力①による10000パンプを受けられ、質の高い4パンを行えそうです。
タイミング的にトリガー効果を受ける事ができない点は残念ですが、自身の能力①も加味すれば悪くない連パン能力ですね。
難点は3枚目の研究オーダーを配置する術を持たない点です。
上書きコールもできますが、他のカードも研究オーダー3枚を要求してきますし、オーダーゾーンへ「怪獣」を溜める効率も落ちてしまうので、「お助け怪獣 テクタン」等で3枚目を引き込んでおきたい所。
総括
「怪獣」を使った新機軸用の《V》です。
それなりに大きめの上昇値とユニークな条件をしたパンプ能力を持ちますが、登場時限定となっている点が残念です。
労力・残弾を加味すると+10000では物足りません。
連パン能力の方は、CB①でスペコを絡めた入れ替え連パンなのでごく普通ですね。
トリガーを捲る前に登場できれば尚良かったのですが、確認できる枚数が7枚と多いためスペコ対象には困り難そうですし、要求値も自身の能力①で確保できるので、悪くはありません。
微睡みの守り人 アルキテ
評価：4/5
【自】：このユニットが「怪獣の魂を探して アルキテ」からライドして登場した時、あなたの山札から研究カードを１枚まで探し、公開して手札に加え、山札をシャッフルする。
研究オーダーサーチ
デッキから研究オーダーを確定サーチします。
「研究は順調 エバ」の互換ですね。
コストを消費せずギミックに必須の「奔流エネルギーの研究」を確定で手札に加える事ができるため優秀です。
点順に手札が増えるだけでなく、増えた手札も絶対に場に置きたいカードなので得しか有りません。
総括
オーダーを確定サーチする「研究は順調 エバ」互換です。
自身の被造物たる「怪獣」への愛情が感じられるフレーバーで良いですね。
「研究は順調 エバ」互換なので当然ですが、研究オーダーを対象としているため、「実験大成功!」等、「エバ」軸用のオーダーもサーチできます。
現状、「エバ」軸、「アルキテ」軸であれば、この効果以上のライドラインは存在しません。
ノーコストで１枚を得られるので無難に強いです。
怪獣の魂を探して アルキテ
評価：4/5
【自】：このユニットが「憩いのひととき アルキテ」からライドして登場した時、あなたの山札から研究カードを1枚まで選び、公開して手札に加え、山札をシャッフルする。
研究オーダーサーチ
デッキから研究オーダーを確定サーチします。
「お昼寝はどこだって エバ」互換です。
G1ライド時点から「奔流エネルギーの研究」を張れるのは便利ですね。
早期からオーダーゾーンに「怪獣」を溜め込む事ができます。
またG2同様に「エバ」軸用のオーダーもサーチできます。
「火山怪獣 ゴウカテラ」等のパンプ条件を満たす為、研究オーダーを3枚並べる事を重視する場合には活きる事もあるかも知れません。
総括
G2同様オーダーを確定サーチする「お昼寝はどこだって エバ」互換です。
「奔流エネルギーの研究」がG1なので、G1ライド時からオーダーサーチを使用できれば、即座に活用でき便利ですね。
ノーコストで1枚分のアドバンテージを稼ぎ出せるので、ライドラインを動かす必要はないと思います。
奔流エネルギーの研究
評価：4/5
(セットオーダーはプレイ後、オーダーゾーンに置く)
【自】：このカードがオーダーゾーンに置かれた時、あなたの山札を上から５枚公開し、「怪獣」を含むカードを２枚まで選び、１枚手札に加え、１枚をドロップに置き、山札をシャッフルする。
【起】【オーダーゾーン】：【コスト】[このカードをレストさせる]ことで、あなたのドロップから「怪獣」を含むカードを１枚選び、オーダーゾーンに置く。
「怪獣」サーチ＆ドロップ肥やし
オーダー配置の手札消費を補填しつつ、起動能力の為にドロップを肥やす能力です。
対象が「怪獣」に限られますが、トップ5枚の中から任意の1枚を手札に加えられるので手札交換として優秀ですね。
ドロップ肥やしもギミックと密接に関わる重要な能力ですし、手札の補充と併せて２枚分のデッキ圧縮になっている点も強い。
既存ではCC①を行える「発破怪獣 ボバルマイン」「荒躙怪獣 メガグラーゴ」、セットオーダーサーチの「お助け怪獣 テクタン」、守護者の「巨岩怪獣 ギルグランド」、ドロップ回収＆ドローソースの「世話好き怪獣 セコンデル」、手札交換を行える「溶変怪獣 オルシディラン」、アタッカーになりえる「電磁怪獣 エレヒレシーデ」「侵掠怪獣 アズズラドン」辺りは採用候補になりそうです。
オーダーゾーンに「怪獣」を置く
ドロップの「怪獣」をオーダーゾーンに置く起動能力です。
「怪獣の創造者 アルキテ」のパンプ効果のコスト確保用の能力ですね。
《R》用のユニットと同名のコスト用の「怪獣」をプールしておく必要があり、パンプそのものは若干使い難いですが、ライドコスト等で捨てたか「怪獣」をG1時点からコストを溜め込む事ができるため悪くはありません。
起動能力がコストの確保だけに終わり、これ単体では何もない点は残念ですが、ギミックとしてはまずまずです。
総括
「アルキテ」軸のメイン、ギミック用オーダーです。
配置時能力がやたら強いですね。
その分起動能力が単体では意味をなさず微妙ですが、早期からコスト確保に走れるのはなかなか便利ですし、最初の1枚を張った時点で強く、きちんと機能するだけでも好印象です。
火山怪獣 ゴウカテラ
評価：3/5
【自】：このユニットが《R》に登場した時、【コスト】［CB①］することで、あなたのオーダーゾーンの研究の枚数以下のグレードの、相手のリアガードを１枚選び、退却させる。
【自】【《R》】：このユニットがアタックした時、あなたのオーダーゾーンに研究が３枚以上なら、そのバトル中、このユニットのパワー＋５０００。
研究参照除去
研究オーダーの枚数を参照し、その枚数以下のGを持つユニットを除去するcip能力です。
ライドラインで2枚は確保できるため、最低限G2までは除去できますね。
列の指定はありませんし、前後問わず除去できるのであれば、悪くはないかと。
邪魔な後列のG1を除去できればそれで充分でしょう。
コストも「発破怪獣 ボバルマイン」で賄える範囲のため、然程使い難さは感じないと思います。
ただ一応のG制限付き、登場時限定、CB①消費なので除去としてはあまり性能が高いとは言えませんね。
研究感知自己パンプ
研究オーダー3枚以上で誘発するアタック時パンプです。
数値は然程高くはありませんが、ノーコストで単騎18000となりきちんと要求値が引き上げられるので便利ですね。
「怪獣の創造者 アルキテ」のパンプを受ければ単騎28000になるので、アタッカー候補の筆頭です。
ただ研究オーダーを3枚用意する必要があるのが若干ネックですね。
2枚までは確定していますがその先を引き込む術に乏しく、候補もイマイチです。
総括
新規G3「怪獣」です。
「エバ」軸、「アルキテラ」軸共通で使用できる除去及びパンプ能力を備え、除去能力はそこまで優秀ではありませんが、ライドラインでの確保分だけでG2以下を除去できるので便利ですね。
パンプの方は「アルキテラ」軸では「実験大成功!」で研究オーダーを水増ししないと条件達成に苦労しそうですが、条件さえ満たせれば「怪獣」屈指のアタッカーとなれます。
電波怪獣 ウェイビロス
評価：4/5
【自】：このユニットが《R》に登場した時、あなたの《V》に、「エバ」を含む【煌求者】か「アルキテ」を含むヴァンガードがいるなら、【コスト】［SB②］することで、１枚引く。
【永】【《R》】：あなたのターン中、あなたのオーダーゾーンに研究が３枚以上なら、このユニットのパワー＋５０００。
1ドロー
《V》指定でのドロー能力です。
コストは少々重いですが、ソウル2枚で1ドローを行えるのは良いですね。
カウンターコストを消費せずに札を増やせる点が偉い。
引き込む対象を「怪獣」に限定されない純粋なドロー能力なので、研究オーダー3枚を達成する為の「奔流エネルギーの研究」を引きに行けます。
SCする「怪獣」が欲しくなりますが、ソウルコストもライドと自己ソウルインする「発破怪獣 ボバルマイン」である程度賄えますし、扱える範囲だと思います。
研究感知自己パンプ
研究オーダー3枚以上で発動する永続パンプです。
単騎13000となるのでブースト要員としては勿論、「怪獣の創造者 アルキテ」の能力②でのスペコ等、必要に応じてアタッカーになれる点が便利ですね。
研究オーダー3枚が若干ネックですが、おまけとしては十分でしょう。
総括
「エバ」軸、「アルキテ」軸共通のサポートユニットです。
最近よくあるG1、条件付きパワー13000ユニットに、アドバンテージ確保能力が付いたものです。
ソウルコストが少々重めですが、カウンター消費なしに行える1ドローが便利ですね。
戦闘面でも条件さえ満たせば単騎13000になりますし、使い勝手の良いユニットです。
