イドゥンの林檎

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主にヴァンガード等、TCGの最新情報に関する雑記を綴るブログです

【ヴァンガード】 「迫りくる牙 ケイオス」「救いの泥濘 ケイオス」「穏やかな街の中 ケイオス」「冷徹な遂行者 ミカニ」評価

迫りくる牙 ケイオス

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評価:3/5

【起】【《V》】【ターン1回】:【コスト】[CB①、手札から1枚捨てる]ことで、あなたの山札を上から3枚見て、1枚選び、手札に加え、ユニットカードを1枚まで選び、《R》にコールし、残りをソウルに置く。

 

【自】【《V》】:このユニットがヴァンガードにアタックした時、あなたのソウルが8種類以上なら、あなたのリアガードを1枚選び、そのターン中、パワー+10000。13種類以上なら、1枚ではなくあなたのリアガードすべてを選ぶ。

 

【煌求者】(このカードは煌結晶を求める【煌求者】である)

手札交換&スペコ&ソウル供給

盛りに盛った能力ですね。

CB①で手札交換とスペリオルコールとソウル供給を一挙に行えます。

 

先に手札を捨てるタイプの手札交換である点は惜しいですが、盤面を増やす事でアドバンテージを得ていますし、ソウルも増やせる高効率の起動能力となっています。

 

欠点は先に手札を捨てる必要がある点、ソウルは増えるがSCではないのでSCに反応するカードとのシナジーがない点、必要な部分だけを行うと言う事ができないのでLOが見えてきた終盤には使い難い点です。

 

ソウル種類参照《R》パンプ

ソウル内の種類を参照してパンプを行う能力です。

 

最低ラインの8種以上で《R》1枚のパワーを+10000と条件の割にはかなり控えめ。

ライドラインの3種に加え、さらに5種をするに用意する必要があり、この時点でそれなりに難しい条件です。

 

フルスペックを発揮できるソウル13種以上なら《R》全面のパワーを+10000でき、前後列併せてパワー+20000、《V》はパンプできないので《V》ラインのみ+1000に留まりますが、全ライン+20000ともなれば結構なものですね。

禁令の邪瞳 クェン・ルゥ」等でガード制限を与えておきたくなります。

全ラインの数値が上がるのは確かに強力なのですが、苦労に見合っているかは疑問に感じます。

 

ソウルに13種揃えなければならないので、デッキ内のカードはハイランダーのように極力散らす形にしたいですね。

トリガーを散らしたり、動画でも触れられていたように守護者を1枚だけ「超動の舞姫 ミランダ」にする等、工夫が必要となりそうです。

 

総括

叙情詩の新規ライドラインです。

 

能力①はCB効率が良く優秀ですが、能力②のパンプはかなり制約が厳しく、扱い難いものに見えます。

十全に活かす為には別途《R》の展開も必要ですし、苦労して発動させても活かせるかどうかはまた別と言うのがツラい。

面白い動きなので個人的には嫌いではありませんが、「ロロア」軸や「タマユラ」軸の方が使い易そうです。

 

救いの泥濘 ケイオス

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評価:3/5

【自】:このユニットが「迫りくる牙 ケイオス」にライドされた時、SC①。SCされたカードがトリガーユニットなら、1枚引き、ノーマルユニットなら、あなたのソウルから1枚まで選び、《R》にコールする。

被ライド時SC&1アド

「迫りくる牙 ケイオス」にライドされた時SC①して、吸い込んだ札に応じてアドバンテージを得られる能力ですね。

 

トリガーを吸い込むと1ドローを行えるので、可能な限りトリガーを吸い込みたいですが、そうそう巧くは行かないものです。 

ノーマルユニットなら《R》を展開できますが、ソウルから展開する事となるので、ソウルを溜めたい「ケイオス」としては少々微妙な感じです。

損はないのですが、ソウルを吐きたくもない。

それまでに吸い込んだソウル次第ではダブっていて《R》要員としても丁度良いユニットが入っているかもしれませんが、そうでなければ折角増やしたユニット種類を削る行為なので素直に歓迎できません。

 

被ライド時ではなく、ライド時のcip能力なら出張要員として使えたのに。

 

総括

ケイオスのライドラインです。

 

被ライド時にソウルを溜めつつ、アドバンテージを稼げる能力そのものは優秀です。

通常であればソウルから1枚ぐらいコールしても殆ど痛痒はありませんし、美味しい能力なのですが、ソウルの種類が減ってしまう可能性があるので「ケイオス」軸では素直に喜びにくい能力です。

トリガーが入った場合には1ドロー出来るので、トリガーを吸い込めるよう一心に各自の神に祈って下さい。

 

穏やかな街の中 ケイオス

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評価:3/5

【自】:このユニットが「救いの泥濘 ケイオス」にライドされた時、あなたの山札を上から2枚公開し、その中からノーマルユニットすべてをソウルに置き、残りを山札の下に望む順で置く。

ソウル供給

デッキトップを公開し、ノーマルユニットだけを吸い込む。

 

公開する枚数は2枚と少ないですが、最大で2枚ソウルを増やせるのでれば悪くはありませんね。

ただアドバンテージを稼ぐ効果ではありませんし、ランダムなので最悪ソウルを増やせずに終わる事もあるのが困りものです。

 

また残ったトリガーをボトムに送ることになるのもネックです。

これで【超】トリガーをボトムに送ってしまうと悲しみを背負います。

何某かでシャッフルしなくては。

そうでなくともトリガー比率が下がりますからね。

 

総括

不確定ソウル供給を備えたケイオスのライドラインです。

 

アドバンテージを稼がないライドラインかつ、不確定要素の強い効果で、あまり使い勝手は良くなさそうです。

二枚とも外す事はまずないと思いますが、これならば「ディープ・ソニッカー」で良い気がします。

 

冷徹な遂行者 ミカニ

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評価:3/5

【自】:このユニットが《R》に登場した時、【コスト】[CB①、SB①] することで、このコストでSBされたカードと同じグレードの相手のリアガードを1枚選び、退却させる。

 

【煌求者】‐ケイオス(あなたのヴァンガードが「ケイオス」を含む【煌求者】なら有効)【自】【《R》【ターン1回】】:あなたのヴァンガードがアタックした時、あなたのソウルが8種類以上なら、このユニットを【スタンド】させる。そうしたら、そのターン終了時、このユニットをソウルに置く。

コスト参照除去

CB、SBを消費し、SBを参照して対象を決定する除去ですね。

 

SBしたGのユニットしか除去できませんが、対象は概ねG0~2の中から選べるでしょうし、二国家所属の除去能力持ちユニットなので使い道はありそうです。

 

ただ「ケイオス」軸的にはソウルを消費する事そのものに抵抗感があるので、若干噛み合っていないように感じます。

G制限に加えて、種類が被ったソウルとなると、かなり取り回しが悪い。

 

自己スタンド

《V》アタックに反応して自己スタンドを行う能力ですね。

 

同名制限はないので《R》に2体並べれば最大で5パンできます。

条件はソウル8種と厳しいですが、カウンターコストや手札を要求されないスタンド効果を得られると考えれば納得できる範囲の条件です。

 

欠点はタイミングですね。

《V》アタック時にスタンド効果が発動するため、1回目のアタック時には「迫りくる牙 ケイオス」のアタック時に発動するパンプ効果の恩恵を受ける事ができません。

パンプ効果を受けたまま2回殴れるから強いのに、専用サポートでこの仕打ちはちょっとないんじゃないかなぁ。

 

総括

「ケイオス」軸用のサポートです。

 

専用サポートのはずなのですが、微妙に噛み合っていません。

国家を跨ぐ除去効果持ち。カウンターを消費しない《R》連パン要員と魅力はあると思いますが、主軸と噛合っていない所にどうしても引っ掛かりを覚えてしまいます。