【仮面ライダーリバイス】 第24話「狩崎博士の戻せ!あべこべ大作戦!」感想
今週はちゃんとしている
一輝の身体を心配し、ヒロミの事で前科のある狩崎を信用できず、元に戻りたいが狩崎のアイディアを承服できず悩むバイス。
バイスの気持ちを汲んで、自身の安全を一時的に棚上げして好きにさせる一輝。
どちらも納得のできる言動ですし、お互いを思い合っていて良いですね。
こう言う関係ですよ、求めていたのは。
そして、それはそれとして、誘拐された狩崎を助けようとお節介を発揮する一輝も心地好い強引さで好印象です。
この雰囲気、言動が、本来描きたかったキャラクター性ではないかなと思います。
今までが若干失点が多すぎましたね。
狩崎への不信が拭えず渋るバイスを納得させる方法が「お前が信じる俺を信じろ」なのも、まぁ古典的で悪くはなかったかなと思います。
バイスが納得しなければ意味がないみたいなことを言っていたのに前言を翻して強引に説得したのはちょっとどうかと思いますが、一輝はそう言う強引な性格をしていますし、状況が変わったので仕方ありませんね。
狩崎賢い
ウィークエンドの表の顔に気付き、ベルトやバイスタンプから自身の父が組織に居ることまで確信している。
ちゃんと賢いじゃないですか。
今更感ありますが、パパさんの心臓が無いって話も忘れずに注視しているようですし、オルテカに誘拐された後の行動もしたたかで知性を感じます。
セリフで天才、天才と自称するだけの間抜けではない所が非常に良いですね。
誘拐
あんなに堂々といるのに、誰もオルテカに気付かず、普通に誘拐されていて唖然としました。
どうやって現れて、どうやって消えた…。
何故、誰も気付かない。
あのシーンだけ不自然なことだらけで違和感が凄い。
オルテカは時間を操作するスタンドでも持っているのですか?
真の力w
まさかパワーアップイベントを経て弱体化するとは思いませんでした。
元々強かったデモンズの何をどう強化するのかと思ったら、中身の悪魔が強化され、制御できなくなって悪魔に逃げられるとは…。
これがざまぁ展開と言う奴なのだろうか?
なんだか重い背景を抱えて闇落ちしたっぽい強くて非道でカッコ良かったオルテカが、ただの道化に成り下がってしまった。
お話によって、ちょいちょいおバカだったり、ダイオウイカ弱いなって時はあっても、ここまで間抜けを晒して笑いものになるキャラじゃなかったのに。
はぁ、非常に残念です。
デモンズドライバーに見捨てられたら、ただの危険思想の一般人じゃないですか。
来週カッコイイオルテカに戻れるんでしょうか?
ジャックリバイス
一輝主導のままで変身できるようになってしまった。
ハイジャック状態ではなくなったジャックリバイスに何の価値が?
あれはバイスが表に出たフォームだからこそあのデザインに納得があり、リバイをローリングバイスタンプで染め上げた上書きしたフォームだからあのカラーリングに意味があったんでしょう。
一輝が主導を握ったら、それらの意味合いが全部なくなってしまうじゃないですか。
何故そんな無意味な事をしてしまうのか。
あれではノーマルのリバイと何ら変わりありません。ガッカリです。
そこはもう少しうまく処理して欲しかった。
何故、ファングジョーカーのような上手い処理ができなかったのか、残念でなりません。
ついでに、落書きで属性攻撃するのも好みではありません。
そう言うのはボルケーノやバリッドレックスの専売にしてください。
出来る事が被ると個性が死んで他のフォームの価値が下がります。