イドゥンの林檎

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主にヴァンガード等、TCGの最新情報に関する雑記を綴るブログです

【仮面ライダーリバイス】 第31話「幻想の導き、夢のあとさき」感想

31話でやる事ではない

サッカーをやめた事に何某かの理由があるだろうとは思っていましたが、それを推察できる描写がこれまでに一切なく、前回と今回で唐突に語られたお話なのが勿体ない。

 

全5話ぐらいの短編であれば、前回唐突に出てきた過去の話から、実は学生時代に親しくしていた友人がいて、こういう事件がありました。

今週はそれを見つめ直して葛藤するお話ですとされても受け入れられるのですが、仮面ライダーは長編なんですね。

長編のお話でこういうお話の振り方をされると唐突感が拭いきれず、取って付けたかのような印象を受けます。

一輝の過去が急に決まったのでなければ、もっと前の段階から前振りをしておくべきだったかなと思います。

 

プレッシャーに負けてサッカーを辞めるとか言う割と重たい理由付けがなされていたので、もう少し丁寧にドラマを描いて欲しかったです。

雑ですね。

ゼロノス

変身する度に過去が消えて自分のことを忘れられる桜井侑斗の逆ですね。

 

記憶が消えるだけでは写真から消える事と繋がらないのですが、バイスの言う「思い出が消える」は写真や動画のような外部記憶装置の記録も含めてて消えるんですか?

かなり物理的な形で思い出が消えるんですね。

 

あの描写で主人公の記憶のみが消えているとするのは、なかなか無理があるように感じます。

過去の出来事そのものが消えていませんか?

写真から消えているのですから、あの写真を撮った事実そのものが消えているのでは?

或いは一輝の認識こそが世界を決定付けているのでしょうか?

そう言う話ではないはずですよね。

 

バイス

バイスは初めから一輝の味方だった風を装う描写が最近多めですが、バイスは力を使えば記憶が消える事をすべてを知っている状態で、一輝が記憶が消えていると認識するまで秘密にしていたんですよね?

 

さすがに、それで一輝の為とか、一輝を護るとか言うのは無理がありますよ。

せめて一輝に嫌われたり怖がられるのが嫌で言い出せなかったとか、何か言い訳をしてくれないと、事が露見するまで秘密にしていた理由が解りません。

 

そもそも、バイスは写真から消えた一輝をみて、面白くなってきたとでも言いたげな雰囲気でニヤニヤと笑いながら見ていましたし、一輝がバイスの力を借りるように人間を唆して悪魔を生むように仕向けたりしていました。

途中で設定が変わったか、どちらにも振れるようにしていたのでしょうが、ちょっと無理筋に見えます。