イドゥンの林檎

イドゥンの林檎

主にヴァンガード等、TCGの最新情報に関する雑記を綴るブログです

【仮面ライダーリバイス】 第27話「止めろ!暴君の暴挙と暴力の暴走」感想

構成が残念

折角、ホーリーライブの初披露の回なのに早々に嚙ませ犬的な扱いをされている所が非常に残念です。

先週変身した後そのまま戦っていれば良かったのに、初変身で引いて戦闘シーンは次週に持ち越しなんてするから…。

 

相手がギフ様なので仕方ないと言えば仕方がないのですが、パワーアップした途端に蹴散らされているのはあまりにも格好が悪い。

不憫でなりません。

 

ママさんは知っていた

仮面ライダーの事を知っていて平然としていたんですね。

凄ない?

 

パパさんが苦しんで逃げだ悪魔の力を、一輝にはあんたにしかできないんだからと力を使うよう促していたんですね。

何故に?

 

記憶喪失のパパさんより、記憶があって息子たちが悪魔と関わる事になっても知らない演技を続けていたママさんの方が怖いですよ。

一体何を考えてそんな態度を。

息子たちは悪魔と関わらないように、平穏に過ごせるように忌むべき事から遠ざけようと思わなかったんでしょうか?

 

オルテカくん

回想を鑑みるに、親の選民思想、過剰な自意識と自己評価をそのまま受け継いだ、蛙の子は蛙。

この親にしてこの子ありと言う感じの子供ですね。

親の背を見て育ったからあんな性格で、そのせいで親が劣等感を感じ暴力を振るう。

力で勝てないから内心で親を見下し留飲を下げ、それを見透かされてさらに暴力を振るわれると。

 

自身の親を含めて回り、特に大人を見下しているが、その見下している大人である長官に良いように利用されている道化が今のオルテカくんと言う皮肉な構図。

 

このタイミングでこんな回想を挟むのにはどういった意図があるのでしょう?

もう差し挿む余地が無いのでこの辺りで消化しておきたいだけなのか

或いは他者とりわけ大人を愚かだと見下しつつも父性を求めており、長官に自分の理想に共感し自分を評価してくれる都合の良い、理想の父親像を見ていると言うニュアンスでしょうか。

 

ホーリーライブ

装填したホーリーウィングバイスタンプの撃鉄を起こす事で羽根が展開し変身するスタンプ側のギミックが良いですね。

展開後はシリンダーの造形が露出し、ツーサイドライバーがリボルバー拳銃に見立てた武器になる点も素敵です。

スタンプの造形的にもバットよりもガンモードにマッチしたデザインをしていますし、モチーフもアルビノ烏とお洒落でかなり好みです。

 

動きも綺麗でカッコイイですね。

鳥獣モチーフを活かした滑空からの射撃が特徴的で良いです。

強化前のガンカタよりも断然良い!

 

ただ斬撃はちょっと微妙ですね。

斬るのであれば羽根の部分を延長した斬撃用のプロップを作って、もう少し見栄えがするようにして欲しいです。