イドゥンの林檎

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主にヴァンガード等、TCGの最新情報に関する雑記を綴るブログです

【仮面ライダーギーツ】 4話「邂逅Ⅲ:勝利条件」感想

デスゲームの緊迫感がない

ゾンビ化はゲームの外では何の影響もなく、あっさりと治ってしまいました。

元々茶番感が強かったけれど、これは流石に酷過ぎる。

噛まれた時点で即脱落か、ゾンビ化しないと、どうせ生き残るんだろうなとしか思いません(パンダは除く)。

 

後半の時間が無いと言い出すくだりも全く緊迫感を感じませんでした。

あとどの程度の時間で完全にゾンビになってしまうのかが分からないのは良いとして、あとどのくらいの数のゾンビが残っているのかが分からないので、「残り僅かであろう時間でこんなに大量のゾンビを片付けなくてはいけない」みたいな絶望や、「残り時間は僅かだが、残りのゾンビはたったこれだけなのできっと助けられるはずだ」みたいな希望を感じる事が無く、ただナーゴが無双してる、ナーゴがブーストで必殺技を使った程度の感想しかありません。

ゾンビの数が明言されていないため、あれで全滅すると思ってすらいませんでした。

 

ナーゴが一方的にゾンビを殴り無双するのは別に良いのですが、残りのゾンビの数をカウントダウン方式で画面の端にでも表示したり、景和や英寿が「あと〇匹」「そいつで最後」等逐一教えてくれたりしないと視聴者に伝わらないと思います。

 

祢音

前回から「想いだけでは叶わない」みたいなことを言っていますが、言動が阿呆過ぎて、本気で願っているようには見えませんし、望みを叶えようとしているようにも見えません。

 

一度誘拐されたことがあるのに家出に拘る意味が分からない。

GPSに気付かないのは、まさか家族がそこまでするとは考えなかったのだろうと思えますが、家出したいと言いつつ家出を配信したり、位置情報を垂れ流しているスマホを持ち歩いたまま家出を実行しており、全く本気に見えません。

まさか配信の風景から居場所を推測されたり、スマホの位置情報を調べられたりする可能性を全く考慮していないのだろうか?

本気で逃げ出したいのであれば、せめて誰にも把握されていない服装で、電子機器の類は一切持たず脱出を試みるぐらいはしましょう。

現代は何処にでも監視カメラがあるので、定期的に服装と髪型を変えて印象を誤魔化し、顔を覚えられやすいタクシー移動は避けて電車で移動すると尚良い。

追跡を振り切って山に籠れば、多分そこがゴールです。

 

家出芸が雑過ぎて、ただ母親の関心を引きたいがために家出をしているがその自覚が薄いだけの駄々をこねる子供のような印象です。

 

今回、母親に明確に反抗し、決意のようなものを見せていましたが、本当の愛を望む祢音の本心は束縛からの解放ではなく母親との対話と関係改善ではないでしょうか。

すぐに手が出るうえに拘束の厳しい毒親ですが、母親側は厳しく拘束するだけの理由があり、その点は十分に理解できるものだったので、祢音の言動は殴られても仕方のない部分があると感じました。

そもそもきちんと話をしているように見えないので、この親娘の印象がただただ下がるだけのシーンでしたが、バックボーンは十分に伝わりました。

 

ライダー失格

脱落者はただ死んでしまうものだと思っていましたが、ライダー失格と言う言い方は意味深ですね。

 

ジャマトの発生源や材料も良く解らないので、もしかして脱落したライダー失格者はジャマトにでもなるんでしょうか?

後半にギンペンやメリーがジャマト化して出て来て、景和が曇ったりするならば、それはそれで面白いですね。